第8話「危機と登録」
さて、4時間にも及ぶ尋問、もといお話しから解放された僕は非常に疲れています。
「お疲れ様です、マスター」
はぁ、誰のせいですかね、だれの。
そもそも管制局も管制局です。いたいけな10歳児を4時間も拘束するとか大人げないですね。そもそも貴族対応と言いながら、半分尋問はいってましたよ、尋問。
まぁ、別に身体的拘束とか、むち打ちとかはなかったですが。
目の前に御茶菓子と飲み物出されてお偉いさんとのお話し合いでしたが。
誰が好き好んで偉い爺さんと話をせないけんのじゃぁ!
はぁ、のらりくらりと何とか貴族であることを交わしたので、面目上は一般人です。しかし、管制局側の”わかってます”って顔が気に入らない。ええ、気に入りませんね。
「さて、気を取り直して傭兵ギルドに行きますか」
ようやくです。何度目ででしょうか。まぁいいや。
「こっちです、マスター」
ああエルさんや、そんなひらひらしたワンピースで低重力区画で急ぐと色々不味いですよ。え?服だけを重力制御しているから問題ない?相変わらずの謎技術力ですね。僕も欲しいですよ。
こんな辺境にあるステーションは結構古いモノが多いです。
辺境だからこそ開発遅れてて新しいんじゃないかって?逆です。開発遅れているからこそ、中古のステーションが回って来るんですよ。どんなモノもリサイクルですよ。
恐らくこのステーションもどこかの惑星にあったお古でしょう。外装は恒星からの光とかで劣化はしますが、それ以外はあまり変化はしません。だって保護のために各種シールド塗料が塗られるからね。
しかしながら内部は結構ほったらかしですね。役人が詰めている管制局は比較的綺麗に保たれていましたが、今歩いてる区画はあちこちに錆や腐食が見えるので。
人間が住むには空気が必須なので、仕方がないところもありますけどね。
それにしても辺境ですね。まぁ今まで僕が住んでいたところもそう変わりないですが、腐っても辺境伯ですからね。財力的に考えてもここの男爵とはくらべものになりません。少なくともステーションのレベルで言えば、全然違いましたね。
さて、ステーションと言えど、その敷地面積はかなりのモノがあります。
まずは僕たちが船を止めている停泊エリア。ステーションの中核ともいえる区画で、そこがないとステーション足りえない部分です。
そして、その区域含め、ステーション全体を管理している行政区画。ここには先ほどお呼ばれした管制局もあります。どちらかというと、管制局の中に行政区画があると言えるのかな。
そして残りの部分は大部分を倉庫区画が占めて、残りの部分で飲食店や売店などの商業区画が並ぶのがステーションのデフォルトですね。
まぁこんなに古いステーションだと、違法な増改築で迷路になっていることなどざらでしょうが。
そんな商業区画に傭兵ギルドはあります。
エルの先導で迷うことなく傭兵ギルドにたどり着くことができました。
さて、その門戸を叩こうじゃありませんか。
「たのもー」
第一印象は良くなくては、ね。
少し古びた印象を持った建物に足を踏みいれます。
その瞬間に様々な視線が飛んできました。ええ、そうですね。10歳児が来るような場所じゃありませんよね。わかってますよ、自分の容姿くらい。
僕、10歳にしては小さい方ですからね。気にしてませんけど、気にしてませんけど。大切なので2回言いました。
「ぼく、どうしたの?迷子?」
小さい子を見ると、途端に迷子にしたがるのは万国共通ですね。扉をくぐるとすぐ正面にいたお姉さんが話しかけてきました。
「いえ、今日は傭兵登録に来ました」
どうやら受付のお姉さんの様なので、僕の目的を伝えます。意思の伝達は確実かつ迅速にがもっとうです。今、作りました。
「えっと、パパのお使いかな?」
どうやらお姉さんは勘違いをしているようです。
まぁ、そう取られるのもしょうがないでしょうね。しかしながら僕のパパはいません。居たとして、そのお使いなど、絶対に拒否しますが。
「いえ、僕が責任者で、登録をお願いしたいのですが?」
さて、どう出てくるか楽しみですね。
「え?」
やはりこの業界でも10歳児の登録は初めてなようですね。
エルの事前調査では最年少でも15歳くらいらしいです。それも親のおさがりの宇宙船をもらってのスタートの様です。どこかの貴族のボンボン見たいですね。え?鏡置きましょうかって?なんで必要なのさ?
