第67話 不平不満を並べるバチ当たり
最近、☆やPVが低調なことに不満を持っている藤光です。
「なんでこんなに☆が集まらへんのやろ。みんな、おれの作品読んでくれよ~」
と毎日のように思っています。
が……、その一方でまた、こういうことも考えました。
☆☆☆
休日街を歩いていると、一見してデートをしている最中のカップルなのに男女両方または片方が楽しそうにしていない(つまらなそうな態度をとっている)とか、小さな子どもの手を引いたお母さん(またはお父さん)が、楽しそうな子どもとは対照的につまらなそうな(子どもが楽しそうにしていることに無関心そうな)態度をとっいる光景に出会うことがあります。
――なんてもったいないことをしているんだ。
と、わたしはちょっと悲しくなります。
もちろん、つまらなそうにしている人たちにはそれなりの理由があるのだと思います。体調が悪いとか、悩みを抱えているとか、いまけんかしてきたばかりだとか、いろいろね。でも、きっとそうじゃない人もいる。それは楽しもうとしていないから楽しくない人たちです。
わたしは女性とデートするなんてことがほんどない人生を送ってきました。子どもを授かったのも人並外れて遅かったと思います。だから、つまらなそうにデートしているカップルを見ると「おれと代わってくれたら、とびきり楽しんでみせるのに!」と思いますし、つまらなそうに子どもの相手をしている親を見ると「おれと代わってくれたら、もっと子どもと楽しんでみせるのに!」と思います。
恋人とデートする時間や、小さな子どもとお出かけする時間っていうのは、欲しいと思ってもなかなか手に入れることのできない貴重な時間です。もともと少ないものだし、いつかはなくなってしまうものかけがえのない時間ですよ。そういう時間を持っている人には大切に過ごしてほしいなあ。
なにが言いたいかというと、わたしはいつの間にか、つまらなそうに子どもの手を引いているお父さんになってしまっていたんじゃないかということです。大切な時間を使って読んでくれたフォロワーさんからもらった☆が二桁もあるのに、それが少ないと不満を並べたてて
もっと☆が集まる効率的なやり方はないかな~」
なんて考えていたのです。なんというバチ当たり! しばらく自主的に反省します。☆をくださったフォロワーさんたち、すみませんでした。余計なことを考えずにいい小説を書くことだけ考えます!
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