先ずは読みやすくしよう
改めましてエイルです。よろしくお願いします。
タイトル、キャチコピー、あらすじの冒頭を修正してPVが増えましたか?
一気に増えて満足しているなら、エイルが後ろから追いかけます。
さて、小説を書くのは簡単です。LINEの様に文字を入力してアップすればいい。ですが読んで貰えない。
1話目しかPVが入らない。星が付かない。作品にフォローが付かない。
その状況から一緒に抜け出そうという内容になります。
前話のさこゼロ様からのアドバイスで、1話目だけはPVが入る状態ではありませんか?
それは読者の気を引けても内容を読んでくれない、もしくは続きを読むのをやめた、という症状です。
では対策を解説するので、エイルの自己紹介をしておきます。
ペンネーム エイル
素人ファンタジー作家
初投稿 小説家になろう 2020年6月
代表作 転生特典ゼロ!?スキルも皆無!?理不尽な異世界になんか負けません!!〜史上最弱少女マスターのダンジョン経営戦記〜
このダンジョンマスターはカクヨムにエイルが最近になって投稿開始した長編になります。
別サイトですが、小説家になろうの現状は、146話公開で約120ブックマークと約370pt、約11万3千PVとなっております。2022年2月現在です。
異世界ファンタジー激戦区のなろうで約上位20%には確実に入っていると思われます。もしかしたら上位10%を超えてるもしれません。日間ランキングにギリギリ入ったこともあります。
これが素人ファンタジー作家のエイルです。少しはこのあとの説得力増しましたかね?
カクヨム版はなろう版とあらすじは同じですが追加で校正してあり、誤字脱字や描写など微妙に変更してより良くなっていると思います。
もちろんカクヨムでは2022年1月末からの投稿開始ですからやっと2月始めで、100PVの☆15の最底辺作家になります。
2022年6月22日1万PV超えました。カクヨムでも累計で上位10%より上になります。
ここからが本題です。
作品が面白い面白くないも、とても大事なのですが、最初にするべき事は違うと思います。
それは日本語のルールを守り読みやすくする事です。
いくら面白くても、読みにくいし、日本語のルールも守られていないライトノベルは内容を読んで貰えないからです。
せっかくタイトルとキャチコピー、あらすじを考えた苦労もここで水の泡になってしまいます。
なので最初に見直すべきは日本語のルールと読みやすさが、あなたの小説に備わっているかなのです。これをクリアして内容を読んで貰えるのです。
面白くても“読んでもらえなく”ては意味がありません。
堅苦しい説明より実例が一番です。エイルの短編、【盾のおっさんとツンデレ花嫁】短編版の冒頭を使います。
剣と魔法で魔物を倒し村を守りながら畑を耕す異世界のナセル王国の辺境の人口百人ほどの村に46歳の男がいた。嫁はなく稼ぎは酒に注ぎ込むから太りお腹はボコッと出た酒太り仕事は狩人だが足が遅く武器の扱いも下手なので村人が一緒に行くこともないボッチである百人足らずの村なのだからその男のことは全員知っている村人達は彼を口々に呑んだくれエースと蔑んだ。
村のエースなって欲しいと親に付けられたエースの
名前負けした男は今日も酒のために
村を出る準備をする。
ダメな例です。先ずは段落がなく文書がゴチャゴチャしてて同じ行を読んでしまうこともありそうです。句読点がなくて、ひたすら文字ばかりで辞書みたいですね。最後の改行もおかしいです。
この見た目では即時ブラウザバックされてしまいます。
次にエイルのアップのヴァージョンです。
剣と魔法で魔物を倒し、村を守りながら畑を耕す異世界のナセル王国の辺境の人口百人ほどの村に46歳の男がいた。
嫁はなく、稼ぎは酒に注ぎ込むから太りお腹はボコッと出た酒太り、仕事は狩人だが足が遅く、武器の扱いも下手なので村人が一緒に行くこともないボッチである。
百人足らずの村なのだから、その男のことは全員知っている。村人達は彼を口々に呑んだくれエースと蔑んだ。
村のエースなって欲しいと親に付けられたエースの名前負けした男は今日も酒のために村を出る準備をする。
先ずは段落がありますね。段落はデバイス環境の影響を受けにくく読みやすくしてくれます。更に文の塊を分かりやすくしてくれます。
スマホ版だと段落は右上の﹀をタップ、左上の□みたいなのをタップすると、
句読点も入っていますね。
文末は。をある程度文の内容量変わるところや同じ文字が続くところには、を入れます。
もう一つの工夫として改行の多用があります。文末の。で改行する場合エイルは改行を2回入れます。デバイスの影響を抑えて、行間にスペースを確実に入れれます。これは作者の好みで良いと思います。
日本語ルール的には空白改行はふようです。
これによりエイルは同じ行を読んでしまうことを抑え読みやすくしています。ですが文末以外では表現として使用する場合を除き複数の空白改行や文中の改行はしません。
作者の表示環境と読者の表示環境が違うため変になるためです。それも読みにくい原因になります。悪い例なら作者の環境だけ最後が読みやすいというわけです。
他にも日本語のルールとして感嘆符! や疑問符? の後にはスペースを入れます。エイル的には入れませんがコンテストを狙うなら必須です。
三点リーダ、……やダッシュ、――は偶数個で使います。これもコンテストを狙うなら必須です。
「いえいえ。大丈夫です」
かぎ括弧の文末は。丸を入れません。
(いえいえ。大丈夫です)。
括弧は。丸が外に入ります。三点リーダも文末なら後ろに……。丸が入ります。
後はなるべくたくさん読み返して誤字脱字の修正をしておく事です。あまりに多いと誤字脱字のせいで内容が伝わらなくなります。コンテストにもマイナスでしょう。もちろん1話目すら読んでもらえない原因になりえます。
誤字脱字ではありませんが、なので、だから、もしなどの接続詞で同じものを多用する事は避けたほうが良いでしょう。
なので敵で次に、早すぎなので勝てません。
なので敵で次に、早すぎて勝てません。
意味は同じですが下の方がスマートかなと個人的に思います。
ここまでが見た目です。
読みやすい内容にと言うことで、いくつかの注意点を上げておきます。ちょっとの工夫や追加で解決できることが多いですよ。なにより読者目線で書いてあげましょう。
1、読者は時間軸と、場所の変化は分からない。
朝から昼、翌日などの時間変化は何かしら表現が無ければ分かりません。朝食を食べてたのに気が付いたら学校の休み時間にワープしてる!とかなると読むのが辛くなります。
作者の頭の中に時間と場所のイメージがあるので省略しがちです。忘れないで!!
時間と場所の移動は風景描写などなど表現手法は多いです。活用しましょう。
2、一人称視点だと、視点変化先が分からない。
主人公視点の作品は多いですし書きやすいてます。でもどうしても他のキャラの気持ちや主人公がいないときのイベントなどで視点変化します。その時どのキャラの視点なのか読者は分かりません。
また会話文のみでキャラ特定は難しいです。語尾や一人称など個性を出していても誰と誰の会話なのか瞬時に分かりません。
えっどういうこと?誰?となると読む気が失せます。変わった時はすぐに知らせて誰か分かるようにしましょう。
キャラ名視点と冒頭に書いたり、さり気なく時間風景描写には混ぜたり、即キャラの名前を出したりと手法はたくさんあります。サブタイトルを上手く使うのも良いでしょう。
3、キャラが多すぎる。専門用語や固有名詞、設定の説明が多すぎる。
作者は覚えていますが読者は覚えきれません。なるべく小出しにしたり、簡潔に短く何度も説明するなど工夫しましょう。特に序盤は少な目がおすすめです。
覚えることが多すぎると勉強みたいで面白くなくなります。もしくはインパクト勝負で一発で覚えてもらうか・・・でもスベると最悪ですよ。
あまりに背景の人間関係や設定説明が多すぎると話しが進まないため序盤で読むのをやめる原因にもなります。専門用語を作るとそれを読者に覚えて貰う必要性があり難易度が上がります。
説明、解説をしたくなりますが抑える事も必要です。とにかく分かりやすい事が一番です。物語が進めばどんどん複雑化しても好きな読者様は付きますし、一度に覚える量が減り読者は楽になります。
4、会話文が多すぎる。
地の文はどこでやどんな、何がどうなって、などなど風景や見た目、脳内思考などを書きます。会話が多すぎると説明みたいな普通の人は口に出さなきことを言う変なキャラになったり、会話しかなく周囲の情報が読者にない状態となります。
変なキャラばかりだとつまらないし、何してるのか、どこに居るのかよく分からないと読みたくなくなります。最低限の説明はしましょう。
イベント参加やTwitterなどなど試す前にこれらだけで激変するかもしれませんよ?他にもこんなこと気をつけてるとか、こうすると良くなるよとかなんでも教えて下さい。
許可をいただければ本文に採用追記いたします。
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