第292話:現代ファンタジーのランキング上位を読んで


 皆様、こんにちはそしてこんばんは。


「今日は書かない」と言いつつ、やっぱりエッセイを書いてしまう、やり込み系エッセイストのまにまにです。



 ◇



 目を労わりつつ、現代ファンタジージャンルの週間ランキング6位まで読みました。

 まあ30話までですけどね。


 その感想。


「自分でも書けるんじゃね?」


 いあいあ、素人目線で見たら

「こんな低レベルのやつ、俺でも書ける」

 と、傲岸・不遜な感想だと思うんですが、こんなエッセイを1年半書いていると、「結構いける」と思うのは仕方ないこと。


「その作品のエッセンス」

「魅力の元」

「主人公を引き立てる要素」

「テンプレをどのように使っているか」


 こんなことが一目で見える。


 あとは数を読んで、自分なりのキャラ作って(なんなら今までのキャラの流用)当てはめていくだけ。

 ジグソーパズルを作っていくような感覚。


 それでもハネる確率は何割だろう?

 数作品書けば結構いけそう。


 でもねぇ。

 それは後で。

 自分の時間的健康的リソースをどこに使うか?


 やっぱり「書きたいものを書く」方がいいですね。



 一応、2日間でまとめた現ファンのヒット要素を書き出しますね。


 まずはダンジョン配信ものベースが最強。


 1)第1話から徹底したヘイト集中。

 いじめでいい。無職転生並みでいい。ずっとこいつが敵。ずっとこいつ関連をざまぁする。家族一族、会社その他諸々につなげていく。国すらも念頭に置く。

 この主人公のメンタルを支えるものをきちんと決めないとグダグダになる。

 感情移入ができるように、みんなが通ってきた経験のある高校がいい。


 2)第1話の最後に、これから謎スキルを手に入れることを一人称多元視点で説明する。


 3)第2話でスキルの説明。主人公のある程度の家庭事情。

 どれだけぶっこわれスキルでもいいけど、社会的条件は大事。まにまにが書くとすれば、ほんの少しのスキルが変容していって、最後には地球を救ってしまう話に。まにまにの得意な経済的な影響力を書いていくのもいいかも。


 4)第1話ではヒロインは出せそうにない。だから第2話ですぐに出す。一番受けそうなのは、美人配信者を救うシーン。

 これで配信きり忘れでバズる。


 5)出来るだけ、自分はバズりを知らない。

 若しくは徹底的におだてられるけど、気づかないか照れてかえって何もできない。ずっと精神的には『リアルな読者と同じ』。

 つまり『共感をずっと持続させる』


 ここ重要。

 これができていない、不自然な言動をすると読者の離脱が起きている。


 主人公はいつも冷静であれ。

 この法則性が重要。


 周りにおだてられるのは『物凄く大げさに』。

 書いていて自分が赤面するくらい。

 特にヒロインからの「すご~い!」で、その内、高嶺の花であった子が寄って来るけど、それに恥ずかしがるも一番気になるのは、最初に助けた配信者の女の子。


 目移りしてはいけない。


 ヒロインは徹底的に可愛く書く。

 そして助けてもらったことをきっかけとして配信に絡んでくる。その際に恥ずかしながら気があることをにおわせる。


 6)外見の変貌。

 キモオタから洗練されたかっこよさに。

 皆に軽蔑されていたのが、がらりと一転。


 これで5話はいけるでしょう。

 その後、ざまぁ回をいくつもやっていく。

 強くなった(新しいスキルを獲得した)ら、リベンジしてきた敵役をぶっ潰して爽快感を持たせる。


 これの繰り返しが基本構造。


 あとは配信のチャットをいかに盛り上げるかだけど、まにまにはあまり見た事無いので、2~3日見てみれば、だいたいの雰囲気は分かる。

 まあ、政治系は見ているんだけどね。



 こんな感じだと思う。


 ゆっくりやるかな。

 もう出力が弱くなってきたから。



 ◇



 で。

 ヒロイン物です。

 八女の作者さんが新作出していて、読んでみました。


 う~ん。

 ざまぁまでの文字数が長い。

 文学的には洗練されていて高尚なんですが。

(前があれでしたから、余計に落差が)


 だから1話で離脱する人が20%近くいる。


 その後は継読率がすごいのですが。

 内容はすごいですから。


 これはまにまにには書けない。

 とういうか、書く意欲が出てこない。

 もっとテンポのいい作品が書きたい。


 もうちょっと新作の中で自分に合った作品を見つけて、その構造を探ってみよう。

 ついでに最近読んでいない、ろうきんと本好きを再読するつもり。



 ◇



 このあたりでハネる作品書いてから、戦国物書きます。

 まずはドラゴンノベルズ用のヒロイン物。

 これは10万字。

 1カ月で書く。もうちょっとか?


 次にPVを稼げる現代ファンタジーを徹底的に流行りの作品を研究して書く。

 20万字くらい?


 そしてその構造をそのまま戦国物に移植。


 当分これで行きます。


 やはりまだ戦国物は自信がない。

 やるからには超大作にしたい。


 今しばらくお待ちください。


 無理せず、ゆっくりとやりますm(__)m




 ではまた~ノシ


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る