第6話

 ある方へのコメントのコピペになります。以下


 来年からツイていれば大学に通う身なのですが、子どもには、理解に苦しむ価値基準がどうもある、と考え、時に苦しむことがありました。

 実は、こっちはまともな学校だったからかもしれませんが、ハーフの子にも悪いことは言われませんでしたし、そんなに貧しい子もいませんでした。むろん、親から干渉されたことも。成績が悪い子とは関わるなとか、嫌悪だとかそういうのはなかったです。


 むしろ、成績が良かった自分のことが許せなかった。結局、小中高大と最安コースで進学したので、偏差値上位○%なのでそれだけ周りの人と話せない、という。勉強のことなんて禁句で、実際いえば高校までは偏差値でマウントが取れる人よりもいかに勉強に興味がなく、ゲームができ、話題力と、話しかけるやる気が高い人の方が全然推奨されます。

 テストで8割を取ることが怖かった。かといって、自分の足を引きずるので6割は少なすぎる、という気持ちがあったり。


 なんだか、高学歴層と、そうでない層には、住み分け、もしくは分断があると思います。オタクと、マトモな人たち、という。マトモな人たちはオタクに対して、こう拒絶しますし「ちょっと何言ってるか分からない」と。その彼らの拒絶の方に僕は強く苦しみました。だから結局、彼らの思うようにもなれないし、彼らの享楽的で自己本位の態度に嫌気が差して、僕も離れることにしました。彼らが煽るような素振りを見せなければそこまではしなかったでしょう。


 これは……単なる僕個人の生きづらさに留まるかもしれませんが。



補:僕はあいにく神童ではありません。学年トップを高校で遂に手に入れたとはいえ、それは常にではないです。小中は上がいました。

 なんだか、中学のスマブラは僕のトラウマなのだろう。スマブラを通して負けてよく分かりました。「はい、ザコ〜」、だとか、そういう言葉にはウンザリでした。いじりもすごい嫌いでしたね。ここで言われた言葉が明日、彼と同じ、それ以上にポンコツな僕に言われるんだろうな、と思うと。

 二話で強調した通り、僕はむしろ成績を恥じています。確かに大抵の奴には負けませんがマウントなんてしたら、「ゲームが下手で話題もロクになる、話しかけるやる気もそんなにない」(上段参照)僕は確実に孤立します。成績をチラッと見られても。だから成績が振るわない時は快く相手に見せたりとかして。


 なんて贅沢な憂鬱でしょうね。あの方もこの言葉を仰っていましたが、贅沢な悩みは傲慢なんですかね? はてはて。

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