第13話ラムド帝国軍 集結
5月24日ラムド軍は、西部戦線から東部戦線へ兵力を移動を開始した。
これにより、ラムド軍の東部侵攻計画の準備が着々とすすんだのである。
ラムド動くの1報を受けて
ロイドは直ぐロンメルの元へ急いだ。
報告を受けたロンメルが言う
西部戦線の結果を見ればわかると思うが、ラムドの指導部は、
西部の列強国を駆逐して君臨したのだ。
まさにこれが、ラムドの戦争目的であるのだ。
また、世界制覇達成のために、ラムドとしては、邪魔な我が国
に戦争を仕掛けてきたのである
もし、仮にも奴らがタナス要塞を取った時点で、彼らは勝利を
確信し慢心するだろう。
さらに、彼らがタナスを取る理由は、多分2つある。
1つは、タナスが我が国の玄関口であり西部との国境線であることだ。
それ以上に重要な理由は、戦後を見通してのことだろう
さらに、[ラムド軍は飛び兎作戦で来ると思うのだ。]
そこで敵の補給線を潰すために、ケイミ少将とサラ准将に
本作戦を託したのだ。
今度はわれわれが、敵を参らせてやるのだ
と、言って、ロンメルは笑ったのだった。
攻撃は最大の防衛なり、というのが、これまでの考えであった
しかしロンメルは、今度の戦は防御そが最大の攻撃力であ
ると言う
参謀本部の研究は、まさにそうしたわれわれの基本方針の
具体的実践といえる]
まさに発想の大転換であった。
ロンメルは、6月3日全軍に対し通達を出した。
第1期作戦計画の終了しだい、速やかに作戦行動を開始させたのだった。
さらに
東部までも手に入れようとは浅はかな考えである
とくに、ラムドは、対西部戦線での戦争で
42万もの大軍を送り込んだ戦争であるから、
国内は疲弊しつつしており
国家予算に占める戦費は膨大である。
かくして、ついに 6月9日開戦日の前日を迎えたのである。
ティオスは、いかなる秘策を以て、ラムドと戦うであろうか
そして、いかなる戦略を操り、敵を翻弄するのか‼
国力と兵力の絶対的不利を克服して勝利するには、頭を使って
戦う他ない。
小よく大を制するには奇策を用いるしかないのだ。
ハリス·イリスは、かねてより立案策定されていたBS号計画
に従い、ケイミ少将·サラ准将をライの砦とロスの町の両方面に派遣したのである
彼女らの出発時刻は午後18時であり
敵の目を誤魔化すため、闇に紛れての移動であった。
これにより、ティオス軍の作戦行動が全て
完了したのであった。
このラムドの侵略戦争を止めるため、東方諸国は反撃にでることになった。
これにより、ティオス参謀本部は、⁇⁇元師を最高司令官に
任命したのだった。
[世界をラムド帝国の魔の手から譲るため]
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます