第4話 スッキリした【ざまぁ】について考える※複数作品のネタバレあり

はい。どうもケイティBrです。


本日、理想のヒロインについて考えるの通知が来た所。

ノンフィクション・エッセイの中でこの小説が

2022年2月16日、現在70位になってました。二桁ですよ。奥さん!


このビックウェーブに乗るしかない! 

と言う所で新しい考察をアップしていきます。


では、本題


スッキリした【ざまぁ】について考える

※複数作品のネタバレあり

タイトルは伏せ字としておりますがご注意ください。


前回は、読み直した所、【ざまぁ】構造、タイトル、キャラ付けの仕方について

の説明で終わってしまっていました。

今回は個人的に【ざまぁ】スッキリした例をあげて考察して行こうと思います。


中にはそれは【ざまぁ】じゃないよ! と感じ方もいるでしょうが

【相手や周囲を見返し】スッキリした物を紹介していきます。


☆1

複数シナリオで死んだり処罰され続ける


盾の○者→槍の勇○にて

ヴィッチ王女。美人局ハニトラキャラとして登場。主人公を誘惑し身ぐるみ剥いだあと、再会時に他の男と付き合ってるのムーブをかましヘイトを一瞬で稼ぐ稀代のビッチ。物語序盤は弱い主人公に対してマウントを取ってくるが、主人公が強くなるに従ってやり返される状態に。最終的には、本編で主人公に殺されますが、その後もスピンオフのIFストーリーでタイムリープする度に、色んな方法で殺され続けるキャラクターになる。


今では稼いだヘイトを返済しおえており。今回はどんなオシオキされるのかな? と言う目線で見てしまいます。


FA○Eにて

ヒロインの養父の息子。本編の複数シナリオで無残な死に方をし続けていた。彼のヒロインへの悪行は最後のシナリオで全てが明かされる。いままでのストーリーで養父の息子が、どのシナリオでも必ず無残な死に方をしているのを知ってるので、ヘイトが最高潮に達する前に【ざまぁ】されていた。


スピンオフ作品で、登場した時など

まだ養父の息子は悪い事してないのにサクッと死にます。

新しい物語になる度に一貫して【ざまぁ】し続けるのがスッキリするポイントだと感じます。


ただし、中途半端な【ざまぁ】をし続けるのは逆に不快感を感じる場合があります。

『ちょっと不幸になる→結構不幸になる→すごく不幸になる』

みたいな感じだと、あまりスッキリしません。

【半沢直樹】の様に一撃で倍返しするのが良いと思われます。


変形パターンとして

同じ作家の作品の中で、複数作品にまたがって、ある一族が処罰・処断され続けると言うのがあります。

そうすると読者も慣れて来ますので「あ、この名字の奴は一族郎党、みんなざまぁされるね!」と言う安心感を持って読む事が出来きます。


☆2

周囲から達成不可能だと言われていた事を成し遂げる

※所謂、WEB小説的【ざまぁ】とは違いますが見返すと言う点に置いて紹介します


バ○マンにて

高校生の主人公は絵は上手いが面白いストーリーが描けませんでした。漫画家になる夢を諦めていた所に、ストーリーが書ける友人と一緒に漫画家を目指さないかと誘われます。そして主人公とヒロインは約束をします。その約束は「アニメ化したら結婚する、それまで互いに直接会わない」と言う事です。そうしてお互いにアニメ化とそのアニメの声優になると言う努力をする事になります。


最終的に漫画はアニメ化され。主人公とヒロインは結ばれます。

周囲の反対や妨害にあう事もありましたが達成困難な内容を達成し周囲を見返す。

綺麗な周囲を見返す話しだと感じます。


グラン○ィアにて

多くの冒険者がまだ見ぬ世界を目指し、夢見た大航海時代が終わった。海の向こうには、延々と空まで届くほどの巨大な壁があり「世界の果て」と呼ばれていた。主人公はその壁の先を見に行く為に冒険に出ます。周囲はあれは[世界の果て]だからその先なんてない等と言いますが主人公は自分の目で確かめたいのです。物語中盤で、主人公は壁の向こうに行き「壁の向こうなんて無い」等と言う人々を見返す事が出来ました。そして、世界の危機を救う物語へと繋がっていきます。


周囲が達成が出来ないと言っていた事を達成し

見返したが、それは通過点でしか無かった。と言う話しでした。

この物語は、すごくスッキリしました!


