第10.5話 ヤバ美、発狂後
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【その後、図書室にて。】
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オレ「おいおいオマエら、ヤバ美さんついにキレちゃたぜwww」
ホンダ「おいマジかよwww」
カナ「え?え?……それホント?」
当時教室にはいなかったこの2人に事の経緯を説明する。
オレ「実はな……カクカクシカジカで」
ホンダ「ワロタwwwwwwwwwww」
カナ「何それ、自分勝手すぎない!? ヤバ美サイテーすぎだよ……」
おやおや、カナさん珍しくお怒りのようですね。
オレ「まあまあ、カナ落ち着いて」
カナ「でも、ヤバ美に準備に参加しろっていう権利はなくない? 自分だって参加してなかったんだし!」
ホンダ「まあ、そうだよなwww」
カナ「ホントにヤバ美は何かクラスに貢献したの!?」
カナもめっちゃ怒るじゃん。
カナ「もう……我慢の限界だよ……ほんと自分勝手すぎ……」
カナが怒るのは、それだけいつもヤバ美には苦労かけさせられてるって事なんだろう。
別に俺達はこれからもサボればいいんだけれど、女子のドンのヤバ美が来いと言ってるんだから、カナは準備に参加しないといけなくなるだろう。
明日からはホンダとオレの二人だけがここに来ることになるのかな?
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しばらくして図書室に一人の女子が訪ねてきた。
「あ、カナいた!」
「ユウコ! どうしたの?」
コイツは確か……2組のテニス部女子の……
「ねえ、今ちょっと話せる?」
「いいけど……何かあった?」
カナともう一人の女子が図書室を出ていった。
いったいどうしたのだろう。
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