第7話 自分を殺す
口いっぱいに詰め込んだ薬物を飲み込んで何を思うのか。
喉越しの悪い物体が胃に収まる。
何が起こるかわかってんのに。
衝動がおさまらない。
わかってんだよ、もう。
マジでやってられねえよ。
上手くいかないと衝動に負けちまう。
どんだけ後悔してきたことか。
でも繰り返しちまう。
どうすりゃいいんだ、俺は。
また衝動に負けて薬漬けになるのか。
まあ、それでもいいかもな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます