エイルの切り札公開
ここからはナナトくんは邪魔なので退場です。あいつは読み専なのでここには向いていません。
作家として書いて作品をアップするからには欲しいもの、それは評価とpvですよね?
全体のpvよりも継続率を気にして欲しいです。
継続率とは、何話も読んでもらえる読者の割合です。1000人を集めて1話目だけ読んで貰うより、50人に20話読んでもらう方が簡単で、なにより嬉しいですよね?pvは同じ1000でも継続している50人は作品のファンです。
なぜか?そりゃ小説は途中からは読みません。はじめから順番に読みます。なので面白くないと辞める人は続きを読みません。どんどん続きを読んで貰えるのだから、作品のファンで問題ありません。
ファンなのですから、星も応援もコメントもたくさんくれます。
ではファンになる割合を知る継続率の計算方法と、やる意味を説明します。
最初は計算式です。
後の話pv÷前の話pv(主に1話目)✕100=継続%
%にすることでpvの差を消して比べられます。つまり一年かけて1話目1万pvで10話目が100pvと、半月で1話目250pvの10話目が35pvさてどっちがどのぐらい、良いのか?後半が勝ってるのは間違いなさそうです。
直感では差は分かりにくいですが%にすれば目瞭然です。
前者の継続率は100÷1万✕100=1%
後者の継続率は35÷250✕100=14%
単純計算ですが後者が1話目に1万pvになれば1400人もファンになります。圧倒的差ですよね?ここまでと思いましたか?つまりこの継続率、ファンになる読者の確率を高めたいという事です。
宣伝なんて継続率を高めてからの方が圧倒的に効果的です。だって継続率が低いと100人の集めて130pvとかです。逆に100人集めると数百、数千pvに成りますからね。
ちなみに自分の作品以外でもpvは見れます。ランキング上位の作品と比べても良いかもしれませんね。
さてファン獲得の割合を知り、もし低いなら対策しなければなりません。高ければ宣伝をしましょう。
単純に面白ければ良いのですがこれが難しい。
エイルの例ですが継続率を2月半ばの計算で公開します。
ダンジョンマスターの1話から6話プロローグ完結までの継続率58.6%、本編開始7話から17話目まで継続率60%ざっと10中6人は継続してもらえます。
俺の妹がは1話から6話目の継続率17%、10話目の継続率5%です。20人に1人しか10話まで読んでもらえません。
俺の妹がの方がジャンル違いですがランキングは上です。そしてpvは4分の1ほどです。つまりファンが全く増えてません。
圧倒的にダンジョンマスターが面白いわけです。ハート応援ではダンジョンマスターの6分の1とpvより伸びてないのも証拠です。星なんて9分の1以下です。
しかもプロローグで、ダンジョンマスターは話しをぶった切ってるハンデ付きです。6話目から7話目の継続率44%と目に見えて悪いのが動かぬ証拠です。
俺の妹がに比べれば圧倒的に高いのですが(;・∀・)
それではお待ちかねのダンジョンマスターにしか仕込んでない切り札を公開します。
作風はギャグの割合は違えど似てるでしょう。では何か?設定か?プロットか?それもあるでしょう。
設定してプロットがあれば面白いわけじゃない。では意図的にダンジョンマスターにしている事なのですが、落差です。ギャップと表現しても良いでしょう。
シリアスとコミカル、ラブコメと日常、戦闘と癒やし、このようにハッキリと真逆を入れてます。
シリアス一辺倒だと暗いし、ギャグ一辺倒だとテンションについていけません。このように一見無駄な真反対のシーンこそ引き立て役になります。
俺の妹がはコント一辺倒、ラブコメも繰り返し、落差がギャップがなにもありません。原因は裏設定がなく思い付きで書いてるからです。
対してダンジョンマスターは、シリアスとコント、戦闘からのボケと落差が強烈で、なんで!!となり飽きにくいと思います。
これがエイルの思う継続率の差です。もちろん練りに練ったダンジョンマスターがノリとテンションで書かれた俺の妹がに負けたら泣きますけども。
プロットがあればある程度事前に確認して、シリアスと笑いを織り交ぜたり、設定調整したりとシナリオを調整出来ます。それをしているか、いないか、それが継続率の差の原因でしょう。
ダンジョンマスターは物語なのになぜか継続率が100%を超える、詰り前の話より次の話の方がpv高い箇所がいくつかあります。
なんでや(笑)おかしいやろ途中から小説を読むなよ。
謎は放置というか、おそらくはコメント返信の確認とか、ファンの方が設定とかであれ?確認しよとか伏線?とか思って読み返してるのでしょう。
とにかく落差があるためにシリアスからの普通のボケが爆笑になり、ボケからの緊張感ある戦闘が迫力を上げます。一辺倒だと飽きられて、継続率が落ちます。
ラブコメが好きならあえて真反対の普通な日常イベントを使ってラブコメを引き立たせるのです。
小説も恋も、何事もギャップは良いものなのです。気が強い奴が弱気になるといつも弱気な奴より心配になります。気弱な奴が勇気を出すと感動します。強気な奴が勇気あることしても当たり前です。
読者の感情を揺さぶり、興味を引くことは次を読む原動力になります。ワクワク、ドキドキさせます。
落差は興味を引き付けて、ファンを増やしてくれます。
意識して落差を付けると劇的に継続率が改善するかもしれませんよ。
結果として好きな事を書くだけより読み返すと面白いと思います。序盤は出来ていたのにシナリオが進むとシリアス一辺倒とか、同じ事の繰り返しとかやってませんか?
テンプレはこのバランスがとれていますからね。
もちろん真逆を書くときは辛いし悪戦苦闘します。ダンジョンマスターのプロローグは通常の三倍は時間がかかっています。そして修正も多いし、今でも手をやいています。
そのおかげで、最強で調子に乗った勇者ナナトくんが消し飛ぶというギャップが意外性や爽快感に繋がります。いきなりやると、ヘェ~でダンジョン強そうで終わりです。
落差をつけるために変えすぎてもダメなので難しいですが、自分が面白い範囲でギャップつけてみて下さい。
これがエイルの切り札です。知ってたら偉そうに切り札とか言ってすみませんでした。_(._.)_
この知識が皆様の役に立ったてばなによりです。
いつものようにエイルにいろいろなアドバイスや、ご指摘、などなど何でもお待ちしております。気軽にコメントでも近況ノートでも連絡してください。
それでは一緒に頑張りましょう!
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