第43話 変幻の聖剣

数週間後...

「貴方が英雄デクス様ですか?」

目の前に聖職者らしき人がいる

訓練中、応接室に僕に用がある客を待たせていると

父上に呼ばれたので軽く身なりを整え来てみると聖職者、しかもかなり位が高そうな人がいた

「そうですがなんの御用でしょうか?」

心当たりが見つからない

「神より神器“変幻の聖剣”を英雄デクス様の元に届けよとの命を受け王都の大聖堂より参りました」

あっもうできたんだ


「こちらが変幻の聖剣でございます」

「ありがとうございます」

タリア様に伝えた要望どうり

鍔の部分に3つの宝石のようなものがついた金色の聖剣を渡された

グリップには黒い皮のような素材のものが巻かれていた

宝石のようなものは中央のものが白左右のものが赤色だ

これってもしかして僕の黒髪と赤と白のオッドアイってことかな


「では、私はこれで」

「どうもありがとうございました

お気をつけてお帰りください」


せっかく変幻の聖剣も届いたんだし早速使ってみるか


まずはそのままで片手直剣として使ってみる

軽く振ってみる


…ちょっと軽いな

重くとかもできるのかな?

あっちょっと重くなった


もう一度振ってみる

…うんこれくらいがいいな


あっ対人訓練用の刃が潰れた剣もできるんじゃないか?


あっできた

変幻の聖剣便利だ

訓練用と実戦用が違うと違和感あるしこれはいいな


次はトンファーにしようかな

・・・できた

そして増えた

2つで1つの武器はこうなるのかな

鞘も変化できた

ベルト一体型にしておけば便利そうだ


見た目は右手のトンファーは3つの宝石が

3つの先端に1つずつついている

左は装飾が何もないシンプルな金色のトンファーだ


いったんここまでにしておいて神界に行こう

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