第112話:超大事な問題を再び考える



 皆さま、こんにちはそしてこんばんは。

 相変わらずぼやけた世界の住人となっております。明後日、眼鏡が来ると脱出出来るか? 無理です。もともとぼけている人ですからw



 先程「首取り物語」にコメントを寄せてくださっている方がいて、思い出しました。今回のリメイクを始めるにあたって最初に決めねばならないこと。


『読者の属性』


 これ決めてから書かないと!


 コメ主さまは、好意で書かれていたのがよくわかります。自身も「IF戦記が好き」と書かれていたのですが、戦国物によくある玄人向けの技術関連、歴史関連の蘊蓄はいらない。ただストレスフリーに楽しみたい。だから「みせてもらおうか。」のようなリンクは邪魔。

 無名の弱小武将はわかり辛い。フリガナは必要。視点が飛び過ぎて集中できない。などなど。


 おっしゃると~りです!

 はい!


 これがサイレントマジョリティの言葉です。

 だから2/3以上の方が内政モードを読み進めない内に離脱する。


 これには理由があって。

「なろう」様と同時掲載すると【向こうの読者が煩い!】。

 ノイジーマイノリティなんですよ。

 私はこれに対抗し過ぎちゃって。というよりも私もその人たちに共感するために自分で書いた。だからメジャーなものにはならなかった。


 そう言う事です。


 その分、「好きな人は大好き」なんです。この作品は。ここまで追求した作品は多分ない。私としてはもう満足。あとは南蛮設定モードを楽しむだけ。

 なので、リメイク時にはメジャー作品を目指すためにノイジーマイノリティをガン無視。その人たちには「首取り物語読んでね」で済まします。


 キャラ重視。

 ストーリー性重視。

 ギャグ重視。

 ストレスフリーな作品。


 これにより偏差値でいうなら±σ1以内の読者に刺さるものを書きます。


 今までが歴史に詳しい度合い+2σ以上を対象にしていた作品でしたから。今回は相当突飛な設定とざっくりとした状況説明をわかりやすく入れる。

 武将やレア人物収集も盛大にやるか@@;

 極力控えて作品作って来たけど、それをマジョリティ読者は望んでいる。オールスター合戦ですね。


 緒戦が「地黄八幡以外は猛将がいない!」北条氏康の首でしたから忘れていました。戦場以外でいじめるのが少し多すぎた。

 でもそれが現実なんですが……

 リアルは追求しない方がいいのです。そこにこだわったのがこの作品の「失敗要因」であり「成功要因」でもあったわけです。


 私と同じように「今までの戦国ファンタジーに満足していない人」に受けたわけです。「リアルはこんなもんじゃね~だろ?」という人達。



 だから

「鉄砲沢山持ってれば最強!」

(んなわけない。天候もあるし射程距離も火薬の消費も制限が)


「レア武将がいれば成り上がれる!」

(キャラ濃い武将が一緒にいればぶつかるの必至)


「治水開墾すればどんどん軍備増強できる!」

(どこからその人口持ってくる?それ食わす米どうするの?安定供給できないよ)


「内政?誰かがやってくれるだろ?」

(一番重要なのに。官僚機構)


「水軍?そんなの関船・安宅船の数で押しまくれ!」

(潮目を読める現地水軍が圧倒的に有利)


 てな具合です。


 戦国物のアプリの乗りですね。

 つまり、世で流行っている戦国アプリゲームのシステムをなぞって行けば、即ストレスフリーに読んでいただける。

「謙信と信玄の最終決戦」

「氏康の外交戦略を華々しく」

「妙印尼は若くて美人!」

 いや~、なんというか……


 でもこれやれば多分、多分ですがストレスフリーの極地でがんがんPV稼げまっせ。世に沢山の戦国アプリありますんで。

 二次創作にならない範囲で追従する。


 この暇なときにアプリゲームをプレイする感覚でスクロールしてもらえる作品。それを読んでくれる方って爽快感しか求めていないでしょう。1話1話もしくは2話程度で難関を越えて結果が出る。そしてリザルト。


 この「読者に徹底的に媚びた」作品。これも大事なレッスンか?

 商業的にはこれでOKだと思います。PVを増やすという一点においては。でも決して「書籍化はしない?」


 ちょっと書きたくなってきた。

 特化させるとどうなるのか?

 汎用性に優れた作品を作れるだけの才がないから、徹底的に先鋭化させるのもいいかも。


「PV少ないのは嫌なのでストレスフリーに極振りします」



 ……いままでのファンの方にはあまり見せられないなぁ。

 と思ったのですが、同時にツッコミ専門のコメント受付用作品を連載しておくか!


 自分でわかっていて戦術や物理法則を破るのは面白いかも。

「花の慶次」みたいにデフォルメするんです。

「在り得ねぇ~」と皆で笑う。


 これでちょっと考えてみます。

 これなら群馬だけでなく書けるかも。



 ではまた~ノシ



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