終わりに

もう1ヶ月は経ったかな


思い出はどんどん薄まっていく

忘れたくなくても忘れていく


あれ、どんな声してたっけ


写真フォルダを遡ってみると記憶と少し違った君がこっちを見ている


これが当たり前になっていって

記憶が記録になり経験になっていくと考えるとつらい


でもたまに気配を感じることがある

歩く音、物が擦れる音

何も知らないと怖い出来事だが、何となく気配がする


君はずっと見守っていてくれるかい?

自分の好きな世界を見に旅に出る?


どこへ行っても忘れない

忘れたくない


めいいっぱい楽しめるように





ありがとう

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愛情 @DOL-Miro

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