第217話:トレース作業は結構ためになる



 皆様、こんにちはそしてこんばんは。


 昨夜はうなされながらも、脳が休まった気がする。あくまでも「気がする」だけかもw


 創作意欲は戻ったのですが、また書き始めると多分ぶり返す気がする。

 もうちょっと我慢。



 ◇



 トレースして練習。


 若かりし頃。

 マンガが上手く描けるようにと、自分なりに工夫した練習方法。

 尊敬する漫画家さんの、自分が大好きな作品を『ページごとトレーシングペーパーで描き写す』こと。

 その次に、それを使わずにケント紙(昔はこれ使っていた)に描き写す。


 するとですね。

 なぜこう描いたのかがだんだんわかって来る。

 コンテ切るのも、こうやれば全身が入るな。ここをアップで描くのはこういう意味があるのか、と。


 ついでにデッサンの練習にもなる。



 現在は多分、当たり前にやっているのでしょうけれど、これって小説にも使えません?

 本当に上手くなりたければ、好きな作品を書きうつす。

 そしてなぜ、ここでこのセリフが出てきているのか。こっちのセリフの方がいいんじゃない?とか色々考える。


 ここまですれば、間違っても行間隔や漢字の入れ過ぎとかをすることはしなくなる?


 私はこの作業をしませんでしたが、似たような妄想をしました。

 神作品を読んでいて「自分だったらこの展開はこうするよね」というものを頭に描いていた。


 それが積もり積もって『首取り物語』という異端な戦国物を作り上げました。


 守破離ですよね。


 最初は「おもしれ~」でいいのですよね。

 でもその内、それ壊してやる。

 で、離れていく。


 だから最初は好きな作品を師匠として、ルールをその通りに書いて行く。

 それを壊すのはその後。

 だから自己流で最初からすれば、根無し草になっちゃう。


 よく研究するためには『舐めるように』読むこと。

 ですがそれよりも書いちゃった方が身につくんじゃないかなと。


 こう思っています。



 ◇



 近況ノートに書きましたが、

 https://kakuyomu.jp/users/pon_zu/news/16817330650292985248

 道は開かれているんです。

 なろう作家としてのですが。


 でもいわゆる「なろうを見下した方」はその神髄を軽視する、というか知らないでしょうね。ここまで計算して書いているって。


 適当に書き散らかしている方ばかりじゃないんです。

 私よりも遥かにデータ収集をされているし、試行錯誤を数年、時には10年以上されている方が結構います。


 そのデータを使うかどうかは後進の作家さん次第。

 もちろん自分の書きたいものを書けばいいのですが、先に述べた通りWeb小説界で読んでくれるものを書くためには、その世界でのルール法則を知らないと、うまく行っても1作だけの一発屋で終わってしまいます。


 作者はそれが嫌で、というかこのままではやがて消滅してしまうという、自分の限界を感じて、その問題打破のために研究を始めました。


「自分の書きたいものを書く」


 こういうとかっこいいです。

 でもそれって単にめんどくさがり屋さん、勉強しなくてもいい奴が書ける、つまり「自分にはその才能がある!」と思っているだけかも?




 と、ここまでは辛口、厳しい内容。



 でも、ほとんどの人はワナビすらもならない人ばっかりなんでしょうね。


 それに「そんな時間ね~ぜ」という言葉が聞こえる(^▽^;)


 作者は毎日平均3~4時間かけて、2000~5000文字書きます。

 資料漁ったり地図作ったりしながらです。


 その後、頭を冷やすためにエッセイ書いたり、データ取ったり。


 それと朝(11時過ぎですがw)起き抜けに、初枝れんげチャンネルを聞きます。

 15~25分なので通勤通学時間でも聞ける長さです。

 作者が元気で仕事の後に創作するとしたら、朝の時間をこれに使うかな?


 もちろんインプットがないとアウトプットできませんから、若かったら(引き出しがなかったら)様々な作品に触れるように心がけます。


 しかし思い起こせば、仕事に慣れない若いうちは家に帰るともうぐったりしてしまい、ただ遊んでしまう日々。

 中堅になれば使い倒されていました。


 ですからこのカクヨムやなろうで創作活動されている方は、それだけで『すごい!』のです。

 本当にすごい!


 何度でも言います。

 すごい!

 すごい!

 すごい!


 大事なので5度言いましたw



 でももっとすごいのは、小さなことでも長く続ける事なのだなと、60年生きて来て知りました。

 一気に物事を進めるのは良くない。


 出来る範囲でゆっくりとやりましょうよ。


 今回書いたのは、「やる気になった人」は「こういう道があるよ」的な内容です。

 決して否定する気は毛頭ありません。


 進む道は色々あるのですから。



 ◇



 遂に偽光秀。

 ★500超え。

 フォロー760以上。


 感謝です!

 最初のスタートでファンの方と作家仲間様の支援がなければ、こうもうまく行きませんでした。

 1年間かけて、創作活動と交流をしてきた甲斐があったというものです。



 まさかねぇ。

 ここまで来るとは思いませんでした。

 でももう先が見えている。

 PVが伸びません。

 毎日2500PVくらい。

 通読して下さっている方、約1100人。

 やはり第4章で離脱者が多い。


 これは肥やしにして、次へ行きます。


 その市場調査として、短編書きます。

 とりあえず、1作目は『女偽光秀』というタッチの主人公で、ギャップ要素ばりばりのキャラが信長に絡む。


 問題は信長のキャラを崩さないようにしながら、主人公のチートぶりを出す事。

 さきほど書き出しを2種類書きました。


 でもやっぱり難しいですね。


 頭を休めるつもりが悩んでいるとは、黒古の痛みを止める『痛い針』みたいなものでww



 ではまた~ノシ




 追記

 最近、つい書くことが辛辣になってしまう気がしています。

 気をつけなくては。

 やっぱり疲れが出ているのか?


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