「殲滅令嬢スターシャ」第一話読みました。
率直に感想を言うと、やりたい事は分かるけどおそらく読者には伝わらないだろう、と感じました。
この作品の主旨を考えると、一番大事なのは主人公スターシャのキャラを魅力的に見せること。で、それは社交界ではあまりパッとしない伯爵家の次女が実は航空魔導兵で……というギャップを狙っているのでしょうが、そこにこだわるあまりスターシャのキャラに一貫性がないように見えます。
性格の悪い公爵令嬢グループにいじめられてる時、何一つ口で言い返さずただ心の中で毒づいてるだけなんですよね、この人。
戦場に出るくらい猛々しい性格なら何らかの形でやり返すだろうし、既に命のやり取りをしてる身なのでこの程度のいじめなんてかわいいもの……と超然としてる人なら、わざわざモノローグで彼女らをこき下ろしたりはしないだろうと思います。
心の中で言い返して勝った気になってるのは根暗な陰キャの精神構造です。
その上でストレス解消といいながら戦場に出るので、下手をするとプライベートが上手くいかないうっぷんを敵兵を機銃でぶっ殺して晴らすヤバい人に見えます。
ちょっと辛めの感想になったけど、うまく書けさえすれば確実に受ける題材だと思います。
殲滅令嬢最高!と言えるような本編待ってます!
作者からの返信
なるほど。
そこは全然考えずに書いていた。
もっと残忍にいじめて、それで屈折する理由を考えないとですね。まあ、家族がドウドウやっている気がするけど。
なにか理由をつければいいかな。
やられたらやり返せない。
ここに明白な理由をつけて「こん畜生!」と敵をいじめる。
そこで爽快感を読者が得る。
社交界と空戦時のギャップも出さないとですね。
ありがとうございます。
どしどし感想ください。
ルーシアン帝国社交界。
クスッ と笑いました。
Yahoo!などで検索すると、居酒屋や牧場など、いろいろありますね。
新作、楽しみにしています。
作者からの返信
ああ、そうですね^^
るーしあん帝国にしましょうか?
ロシア風のネーミングにしようかと。
イッてる主人公・作品にしようと決心!