先ずは読みやすくしよう 表現編

 引き続きエイルですよろしくお願いします。

 

 今回は【気まぐれ】様よりアドバイスいただきました、これ何が言いたいのだろう?と読者に思わせてしまうとアウトな表現、描写についてです。

 

 ぜひ気まぐれ様のところにも遊びに行って下さいませ。

 https://kakuyomu.jp/users/kimagureru

 

 エイルはとても感謝しております。

 

 

 さて、肝心要の内容に移ります。

 

 何が言いたいのだろう?なぜ読者がそう思うのか。

 

 エイルなりに考えてみました。小説はSNSと違って作者から読者への一方通行的なメディアです。

 

 感想や近況ノート、外部のSNSなどで会話可能ですがそれでも書く側と、読む側に別れてしまいます。


 書く側の意図、イメージが上手く伝わらないと面白さが読者に伝わりません。

 

 こうなると読むために解読作業や作者様の意図を考えなければなりません。そんな事をするなら違う作品を探しに行く人が多いでしょう。

 

 エイルなりにいくつかパターンを考えてみました。前回の内容と少し被りますがご容赦下さい。

 

 

 一つ目です。前話でも少しふれましたがワープ系の作者様に多いかもしれません。文字数が書けないよという人は要注意だと思います。

 

 単純な風景、心理の描写不足のケース。


 筆力不足や読書量不足、イメージ(設定含む)不足などで何処にいるのか、何をしているのか、何を考えているのか、それがないために発言や行動原理の意図が読者に伝わっていないのです。

 

 これは即時解決は難しいですが書いて読み返す。単純な作業ですが足りない描写が見つけられるかもしれません。

 

 エイル個人的にはこの後に提案している1万文字の短編は良い練習になると思います。あれはかなりレベルが、高いので無理なんですけどって作家様は別途相談してくださいな。

 

 

 二つ目です。上と似ていますが原因が異なります。

 

 作者の脳内風景などのイメージがしっかりありすぎるために、不要と判断したが読者には必要なために伝わらないケース。

 

 エイルのパターンで、特に戦闘シーンで書きすぎるとスピード感が失われる気がして、書き足りない事があります。

 

 エイルの場合は脳内にイメージした物語を文字に変換しています。この場合イメージが固まりすぎて全てを書くと無駄が発生するために、取捨選択をします。

 

 この捨てた部分が多すぎて、情報量不足で読者がイメージ出来ないという事です。

 

 これは見つけるのが難しくて、作者には不足情報が脳内イメージで補完出来てしまいます。対策はイメージを忘れた頃に読み返してみるくらいでしょう。

 

 

 三つ目です。これは本当に何言ってるの?と言うやつです

 

 四文字熟語、故事成語、熟語、ことわざ、言い回しなどの言葉の根本的な間違いのケース。日本語の勉強をするしか無いですね。

 

 例をあげると

 

 五里夢中・・・すっごく夢中な様ってこんな言葉はありません。

 

 五里霧中・・・迷って方針や見込みが立たないことこれが正しい。

 

 河童の川流れ・・・楽しく遊ぶではなく、上手い人も失敗することがあるという意味です。

 

 足が出る・・・予算オーバーです。

 足が早い・・・移動が早い。食べ物が腐りやすいこと

 

 極々一部ですがこのように言葉の正しい意味を知らなければ間違いで使ってしまいます。読者にしたらなんだコレ???となりますね。

 

 これは国語というか日本語を勉強して下さい。誤字脱字レベルの間違いですが、作家本人には気がつけない致命的な問題でもあります。

 

 

 四つ目のケースです。今度は少し違うパターンです。

 

 無駄な情報が多くて必要な情報が埋もれる。これは書かないと伝わらないと思いすぎてることが原因でしょう。  

 

 例えばマンションの自室で眺めてもない窓の外の風景とか、キャラのストーリーと全く関係ない妄想的な思考などですね。

 

 キャライメージを伝えるためや風景描写としてはありなのですが、同時に本編ストーリーからの脱線でもあります。

 

 そして伝えようと言葉を重ねれば重ねるほど、必要な情報が無意味な情報に埋れてしまいます。読者に取捨選択をさせなければならなくなります。取捨選択するなら他の方の作品を読むとなります。

 

 読者のイメージに任せる事も技術かと思います。

 

 これもこの後に紹介する短編が練習になると思います。  

 

 このパターンの人は文字数が足りないはずなので無駄な描写のカットをしなければならなくなるからです。ここまで書けるなら、やってみる価値はあるとおもいますよ。

 

 

 五つ目のケースです。これはこれでエイルはありだと思います。

 

 そもそも感性が、独特過ぎて伝わらないケース。これはこれで一つの才能かと思います。

 

 エンタメとしての評価は無くても芸術、アート作品なのです。カクヨムを含むネット小説としては評価なくても別の何かでしょう。

 

 人に出来ないことが出来ると誇れると思います。

 

 これで商業的に成功するのかとか、読者が着くのかとは別問題なのかもしれません。

 

 さてエイルが思いついたのは、このくらいです。他にもこんなのあるよ。間違ってない?解決方法あるよ!などなどなんでもお待ちしております。

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