閑話 残される人達2
目が覚めると知らない天井が目に入る
展開からして病院?
「あぁ起きましたか
具合は大丈夫ですか?」
声の主の方を見ると
駅員の格好をした男性がいた
「ここは?」
「駅員の休憩室です
倒れているのを見つけたので
ここに運ばせていただきました」
「あっ瀧平さんは?
あの電車で
「病院に搬送されました
お知合いですか?」
「仕事で少し…」
あの後、瀧平さんが搬送された病院を教えてもらい
来てみたところ
「先程息を引き取りました
ご家族様がいらっしゃらないようで
こちらで手続きをしているところです」
えっ?死んだ?ほんとに?
そのあと何も言えずその場を後にした
…とりあえず会社に連絡しないと
「天月部長、お疲れ様です 前川です」
「あ~
「18時頃、駅のホームで瀧平さんを見かけまして
挨拶しようと思ったんですが走ってる人とぶつかって
瀧平さんが線路に落ち電車に轢かれました」
「えっ瀧平さんってあの
「はい そして先程運び込まれた病院に行ったのですがもう...」
「そう...いったん切るわね
上に報告と今後の動きを確認してくるわ
多分リスナー向けの報告をすることになるからそれお願いしていい?」
「はい これから事務所に戻ろうと思います」
「うん、よろしく」
「では、失礼します」
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