僕の船は帝国の研究所からのおさがり、もとい拝借ですがね。
「これ、必要情報です。登録をお願いします」
事前にエルに用意してもらっていた必要なデータをお姉さんに渡します。未だに驚きでフリーズしてますが。そろそろ氷解材かけましょうか。あれ、けっこう頑固な氷を溶かしてくれるんですよねぇ。
「えっと、ここ傭兵ギルドってわかってる?」
何をいまさら。表の看板が読めないほど小さくはないつもりですが。それともこの辺りの子供は識字率が低いのでしょうか。スラム街も例に漏れず存在していたので、あながち間違いでもなさそうですが。
「わかってます。それに僕は船持ちですよ?」
暗に僕の服装を表面に出して言います。
こういった場合は身なりでもある程度判断してくれるはずです。
僕の服装は元々から持っていた服ではなく、ラボにいた際にアーカイブから選択して適当に作った物です。まぁ、それなりに高価な服ではあります。
そもそも、安価な服はアーカイブに載ってませんでした。後からエルに聞くと、皇族専用なので、との事です。納得しましたよ。
そんな服装なので、よほどのおバカな人でない限り、結構裕福な家庭の子供であることが理解できるはずです。まぁ、貴族って肩書、色々と便利ですよね。
「え?船持ち?こんな子供が?」
どうやら目の前のお姉さんは後者だったようですね。そろそろいい加減にしないと、僕の後ろのエルが切れそうです。そもそも機械生命体でも怒るのですね。
「ええ、なので登録要件は満たしてますよね?」
傭兵ギルドの登録要件に年齢制限はない。それは何度も事前に読み直して確認してます。まあ、前例がないので仕方がないですが、ちょっと対応悪いですね。
「はぁ、登録してくれないのですか?」
伝家の宝刀、管制局のお爺ちゃん召喚はしたくないのですが。先ほど手に入れたばかりの、ちょっとばかしお喋りな刀ですがね。
「ちょ、ちょっと待ってくださいっ」
どうやらおバカなお姉さんの処理できる許容範囲を超えたようですね。
お姉さんは飛び上がるように奥に引き込んでしまいました。恐らく上司にでも確認に行ったのでしょう。そもそもこんなレベルで今までよくやってこれてましたね。あぁ、それなりに美人なのも生存にプラスに働いているのかもしれませんね。周囲のおじさま達の視線が彼女の肢体に向ってましたので。
あぁ、僕はまだそういうのはいいです。興味がないわけではありませんが、肉体的にまだ意味をなさないので。
引っ込んだお姉さんの背中を見送りつつ、ため息をつきます。せめてその場で上司を呼んでくれませんかね。一人でほったらかされると、別の厄介ごとが出てきそうです。
こういった場末な雰囲気の場所では変な輩が多いですので。
「おいおい、いつから傭兵ギルドはガキの託児所になったんだぁ?」
こういったことはお約束、なのでしょうが。遭遇する側としては面倒なことこの上ないですね。しかしながら、ここはお約束通り返答することにします。セオリーって大事ですよね?
「さて、いつからかは知りませんが。見る限りではすでに託児所だったのでは?」
ちょっと皮肉を込めて返しましたが、この程度ならば理解できるでしょう。
「あぁん?それは俺たちがガキだって言いたいのかぁ?」
おお、それくらいを理解できる頭はありましたか。
でも少し足りてないようですね。そもそもこんな身なりがいいガキが一人でこのような場所に来るはずがないじゃないですか。身の安全は第一ですよ?
「ええ、そのように聞こえました?間違ってませんよ?」
さて、10歳児にしてはなめらかな皮肉。気が付いている優秀そうな人たちも一定数いますが、頭に血が上りやすい方たちが多いようですね。すでに複数人が立ち上がり、近づいてきています。
「このガキっ!!」
さてお約束、速攻で暴力に訴えてきました。まぁ、簡単ですからねぇ。
ちなみに僕は体術含めて戦闘能力は皆無ですよ?まぁ、護身用の
そもそも僕の護衛は別にいますし。
そう、男が殴り掛かって来た瞬間、僕の後ろにいたエルが前に飛び出してきました。
男の右握りこぶしが僕に迫る中、その進行線上に立ちはだかったエルを見て、男が眉を顰めます。どうやら彼女が護衛であることは理解してたようです。
しかしながら、少女であり僕より少し年上程度の少女にはそんなに力がないと判断したのか、男は行動をやめませんでした。
さて、ここで機械生命体が作り出した体のスペックを教えておきましょう。
外見と各種センサー上であれば人間の少女そのものです。
しかしながらその身体能力は外骨格を纏った海兵隊並みにあり、出力ではそれらに勝ります。
まぁ、服の制御に重力制御を用いる、とんでも種族ですからね。そら強いに決まってます。
まぁ今回は事前に殺害はなし、とすり合わせしているので殺してしまう心配はありませんが。
