第99話 わたしの好きなエッセイ
最近、トップページの「注目の作品」に表示される作品を選ぶ仕様が変更され、エッセイを好んで読んでいるわたしのトップページには、「エッセイ」や「創作論」が優先的に表示されるようになりました。
エロい異世界ファンタジーや、エロいラブコメの煽り文句が氾濫するトップページには、正直いってうんざりしていたので、この仕様変更は大歓迎です。あとは、わたしの好みの小説ジャンルである「一般文芸」寄りの作品が表示されるようになったら完璧なのですが、「一般文芸」というジャンルはカクヨムにないので無理ですかね。
そうだ。一般文芸なのか純文学なのか、それともラノベなのか読者相互に評価し合うシステムがあってもいいんじゃないですか。作者の自己評価って、読者にとっては結構当てにならないので、読みたい作品を絞り込むためには結構いい考えだと思うけどな。
さて、エッセイの話に戻りますが、わたしのトップページに表示されるエッセイですが、病んでるエッセイの率が高いです。同じように、エッセイ系がトップページに表示される方いると思いますが、どうですか? わたしだけですかね。
病んでるエッセイ――好きですよ。興味があるので、「大変だなあ」とか「わかるわかる」とか思いながら読むんですが、(わたしの経験に限定していうと)キリのいいところまで続かず、エタってしまうのが多い。それが残念。
心や身体がしんどくて、だれかに聞いてもらいたくてカクヨム に書く気持ちは、ものすごくよく分かるんですけど、それしか書かないとエッセイってネタが尽きちゃうんですよ。同じことをぐるぐる書いている作品は飽きられるし、飽きられると書く気持ちもなくなって――結局、エタってしまうと。
だから、病み系エッセイは最近読みません。もっぱら創作系か日常系。創作系は、読んでると新しい発見があって小説を書く上で為になることがあります。日常系は、肩の力を抜いて読めるとこがいいですね。為になることは少ないかもしれませんが、飽きないですよね。
わたしのエッセイに関していうと、じつは病み系のエッセイでして――「小説書けない&読まれない病」の(笑)
ここ一年あまりはそうでもありませんが、二、三年前は本当に辛かった。とにかくPVがつかなかった。当時のわたしが書いた創作論やエッセイを読んでみると、PV欠乏の苦悩が文字と文字のあいだから滲み出てますから(マジで)。
真剣な話。リアルな病気でも、小説書けない病でも、しんどいときは、ひとつのことを思い詰めない方がいいと思います。しんどいことばかりに気を取られて、ほんとはすぐそばにあるホッとできることや、楽しいことを見逃してしまうことになりかねません。
人生もエッセイも、のんびり日常系が長続きのコツではないでしょうかねー。
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