風景描写や戦闘描写を上手くなりたい!!
ここはエイルのほぼ独学なのであってるとか、これしか無いわけではありません。そこは理解の上で活用してくださいね(*^_^*)
基本の基を説明します。これが全てと言っても過言ではありませんけどね。
先ず大切なのは読者は想像して音声や映像もしくは静止画をイメージする人が多いです。
逆にそれら音声や映像、画像さえ読者がイメージ出来れば良い事になります。細やかな説明をしすぎても邪魔ですし、少ないとイメージを作成出来ません。
つまりはある程度は読者の裁量に任せつつでも作者のイメージを共有出来る必用があります。
これが基本であり答えです。何が足りない?何が多いのか?基本的には上記の読みやすく伝わりやすいイメージ出来やすい文章から逸脱してるということです。
さて多い方は削ればいいので文字数制限をかけて、ダイエットすれば解決します。何が本当に必要なのか何を伝えたいのか?何が重複してるのか?そこを理解するだけで良いですからね(*^_^*)
問題は足りない方なんですよ。だって書けない足せないから、不足してるのです。だから何を足せば良いのか、何を書けば良いのかがそもそも分かってないということでしょう(´ε`;)ウーン…
エイルの思う症状をいくつかピックアップします。
1つ目、作家の中で風景などなどイメージがあるからストーリーや会話を中心に執筆している。
これは全編にわたり会議室や立ち話的なシーンのように書いてるパターンです。地の文章が不足しているのでどんな場所では、【ホテル】や【山】などあまりにも抽象的過ぎる。また時間経過や時間帯などの情報、服装や雰囲気などなど作家の中にあるから書かない。読み返しても作家にはイメージがあるので読めてしまう。
例えば
これらの情報がないと意味不明です。説明がある程度ないとイメージは伝わりません。
2つ目、逆に作者の中でイメージがないまま書いてる。
そもそも風景や人物像が全くないまま執筆しているパターンです。無いものを読者にどうにかしろと求めること自体が間違いでしょう。
これはもう少しイメージを作れば良いのですが、出来るだけ上手い作家様(理想はプロ作家で有名な作家様)の作品を読む事です。
とにかくイメージを作れないと文字にする事すら不可能です。どうせイメージを、作るなら上手い作家様の文章をインプットする方が良いですよね?
特に漫画やアニメが好きで文字だけで簡単に作れる小説に手を出した人には多いかもですね。小説に必要なイメージ量の不足です。
3つ目は、文章力の不足です。
イメージはあるし説明をする気持ちもあり実際に書いてある。でも伝わらない。
これは過不足ではなくて、読み難いくてイメージが難しい。例えば文字なので細やかな配置や長さ、角度や芸術などなど表現が難しい事柄が存在します。
例えば【美しい戦艦】を描写したい。これをそれこそどう美しいのか、何かに例えて伝えるこれは書きやすい。でもこれを形状を文字で説明して美しさを伝える執筆をするのはめちゃめちゃ難しい。かなりの文章力が求められますから、技術が追いつかないでしょう。結果はもちろん読者に伝わらない。
説明の“やり方”だけでも難易度は変わります。もちろん、そもそも伝えるだけの筆力がないかもしれません。
もしもし難しい伝え方を選択してるなら、そこを変えるだけでよくなります。もしもし文章力、表現力不足ならやっぱり上手い人作家様の作品を読む事、また本気で練習するなら、上手い作家様の文章を複写してみる事です。
そこには何気なく読み飛ばしてしまうけど、色々な技法や書き方、魅せ方などなど見つけられるかもです。
そして特に難しいのが戦闘描写です。激しい動きがあり、目まぐるしく状況が変化します。さらに魔法とか武器とかも入りますし、パンチだけでも色々とあります。
ダメージ具合も必要ですし、風景の破壊すらあるでしょう。
ぶっちゃけこれは難しい。エイルもまだまだ未熟で最近やっとちょっとは読めるシーンが書けるようになりました。
では少しだけ、エイルの風景描写や戦闘描写を置いて軽い解説をします。長くなりますがお付き合い下さいませ(*^_^*)
【赤いハンカチがある部屋の様子】
カーテンが開け放たれた東向きの窓からは日光が差し込んでいて、刻々と誰もいない部屋を明るくしている。
その部屋にある背の低いテーブルの上に、少し崩れた四つ折りハンカチが置かれてる。赤地にミッキ○マウスの絵柄がプリントされた、少し小さくて子供用だろうか?