さて、そのまま吸いこまれるように男の拳がエルの顔面に向います。少女の顔面とは、この男結構ひどいですね。女の子の扱いをお母さんに習わなかったのですか?はぁ、お腹の中にでも忘れて来たみたいですね。
迫る拳。
しかし、その拳が彼女に届くことはありませんでした。
「ぐぇっ」
実際に初めてそのような声を聴きましたよ。本当にカエルが潰れたような声が人間から出るんですねぇ。僕、一つ賢くなりました。
さて、何があったのか理解できていない男の代わりに第3者視点で教えてあげましょう。
エルに届く寸前の拳を彼女はその手でつかみ、その小柄な体を男の下に入れました。そして背負い投げの要領で男を投げ飛ばし、硬い地面へたたきつけたのです。
もちろん男が受け身を取れるはずもなく、下手すれば骨にも異常が残りそうな音がしてましたが自業自得でしょう。
まぁ、最初に手を出した方が悪いですからね。正当防衛です。
「マスターに手を出すのは許しません」
ああ、エルさんや、そんな決まった! 見たいにどや顔はかわいいですが、この場でそのセリフは火に油ですよ?かわいいですが。
「こ、このガキっ!」
ほら、短気な大人げない大人たちが迫って来るじゃないですか。
まあ点火したのは僕ですが、その火に油を注いだのは間違いなくエルですからね。
とりあえず一番先にエルの間合いに到達した男が宙を舞います。人間って空を飛べるんですね。
次に来た男は手に何か持ってます。
十中八九、武器でしょうね。でも格闘戦でエルに勝とうと思えば最低でも陸戦隊でも出してこないと勝てませんよ。
この前遊びでエルの身体能力測定したら軽く人類の記録を塗り替えてしまったのは、まだ記憶に新しい出来事です。
「ぶべっ」
今、汚い音を出しながら床に叩き潰された男は僕の背後から近づいて来た一人です。エルに敵わないと判断したまでは良かったですが、僕を狙うのは悪手でしたね。エルが見逃すはずがありません。
そうして、10人の男たち死屍累々になるまでに30秒とかかりませんでした。
ちなみにこの傭兵たちもチンピラみたいですが、それなりに格闘経験を持った方たちらしいです。
ひきつった笑みの受付のお姉さんから後から教えてもらいました。
「一番ひどい人でも腕の骨折程度ならば上々でしょう」
エルが本気出せば殺すことだってできたはずです。まぁ、喧嘩程度ではさせませんが。それと、治療費なんて払いませんよ?正当防衛です。録画してますので。
「何が上々だ、うちの備品壊しやがって」
そんな文句を言ってくるのはこのギルドの長です。
見た目は先ほどのチンピラに凄みを200%ほど足したようなおじさんです。普通の子供が見たら間違いなく泣き叫ぶでしょう。そんな面相をしています。怖いですねぇ。
「突っかかってきたのはあちらが最初ですよ?」
何度も言いますが、正統防衛です。
それに昼間から飲んだくれている程度の連中は基本的に金欠と相場が決まっています。
「はっ、煽ったのはお前さんだろうに」
バレてましたか。おじさんいなかったのになぁ。あ、お姉さんがチクったな。
とりあえず満面の笑みをお姉さんに向けておきます。いただいた恩は数倍で返すのが家訓です。今作りました。
「昼間からお酒でよってるオジサンたちが子供に絡んでる時点で色々と不味いのでは?それに監督責任という言葉をご存じですか?」
このギルドで飲んでたってことは、このギルド所属の傭兵でしょう。でしたらまだ登録前の僕、しかも子供に絡む時点で色々と場末な感じですね。場末で間違ってなさそうですが。
「はっ、難しい言葉知ってやがんな。それにな、子供は自分で子供って言わぇもんだ」
これは手厳しい。
まぁ、僕も一人になった時点で子供の皮をかぶるのはやめましたので。そのままだと生きていけない世界みたいなので。前世の僕にちょっと頼っているのは許してください。
「それより、この傭兵ギルドで一番偉い人なんでしょ?おじさんは」
「お、おじさん言うな。俺はまだ35歳だ」
いえいえ立派なおじさんですよ。
まぁ、ちゃんとした収入があればそれなりのナノマシンを使用しているはずなので、寿命もある程度長いでしょうし。ギリギリおじさんじゃない?
「いや、僕から見たらおじさんでしょ」
うん、おじさんはおじさんです。子供から見たら20歳も30歳も一律でおじさんですよ。
「クソガキが。かわいくねえ」
べつに暑苦しいおじさんに”かわいい”なんて言われたくもないですよ。言われるなら美人なお姉さんか、美少女に限ります。決定事項です。
「それとも可愛く、おにぃさんっ・・・って言った方がよかった?」
「やめろっ気持ち悪い」
いつの間にかコントみたいになっちゃったけど、本来の目的を忘れたわけじゃないよ?僕は賢い子なのです。
「おじさん、そこのお姉さんに登録拒否られたんだけど、僕って何か問題ある?」
お姉さん、そろそろ恩返しの時間ですよ。パーティーの時間ですよ?
