大切なもの、未来への想い……儚い季節の中で、自分が大切にしていることを思い出せる。人は、いつだってひとりじゃないのかもしれません。緋雪様、1、2回目の企画の時、死ぬほどバタバタしており、レビューが遅くなりすみませんでした…貴作、素敵でひとりぼっちの帰り道に思い出して心を温めたいと思いました✨…まぁお昼に井戸端してたら乗り越えられたりするかもですが(私もです)夜にふと必要な、優しい叙情詩のような世界に思います。
両手だけでは持ちきれない想いは、やがて願いになり、その心に両手を合わせれば幸せへの祈りとなる。愛は目の前にある事を誰も知らない、そして目の前にある愛を大きな愛を大切にしている人が伝える言葉を知ってほしい。
どの詩にもかんじるのは、語りのなかに、優しさと厳しさがあるということでした。辛い人を慈しむような、負けそうな人を励ますような。何気ない生活のなかでの感情と、月の見せるさまざまな表情がリンクするようで、それがおもしろく、またすごく素敵で、なんだか今日は、意識して月を見あげてしまいそうです。落ち込んでいる人、明日が嫌な人、がんばる人、元気な人、みんなに読んでもらいたい、そんな詩集です。