たぶんテーブルの近くにあるタンスの半開きな引き出しから急いで出されたのだろう。
そんなハンカチが置き忘れられたであろうテーブルの横には赤や黄色、青などカラフルなボックスが置かれてる。
その中にはぬいぐるみや積み木、絵本、塗り絵にクレヨンなどなどおもちゃが詰め込まれている。きっと夕方頃には持ち主の笑顔をたくさん作り出すのだろう。
今は静かな部屋の片隅には、まだまだ使われた形跡がほとんどないシステムベッドデスクが鎮座している。おもちゃ箱が今の部屋の主役ならこのシステムベッドは未来の主役になるのだろう。気の早い大人が贈ったのだろうか?
こんな誰もいない部屋で赤いハンカチは幼い主の帰りを静かに待ってるのだろうか?それとも手を拭くという役割を今日は果たせない事を悔やむのだろうか?
きっと忙しい朝に忘れられた事で寂しくしかしながらどうすることも出来ないでただただ、そこに在るのだろう。
それでは少しだけ解説をします。
先ずは時間帯は日の光そして東から差し込むのは朝と分かります。
背の低いテーブル、少し崩れた四つ折り、子供用?、半開きのタンス?そして急いで出したポイ。
これらで出かける前に子供か親が慌ただしく用意した姿が想像されます。そんなシーンは言及してませんが想像力で読者に埋めてもらってます。ついでに背の低いテーブルは伏線です。
その後にあえて玩具ボックスがきます。ここまでに想像された子供が居ますからきっと楽しく遊ぶ姿が容易に想像されるはずです。
かなり幼いであろうという情報が追加され、背の低いテーブルな理由もここにあります。だって背の高いテーブルだと幼く小さな子供には使いにくいですよね?
また、ここで子供部屋なのはある程度確定します。もちろん部屋の主は子供です。
次に部屋の主の年齢と部屋の主をさらにシステムベッドデスクで絞り込みます。リビングや共用部屋の確率はかなり下がるはずです。そして使ってない=勉強してない年齢=幼稚園か保育園くらいそして気の早い大人に贈られた?愛されてる子なのも想像させますね。
最後に少し忘れ物な赤いハンカチへ視点を戻して物悲しい忘れ物感を出して終了です。
ちなみにエイルのイメージは保育園の子供が頑張って用意したけど、保育園に必要なハンカチを忘れて出かけた直後の部屋です。
大きな問題がない程度の差で伝わってますでしょうか?文字数はこれで約500文字ちょっとです。多いと思いますか?それとも思ったよりも少なかったでしょうか?
それでは戦闘描写は置いておきます。解説はまだエイルの実力では出来ない気がしますからやめておきます。
なお赤ちゃん目線で、抱っこされながらオークとの戦闘を見てるというアホほど難易度が高いシーンです(笑)ついでに出会いのシーンでもある。これこそやめとけそんなの書けないからな。って書き方ですね(´;ω;`)ブワッ
小川の真上の空間がグニャリと歪んで、一瞬金属ぽい塊?いや壁?と人?が見えた気がすると強烈な光で目眩ましになる。
ズシン!