実話でこの手の話しは多いです。


・電球を作る為に失敗し続けたが諦めずに挑戦したエジソン

・当時不可能だと言われてた有人飛行を成功させたライト兄弟

・ゴールドラッシュがもう終わったと言われ、そんな所を掘る奴は馬鹿だ。と言われたが金鉱をずっと掘り続ける事で、新たな金脈を見つけた男性(名前なんだっけ・・・思い出せない)


本来、この様な話しが正しい【ざまぁ】と言えるのではないでしょうか。


☆3

ハンデやコンプレックスを克服する

※所謂、WEB小説的【ざまぁ】とは違いますが見返すと言う点に置いて紹介します


一週間○レンズにて

ヒロインは主人公から幾度も声を掛けられたり言い寄られたりしますが、それを拒絶します。なぜならヒロインは人物の記憶が一週間しか持たないからです。それでもめげずに主人公は声を掛け続けます。そうするとヒロインにはある変化が訪れる様になりました。


攻略不可能なヒロインとどうやって恋仲になるかと言うストーリーです。すごく心が暖かくなりますし。主人公でなければ無理だった。と言う動機づけが出来れば、素晴らしいストーリーになります。最近だと、メインヒロインが僕だけにデレる。みたいなストーリーが、流れ的にはこのパターンに近しいのかもしれません。が一週間○レンズを超える事は難しいでしょう。それほどの名作です。


○豚令嬢にて

容姿に全く優れてない令嬢に主人公は転生してしまいます。しかもこのままではその令嬢は断罪されてしまいます。まずは周囲に嫌われない様にしつつ、美しくなる事を主人公は決意します。


ハンデキャップ過多な状態でスタートするが知識チートで原作シナリオを見返す物語ですね。ヒロインが美しくなって、周囲からモテモテになる辺りで、周囲を見返すのは完了しますので、その後のストーリー展開が難しくは感じます。

似たような話しで男性主人公で、豚公爵がありますが。そちらの方が展開の幅が広くて面白く感じます。


☆4

ヒロインがタイムリープ等で男の子を救う


男性がタイムリープしてヒロインを救って恋仲になる話しは多いですが。ヒロインがタイムリープ等して男の子を救う話しは意外と少ないですね。


【ざまぁ】ではありませんが、数少ない作品を紹介します。


OR○NGEにて

ヒロインは差出人が自分の名前になっている手紙を受け取ります。その手紙には、10年後の自分が後悔をしていて、その後悔を今の自分には味わってほしくないことと、対応方法が書かれています。最初ヒロインは疑いますが書かれている事通りの事が次々と起きてしまいます。


所謂知識チートですが、本人の記憶を持ち込んだ訳ではないので疑いつつも後悔しない様に行動する様に臨場感を感じます。

似たような話しとして未来日記があります。こちらも非常に面白いです。


☆5

ヒロインが自重を止めて無双する 女性版:俺TUEEE


最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか にて

※長い上にどこを切り取ればいいか分からないのでタイトルそのまま


実は元から最強ヒロインだった主人公が、理不尽を力でぶっ飛ばす作品。これ男性主人公だとよくありがちですが、女性主人公だと新鮮に感じます。とてもスカッとしますね! なんか最初の方に婚約者NTRされてた筈ですけど。あんま覚えてませんw


女性版、俺TUEEEのジャンルですね。

かっこいいヒロインみてると、相手の機微とかどうでもよくなります。


悪役令嬢がタイムリープや転生する

大枠ではここに分類されると思います。絶望の未来を回避する為、知識チートにより、自重をせず婚約者の王子を廃嫡させたり。ビッチを断罪したりします。正に俺TUEEEですね。


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いかがだったでしょうか?

その作品知らない。と言う物やこういうパターンもあるのか。と言う所で

皆様の脳の刺激になれば幸いです。


こちらのエッセイでは、今後も気が向いたら考察をしていきますので

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