ふわとげ♀
※槇君が女の子です。(※先天性女体化)
※俺の性癖です。色々と配慮してないので解釈違いには注意してください。
そういえば授業で使うノートを部室に忘れたなと思い、僕久真旭は部活の活動日ではないがガラッと部室のドアを開ける。
「ん?あ、久真か!」
「槇先輩?!」
しまった!普通にノートを取って帰るつもりだったのに先客が居た!
「先輩なんで…ここに…ってケガ!?」
槇先輩は自分の腕に包帯を巻いてる途中だった。
「あーこれか?サッカー部に助っ人しに行ったんだが…パスを受け取り損ねて、ちょっとケガしちゃってさ…大したケガじゃないから心配しなくて大丈夫だぞ!」
「…先輩は女の子なんだから…自分の体、大事にしてくださいよ…(小声)」
「え?」
「えーっと…先輩、包帯貸してください。自分で巻くよりは良いと思うので…」
「ほいっ…って手際良いな?!」
「よく自分のケガの手当てするんで…」
「そういや久真はスポーツ苦手だったな!」
「それは言わないでくださいよ…」
「あーすまんすまん!部活休みに苦労かけて悪いな」
「僕が部室に来なかったらどうするつもりだったんです?」
「その時は自分でなんとか…」
「いや、先輩出来ませんよね?」
「ギクッ」
「槇先輩は「自分は完璧な先輩でないと!」とか思っているんでしょうけど、たまには弱さを見せても良いんですよ。同好部の皆が良い人達なの先輩がよく知ってるはずです…。」
「うん」
「って…何、先輩相手に生意気言ってるんだ俺…!あ、手当て終わったんで帰ります、先輩お大事にです。」
「おう!ありがとうなー」
バタンと部室のドアが閉まる。
「ところで久真は何で部室に来たんだ?」
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部室から慌てるように飛び出して、落ち着いたところで廊下にしゃがむ。
「先輩相手に何やってんだ…俺…」
でも、先輩のボタン開けまくったシャツから覗く下着を凝視しなかったことだけは褒めて欲しい。
こういう邪な考えをしている時は色々思い出すモノで…
·
ネズミ「皆さん、知ってるですか!女性の二の腕の柔らかさは胸の柔らかさといっしょらしいです!」
トラ「それいつ使える豆知識だよ、ネズミ!」
久真「…」
キツネ「ほらー久真君苦笑いしてるでしょ」
カバ「私の二の腕もぽよぽよの自信ありますけど触ります?」
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そういえば…槇先輩の腕…
「柔らかかったな…(小声)」
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·
.
一方槇は…
「あれ?久真って、あんなにカッコよかったっけ…?」
手当てされた腕を大事そうに触りながら、呟いた。
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槇君の事はちゃんと女の子と見てる久真君と久真君の事をやっと男の子と意識し始めた槇君の話でした。
台詞とか解釈違いだったらすみません、私は書いてて楽しかったです(笑)
[おまけ]
Q1:槇君のケガの具合について教えてください?
A1:稿正前の文章では「パスを受け取り損ねて、顔面から転けてだな…」って書いてました。まあまあのケガです(笑)多分手と腕擦りむいてる、あとおでこ赤くなってそう!
Q2:久真君のノートはどうなったの?
A2:翌朝、仙娥滝先生に部室を開けてもらって取りました(笑)
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