第44話 自主企画の感想です
前回、「筆がすすまないんです」と泣き言を書いたところ、みなさんからたくさんの激励をいただきました。おかげさまで三題噺を書きあげることができました。みなさんそれぞれにお礼しなければならないところ、この場を借りてお礼を述べさせていただきたいと思います。
ありがとうございました。
さて、久しぶりに開催した【三題噺の競作】も盛況のうちに、開催期間を終えました。自作を含めて9つの力作が集まりました。参加してくださったカクヨム作家さんたちお疲れさまでした。
今回は、「金魚」「ダンボール」「女の涙」という3つのお題を元に短編を書いてもらったのですが、いつもより不思議な世界観の作品が集まったように思います。Y.Tさん「この世界に於ける条件。」、高黄森哉さん「玉サバの治療」、SSSS.SLOTMANさん「日常」、長月瓦礫さん「四角の金魚は魂を運ぶ」なんかがそうです。そういうつもりで読むと、タイトルもなんとなくシュールです。
尾八原ジュージさん「知らん女に金魚食われた話」
内容もタイトルそのままという、とてもシュールなホラーです。でも、そこは尾八原クオリティ。とても読みやすくておもしろいです。
藤咲沙久さん「涙の海を金魚は泳ぐ」
文句なし今回のイチオシです。ボリュームもドラマもどんでん返しもあります。ある意味わたしの自主企画にあげるにはもったいない作品。おすすめです。
【三題噺の競作】「金魚」「ダンボール」「女の涙」
https://kakuyomu.jp/user_events/16816927862503813514
自分で書いてみて、そしてみなさんの作品を読んでみて思うことは「女の涙」の処理の難しさでした。私も含めて、みなさんこのお題にひっぱられてしまい、結果的に同じような話になりがちだったかな~と思います。もうすこし「女の涙」に意外性を持たせた作品があつまるのかなと思ってました。三題噺って難しいですねえ。
次の自主企画は、現在開催中の【三題噺の競作】「渋滞」「着ぐるみ」「鯉のぼり」です。ゴールデンウイークと時期が重なりますが、どんな作品が集まるのか楽しみです~。
【三題噺の競作】「渋滞」「着ぐるみ」「鯉のぼり」
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