この作品は、思春期に「恋」をした作者さんのお話です。
作者さんは「恋」をしたことによって、その気持ちを隠すために「クール」に振舞います。
普通、「何故そういう行動をするのか」というのは、大人になっても分からない人の方が多いかも分かりませんが、思春期の時期であればより一層理解するのが難しいことでしょう。それを他者が読んでも分かるように表現していて、面白いのに、ちゃんと作者さんらしい言葉を用いているところがこの作品の大きな特徴だと思います。
自分の気持ちを捉えるのが難しかったり、「恋」という感情を持て余している人には一つの考え方としてこの作品を読んでみてほしいです。一方でそうではない方も、作者さんの「恋」を客観的に見たら、柔らかい気持ちになるんじゃないかなと思います。
もし気になったら、読んでみてはいかがでしょうか。