第229話:やはりカクヨムでは交流苦手な人は生き残れない?


 皆さま、こんにちはそしてこんばんは。


 PCの前に座れるようになったけど、1話分の原稿を書けないで愕然しているまにまにです。

 普通、1日で2000字は書けたんですが。


 最終章で毛利の戦略で躓いてしまって。

 秀吉との関係をあまり考えておらず。

 オチを考えられませんでした。ついでにギャグも少なく。書き直しになるかもしれない。一旦、中断すると勢いも止まっちゃいますね、創作活動。



 ◇



 最近、初枝先生のYouTube動画でクヨムコンの話題が連続して取り上げられていて、まにまには『作者交流が超重要』と書き込みました、2~3回。

 このエッセイをお読みになられている方は体感しておられると思いますが、なろうもカクヨムも初動が大事ですね。


 でもなろうは『連続投稿』が主なスキルです。他はあまり関係ない。

 とにかく1~3日で一気に日間総合300位までに載っちゃう。これが出来なければ諦め的な感じです。

 他にも方法はありますが、メインはそんな感じ。


 翻ってカクヨムはというと、『初動で一つでも★が付かないと話にならない』けど『その★1つがもらえない』なぜなら、露出が出来ないから。


 そのための唯一の能動的な方策が『1日目と2日目に仲間から援護射撃を受けること』です。それが嫌な場合は、何話もある程度のファンがつく様な作品を連発してから、その読み專様に作家フォローをしていただく。そんな受動的な作戦。

(これが結構大変です><;)


 若しくは、フォローをつけていただいている完結作品の完結を一度解除して、後書きを掲載。そこに『新作書きました!』とリンクを貼る。

 これが一番効果的です。


 それ以外にもエッセイを書くとか、単発作品を試し打ちして反応を見るとか、色々とありますが「なろう」よりも多彩な技を繰り出せます。


 ただ、それらの技を知るのには、こういったPDCAをしてそれをレポートしている人の情報にアクセスしないと『どんな有名作家さんでも苦戦します』。


 なろうで有名な方がこっちへ来るときでも、誘導を掛ければ首取り物語のように一気に★が付きますが、それでも連続投稿しちゃいますと、長続きしません。

 正のスパイラルが生まれないのです。

 長編になればなるほど★が付かない、という重要なことを知らずに異世界の戦場に突っ込んでしまいます。


 まにまには途中で書き手同志に教えてもらいました。

 それでも既に100話近く更新をかけてしまった後で、「次こそは気をつけよう!」と、偽光秀で様々な手法を試して、とりあえずある程度の成功をしています。戦国物としてはですが。



 有名作品を研究し、プロットをきちんと練って、その通りに書いて行く。必要なこと以外は書かない。それ以外の創作テクを駆使しても、このカクヨムでは『露出がないとお話にならない』のです;;


 読み合いというと拒否反応を示す方も大勢います。まにまにもその一人でした。

 でも相互扶助することとともに『お互い励まし合うことで生まれる一体感』『いっしょに頑張っているんだな』という安心感。

 このような絆を作れるということは、まったくもって人間的で否定されるようなものでは無いと思い始め、元気な時にはそんな活動もしています。


 よきカクヨム生活は多分「書く」+「読む」なんですよね。

「書く書く」ですと片手、片足で動いているようなもの。このカクヨムの思想、KADOKAWAの理想と波長に合わせないと、ここでは生きていけない。


 そう思うのです。



 ◇



 やっぱりカクヨムコンの上位作品は『一癖も二癖もあります』ね。


 いくつか最新回まで読んでいますが、特徴があります。

 さらには主人公が魅力的。


 この魅力というのは『かっこいい』というものだけではないんですよね。

 どちらかというと癖のあるキャラ。

 ハチャメチャなキャラです。

 そうでないとなかなか上位陣に食い込めない。


 その一手法としてギャップの使い方なのでしょう。


 まにまにの偽光秀は、内心のヲタクの叫びと外見の真面目ぶった武将のセリフでそのコントラストを出しました。

 さらにそのモノローグで、主人公から見た戦場と実際のガチ戦場をリアルに表現することで、ここでもギャップを作りました。


 この構造である程度の★を頂きました。


 異世界ファンタジーなどでも多角的にギャップを出しているのでしょう。あと相方の存在をうまく使う。

 そんなに多くの作品を分析はしていませんが、癖のある印象が強い主人公はそれだけで、ある一定の評価を受けているようです。


 その癖をキャッチコピーに、がっちりと取り入れる。

 エンタメ総合だと

 巨乳戦記

 バランスの良い山本さん。

 惑星国家最後の生き残りは外に出したらだめなやつでした

 とかは、最高ですね。


 令嬢ではあるけれど、悪役でもなくヒロインでもない、モブなTSお嬢様のスローライフストーリー

 は、「諸君、わたしはおっぱいがすきだーー」でちょっと引きますが、読むとなるほどこう来るか! と。


 信長の嫁、はじめました ~ポンコツ魔女の戦国内政日記~

 も、ポンコツさを出すのにいろいろと工夫しています。



 あと遂にクリスマスを機に、有名作家さんがどんどん新作を投入し始めました。

 近況ノートには書きましたが、年末年始でだんだんと上位陣が変わってきます。ここから30日が勝負と読んでいる熟練の方が結構いるという事です。


 だいたい30話くらいまでなら、皆さま一気読みしませんか?

 でもそれ以降は「後で読もう」と、フォローだけしておく。

 すると『新着通知が行かなくなる!』👈ここ重要。


 リアルタイムで読んでくれる人が少なくなります。そのうえ、読み忘れの人もでる。

 ですから


 30話までに★をつけていただく仕組みを作る事が重要。

 一番重要なのは多分、

 数話で章を終わらせ、その最後の部分ごとに徹底的に『★くれアピール』をする。長編になった時は第1話で★付けやすいようにレビューページへのリンクを貼る。


 つまり最初の3話~5話で★を『絶対に付けさせる!』

 この意気込みで書かないと沈んでいくのかな?


 勿論違う場合もあります。

 愛着がわくとか、一気読みの後に★付けてくれるとかあります。

 でも一見いちげん様に★をつけていただく仕組みを、作品構成に取り入れておかない作品は、圧倒的な主人公パワーがないと厳しいのかなと思いました。




 では長くなりましたのでこの辺で~ノシ



 追記

 この時期に連載開始の意味。

 2月は『新作がほとんど出ない』だから★が付きやすい。するとピックアップされやすい。そういう戦略も考えているのではと思います。

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