オークのいた辺りから転けたぽい音がする。オークも驚いて突進が止まったなら、少し長生き出来たと感じたけど、このままなら逃げられない。オークに踊り食いされる恐怖の支配は終わらない。
「??何が起こった?待機しか言われてないのだけど?なんで森?さっきまで海軍の艦艇で海上にいたはずなんだが??あーー!めっちゃこの赤ちゃんかわいい♪」
日本語が聞こえて、なんか意味分からないことを言ってるけど男の声だから助けてもらえるかもしれない。
オークから助けて!
「あーうーあー!」
「かわいいなぁ♪親はどこにいる?森に赤ちゃん普通いないはずだよな?捨て子か?迷子か?」
「ブフォー!」
なんかオーク怒ってる!?そして男の人はオークに興味なし!?シカトされてオークがキレたよね!!
「なにあれ?豚と人間の遺伝子組み換え?それにしてはいろいろ間違ってるだろ。もしかして赤ちゃんの親?」
そんなわけあるかー!
「あうー!」
オークが突進してくる。私食べられる!!そいつ返り血酷いでしょ!!そんなのと一緒にしないでよ!!
「どうでもいいか」
彼は私を抱き上げてオークの突進をあっさりかわすと、ほっぺたをツンツンしてくる。
助かったー。ツンツンしないでよ
「あうー。あーうーあー」
「この子本当にかわいいなぁ♪お持ち帰りしたい」
発言は犯罪者だけど青系の迷彩服に同じ迷彩の帽子を被った理系細マッチョイケメンで、偉い軍人というよりは戦争映画とかで最前線で戦闘してる人って感じの20歳前半くらいの男の人だね。
「ブフォー!!!ブフォー!!!」
男の人の迷彩服をギューと掴む。そして反対の手てオークを指差す。
「親じゃなくて敵か?」
全力で頷く。彼は再び突進してきたオークを見ることもなく、ひらりと回避してしまう。
「言葉通じてる?」
なんて聞いてくるから、頷く。
「ブフォー!!ブフォー!!!ブフォー!!!」
オークがマジギレして3度突進してるけど、またひらりと突進を回避してしまう。
「倒してしまってもかまわんだろ?どう見ても人型のヤバい肉食獣だしな」
頷くけど、それは死亡フラグでしょ。巻き込まないでよ。
彼は、少し立ち位置を変えて低い岩の手前の所を選択するとオークに真面目に向き合う。
「ブフォー!!!ブフォー!ブフォー!!!」
オークは一つ覚えで、突進を始めると彼はカウンター狙いなのか蹴りを真っ直ぐ最短最速で、オークの顎に向けて放つ。でもオークのガードの方がさらに早く腕をクロスさせて蹴りを受け止めようとする。
死亡フラグ立てるからだよ!スローモーションのように遅くなった世界で私は心の中で呟く。これは殺されるやつ前の走馬灯の手前だよね!?そう、ゾーンとかそういうのだよね?
しかし彼は上半身を反らして蹴りの勢いも利用し宙返りに変更して繰り出していた蹴りの軌道を変えてオークの手のガードを避けてしまう。
私は抱かれているから当然まっ逆さまになる。
宙返りなので彼の両足が上がっていて、その両足でオークの頭を挟むと、オークの突進の勢いと彼の宙返りの勢いが合わさり、オークが浮き上がり私の真上を通過して、さっきまで、真後ろにあった低い岩にオークは脳天からドゴーン!と突き刺さる。
サマーソルト脳天落としがオークとってはカウンター、つまり予想外の状態で放たれる。オークの手は蹴りのガードのために下げられていて受け身は全くとれていない。
彼のあえてガードさせた蹴りは、このカウンターのために使ったフェイントだったみたい。
彼は素早く距離を取るためにオークが突進してきた方向に半回転ステップをして振り向く。
彼が立ち位置を変えたときに岩の手前だったのでオークは脳天から岩に直撃したみたいで、頭が潰れたトマトになり、首とかはたぶん胴体にめり込んでいて肩から上が無くなっている。
カッコいい!
「あうー!」
どうでしょう?解説?だから無理だからな!!参考にするならもっと上手い人を探してね(*^_^*)
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