「まぁ、問題あるかって聞かれると問題だらけだろうがよ。でもよ、傭兵ギルドの登録要件ではクリアしているはずだぜ」
すでにおじさんには僕の船のデータも渡ってるんですよ。先ほどエルが密かに渡していました。多分、お姉さんは渡してないと思うので。
「10歳で登録は前例がない、ので理解はできますが、説明もなく一方的に拒否するのはどうかと思いますよ?」
僕は先ほどから笑顔をお姉さんへ向けたままです。楽しんでくれてるかな?
「まぁ不正があるなら管制局のお爺ちゃんを呼んでもよかったんですがね」
その言葉でお姉さんの顔色は真っ白になります。僕の言葉の意味、そして人物が理解できたみたいですね。少しは頭が回るみたいですね。
今回の事は、いい薬になったでしょうか?
「おめぇドズルの爺様と顔見知りかよ・・・てか、外の戦艦ってお前の船だな?」
おや、提出した船のデータと少ない情報でたどりつきましたか。ある程度の船速と積載容量、戦闘能力(駆逐艦程度に抑えた)を出してますが、完璧に偽造ですね。
「ええ、言ってませんでしたか?」
「聞いてねぇわ」
それはすみませんでした。そもそも自分から言いふらすつもりなんてなかったですがね。そもそもここにいる傭兵達も100%の報告しているはずないじゃないですか。自分の商売道具ですよ?虚偽なんて当たりまえの世界じゃないですか。
「綺麗な装飾の戦艦が一般港に入って来たって騒ぎになってたが、お前さん貴族の倅か?」
「ご想像にお任せします」
答えたも同然ですが、下手にごまかすつもりもないので。すでに管制局にはバレてるだろうし。そもそも隠す理由もありませんがね。
「へっ、どおりで10歳にしては頭が回る悪ガキだこって」
「おほめに預かり光栄です」
「別に誉めてねぇよ」
こんなやりとりをしている中でもエルはぶれません。これまで通りに僕の後ろに静かに立ってます。本人は格好いい護衛のつもりなんでしょうかね。そもまま可愛いドヤ顔しててください。和みます。
「まぁ、そんなサイボーグみてぇな女連れたガキがただのガキなわけねぇか」
どうやらおじさんは納得してくれたようです。チンピラたちとの戦闘も見ていたみたいですね。
「それで、僕の登録はどうなりました?」
わざわざこんなところまで来た目的です。
そもそも今の時代で、オンラインで手続きできないなんて、なんて前時代的なんでしょう。これは陳情を入れとく必要がありそうですね。後でお爺ちゃんに文句でも言っておきますか。
「そうだなぁ、まっ傭兵は基本的に自分のケツは自分で拭くのが鉄則だ。それさえ守れるのであれば問題ねぇ。そうだよなっ、ルビアぁ?」
最後で凄みを入れないであげてください。それ以上すると彼女、泣いちゃいますよ?
え?ここまで追い込んだのは誰だって?僕ですが何か?
「まっ、そういうこった。登録はしておく、以後はネットワーク上でクエストを受けることができるようになる。まぁ、ちょっちまっとけや」
そういうとおじさんは部屋の奥に引っ込みました。
ちなみにルビアと呼ばれたお姉さんは、腰を抜かして地面に座り込んでいます。
それにしてもこの惨状、ほったらかしなんですね。
伸びていた男たちもそれぞれ起き上がり、逃げるように去って行きます。
数人が睨むような視線を僕に向けてきてたので、まぁ、初日で結構な恨みを買ってしまったようで。どこかで買い取ってくれませんかね。バーゲンセールですよー?
そんなことを考えているとおじさんが戻ってきました。結構仕事できる人、なんですかね?え?登録自体が簡単?なんだ、そうなんですか。
「ほら、お前さんの登録カードだ。生体認証データと同期できるが、それはお前さんの勝手だ。じゃ、俺は忙しいんでな」
服からお酒の匂いを漂わせながらおじさんは去って行きました。あなたも似たようなもんでしょうに。そんなんだから嫁がいないんですよ。あ、失言でした。
まぁ、なんだかんだありましたが、ようやく傭兵ギルドのカードをゲットしました。
これでお仕事が受けられます。正直この歳から働くのは嫌なんですが、冒険にも旅にも先立つものが必要です。僕はエルの紐になった覚えはありませんので。
「じゃ船に帰ろうか」
用事が終わればこんな場所に長くいる必要はありません。複数人からの探るような視線も好きではないので。
「了解、マスター」
ヒナのように僕の後ろをついてくるエルは通常稼働です。可愛いですね。
さて、これでようやく僕の冒険が、
まだ始まりませんでした。
いつになったら始まるんですかね?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます