第111話:資料収集&南蛮設定について




 皆さま、こんにちはそしてこんばんは。



 今日は小雨によって体調崩れている作者です(>_<)

 昔はこう言うものを全てひっくるめて「不定愁訴」と言っておりましたが、中には精神疾患の方がたくさんいたと思います。

 医学の進歩により昔、根性論で「そんなことで弱音を吐くな!」と上から見下していた人がなんと多い事か。弱い人は弱い。強い人にはなかなかその気持ちを斟酌することはできません。

 そういう私も所謂でした。

「こんなことがなぜできない?」

 そう思ってしまう。

 そして接する人も「自分はダメな人間なんだ」と思わせてしまう。このことを繰り返し。そして自分が弱くなった時、初めてその辛さがわかりました。


 だから今の状態(弱い状態)は返って私の心の訓練・矯正期間なんだなぁと。そんなことだから「首取り物語」では【菊蔵】を出しました。「何もできない」「人と比べて異質」であるが大器晩成、自分の好きな事を突き詰めていくと偉大な足跡を残すまでになる。

 こんな人がいるといいな、と。


 やっぱりこういう物語は好きです。

 作品を所謂「おかゆ状」にして読みやすくするけど、その中に具を入れたい。その方が目立つんじゃないかなと。作者が言いたいこと。伝えたいこと。「それ。邪魔」と言われてしまっても仕方ない。1%の真実を入れておきたいな。




 南蛮設定です。

 先程、「首取り物語」へのコメントで「キリスト教の呼び名」について疑問を投げかけてくださった方がおられました。

 これって結構難しいのです。

 文句が来るとかではなく。

 クリスチャン=キリシタン?

 パードレ=伴天連?

 カトリックvsプロテスタント?


 これ全部間違っているし。全部何語か問われれば全部違う。

 大体カトリックが自分たちをカトリックとか言わないし。プロテスタントなんか認めないしプロテスタントとも言わない。

 こういったものを整理して書いていくなんかしていると、もうそれはアマチュアの域を超えていますね。何が面白くてそこまでこだわるのか? ということになります。だから「キリスト教」で統一します。


 これからもどんどんこういったこまごまとして物が出てくると思います。ナオ=キャラベルとか、ブリックとベルガンティンの違いとか。それ詳しく書いて面白いと思う人どれだけいるのかと。

 それは面白いと思う人いますよ、きっと。10人くらい?^^?

 そのために何週間も掛けて調べる気にはなりません(^▽^;)


 最低限の部分を調べて「これは絶対に間違え!」というものだけをきちんと踏まえていこうと思います。

 地形とか風向きとか、有名人物とか貿易品とか。

 この程度なら調べて面白いストーリーを作れるかな、と吟味したいと思います。


 幸いカクヨムは「治安w」がいいので、それほど突っ込まれませんがあっち界隈に出す時は目立つところに「ここまでは考えて書いています」的なものを書かないと……世知辛い。



 資料を収集するのは何処までにするか。やはりこういったものを書く時には重要になるのでしょうね。

 そうそう。眼鏡が来たら(月曜)1カ月だけ大航海時代オンラインを再開しようかと。あのフレーバーテキストが凄いんですよ。下手に資料を自力で収集するよりも効率がいい。大砲や船体についても結構まともな設定(そうでないモノも多数あるけど。4年前くらいから大分変になって来た)なんです。歴史的な事件も凄く勉強になるし。

 この作品がお好きな方は良かったらやってみるのもいいかと。

 ただやり込みゲーなので時間は必要ですがw




 さて。

 リメイクについてです。

 やはり松風が主人公でいいかも。剣聖のキャラが作れない!

