第2話
「今日とってもいい天気だね!!」
やってしまった。絶対つまんないな。この話題。
「そうだね〜。こんな日はサッカーしたいかな」
「サッカー、やってるの?」
「うん。年中からずっとやってるんだ。」
そんな他愛のない会話が続いた。その時間はとっても楽しくて、短く感じた。
体育の時間、マット運動をする。
いつもは下ろしてる髪を結った。少しサイドが落ちてくる。ピン持ってくれば良かったな。
側転をしようと助走をつけてマットに手を着く。しかし、バランスを崩して変な転び方をしたのだ。痛い。立てない。どうやら足を思いっきり捻ったようだ。春菜がこっちに来て、大丈夫?と心配する。その瞬間、矢田がこっちに来て
「保健室行こう」
と肩を貸してくれた。彼は運動をしていたため少し火照っていた。私もそんなに運動していないのに火照っていた。それと共に心臓の鼓動が早くなる。バレてないか不安になる。
そして保健室に着いた。でもこのままの状態でいれたらいいなって思ってしまった。
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