第296話:元気な女主人公もののテンプレ
皆様、こんにちはそしてこんばんは。
何が原因かわからない倦怠感で12時過ぎまで起きられないまにまにです。
まだ精神的な苦痛がないだけましです。
あと腰痛のように、ずっと痛みが持続する状況もないので幸せです。
こう考えると天国じゃないですか。
色々な苦痛を経験してきた者としては、上司の「武勇伝披露」の気持ちもわからないではありません。
しかしそれはしちゃいけないですね。
自分が他の方に与える影響を考えるのが、歳をとってきた者の責務です。
◇
といいつつ、気ままにこんなエッセイ書いている事をお許しください。
精神的ストレスに耐えられない状況なので、気配りができないこともあると思います。
ここ3日ほど?有名な書籍化した女主人公もの作品を読んでいました。
「な、長いww」
そこが魅力なのでしょうけれど、日常の中でどのようにキャラを動かしていくか、とても苦労されているのだというと拝察しました。
学園ものが多いですね。ほとんどそう。
しかし、いままでストーリーが一気に流れていく作品を読んで、そして書いていたまにまにとしては、なんか物足りなく。
そこで気が付きました。
「やっぱ、どんどん環境変えないと厳しいのかも」
たとえば『本好きの下剋上』
兵士の娘という第1部では、身近なものづくりから資金集め。
第2部の神殿の巫女見習いでは印刷技術に絡んだ貴族社会の権力闘争。
第3部、 領主の養女では魔法薬を中心に……
第4部では貴族院の自称図書委員
第5部では女神の化身と、
どんどん活躍の場を大きくしていく。
この展開が677回の話数で語りつくされる。
しかし、今読んでいる作品は450話まで行っても、ほとんど物語の全容がつかめて来ない。
だから引き込まれずに離脱する人が多い。
あの作品は、全部読んではいないのですが、凄く世界観とキャラの関連性のバランスを磨きぬいている。
最初からそうではないにせよ、書き始めてからその展開を調整していたんだろうなぁ。
なろうとカクヨムは違うので単純比較はできないけど、連載中のスピードって大事ですね。
5000字前後の1話を、基本毎日1話更新で4年間書くのってどんなに苦痛なんだよ??
途中から書籍化の作業が入ってペース落ちるけど。
マインちゃんの本への情熱並みにすごいですね。
それからヴァイオレット・エバーガーデンと同じく、テーマ性があるのが他の女主人公ものと違う。
ヴァイオレット・エバーガーデンは
『手紙と伝えたい思い』
本好きの下剋上は
『書物と人類との関係』
こんなところ?
だからまにまにが書くのは、ここが決まらないと始まらない。
もう書くためのリソースが限られているので。
短くても、とぎれとぎれでも、完成度の高い作品を書きたい。
なのでそのテーマをずっと考えながら、色々な作品を読んでいます。
どんなテーマがあるのか。
天啓を受けたい。
そのためには受動的ではだめ。
動き回らねば。
このカクヨムの大海を泳いで回ります。
◇
本好きの下剋上の作者
香月 美夜先生は、以前は恋愛ものを書いていたようで。
でもそれでは飽き足らず、ハイファンの中での別世界を作り出しての恋愛を書こうとしていたらあんなことになったようで。
恋愛書こうとしていて宮廷ものの設定から書き始めたら、そういう展開に。
~司書になるためには手段を選んでいられません~
ですからねぇ。
わかりやすい。
『ろうきん』も
老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます
わかりやすい。
20文字くらいで要約できるといいな。
だからカクヨムのキャッチコピー35文字は多すぎるともいえる。
幼女戦記なんか4文字
キャッチコピーは
『戦場の英雄は幼女』
8文字。
(これは女主人公ものではないww)
ここまで絞らないといけないのか?
カクヨムでは別?
いや。
キャッチコピーが20文字でもこれだけ秀逸だと、思わず読んじゃいますね。
体調が落ち着いたら読もうとしている作品
貧乏奨学生の子爵令嬢は、特許で稼ぐ夢を見る 〜レイシアは、今日も我が道つき進む!〜
作者 みちのあかり
https://kakuyomu.jp/works/16817139555810310315
まだオープニングしか読んでいないのですが(すでに忘れている><;)、パワーワードが優秀なので、読者をひきつけますね。
『貧乏』+『特許』
わかりやすい。
こういうわかりやすいテーマが、読まれる秘訣なんだと思います。
それ無くしてヒットはない、と思ふ。
テンプレを多分はずしていない。
これがわかるのは『目次があるお蔭』
目次大事。
超大事。
あと、長くて飽きて来たら、先に進むために『気になった』『物語が前進したと思われるサブタイ』までスキップしている作品が多い。
やはり
(ざまぁあります)
とか
『第1部完』
とかはPVが伸びますね。
長期連載している作品のPVを確認すると、色々と勉強になります。
『どこで離脱しているか』
PVが落ちている回の前の回が面白くなかった。
厳しいけど現実。
これを元に何度も自分の作品を修正しましたが、それでPVの落ち込みが元に戻った時は「うれぴ~~~~~~」。
やっていた甲斐があります。
そんなちっちゃな嬉しさを求めて、連載していくのがWeb作家というものなのでしょう。
今日はこれにて。
ではまた~ノシ
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