 調べれば調べる程、作るのが難しい。20代から既に相当強かったらしい。周りの親族が皆、剣の達人? ありうるからすごい。大胡には全国から剣豪が集まってきていた? ほんとかどうかは知らないが、そういう資料があるんだから。

 これ信じている人、きっと多いですよね。下手に弄ると危険。


 それよりも現実的にそのような人物が存在する環境があったのが事実でしょう。まず武芸に限らず芸事や知能・性格は遺伝でほとんど決まってしまいます。昔は「遺伝1/3、環境1/3、努力1/3」という事が言われていましたが、「なに?その1/3って。どこからでたデータ?」というあやふやなものでした。

 今はアメリカでの30年以上にわたる大規模追跡調査で80~90%が遺伝による影響とデータが出ています。完全に環境が阻害している場合は無理ですが遺伝の影響は絶大なものがあるのです。


 その上泉(大胡も含む)という一族の集大成として信綱(胤綱)が存在するのがわかってきました。これを崩すのは厳しいかな。「首取り物語」のような扱いならまだまだありうる。

 でも「剣聖」で「内政チート」「戦術チート」「戦略チート」できる?

 転生者ならばそうなる。

 転生者の保護者になるとどうなるのだろう?

 胤綱自身が大名としてやっていけるとも思えないんです。そういう野心は無さそう。転生主人公が野心か何かを植え付けるのが「おかしくなる」。まだ戦を究めるのならばいいのですが、天下統一には向いていないのかなぁ。


 この剣術チートキャラの心を動かすイベントが思いつかず。

 松風で主人公設定した方がしっくりくる。

 現在はこんな感じです。




 え~と。

 散文になっちゃったけど、最初の「強い人」と胤綱の話はつながっています。更にはWeb小説創作についても。

「こうやればできるだろ?」

 といっても、「できない」んですよね。様々な要因から。

 一番大きい要因は多分「基本の積み重ね」「PDCA」「テンプレを使って一滴だけ自己主張」。

 この意味が分からないか、やるだけの時間がない。学業や仕事。ほかに費やす時間。気力・体力・根性(!)。これもバランスが掴めないし、どれだけ本気を出すか。これも違う。

 目指すところも多分、殆どの人が「自分でも決まっていない」なのだと思います。


 PVが多ければ幸せ

 書籍化したい

 友達を増やしたい(読んでもらえれば幸せ)

 質の良い作品を書きたい


 全部を叶えられる方法はない、と知らない。

 最低限、1つか2つに絞ったほうがいいと思うのです。

 PVと書籍化はイコールの事は多いけど、必ずしもそうとは限らないと聞きました。カクヨムコンの作品を見ればわかりますね。PV稼いでなくても★少なくても受賞、もしくは書籍化している。

 戦国物だと少しは読んでいますが、PVではないですね、書籍化は。★でもない。カクヨム以外でどれだけ一般受けするかを見ている気がします。それでも当たり外れが大きい……



 ちょっと話が広がってしまいました。

「目標」を決めて「正しい努力」をする「時間をつくる」だけの「根性を維持する」。モチベーションのために目標を掲げるのは、受験勉強と同じです。イメージトレーニング。成功した後のイメージを毎日思い描く。それをルーティーンとする。


 私を含めてほとんどの人が売れっ子作家にはなれません。プロになって何年も食っていける人になれる人ってそこら辺に転がっていますか? 天才級の人はいないでしょう。その天才ですら苦悩して努力して作品を書く。

 だからWeb小説界隈で成功するのには、先に述べた「目標設定」が重要なんじゃないかと。

 無駄な努力をするほど人は余分な時間を持ってはいないと思うのです。



 わたし?

 私はですね。多くの人に「楽しんでもらえる作品」を書きたいです。でもその多くの人の属性にこだわってしまいます。

 今までは「自分の作品に合う読者を楽しませる」事しかできませんでした。


 でもやっと8カ月の経験から「この程度までなら折り合いが付けられるかな?」というバランスをとろうと現在キャラ設定を考えているわけです。


 誰も多分、真似できないと思います。

 老人の時間的余裕。健康が許す限り書ける。半世紀以上生きて来たアドバンテージがある。そして郷土をモチーフとした作品。

 強みを自分で認識して自分に合った作品を作っていきます~♪



 うへ~。

 今日は長くなっちゃいましたよ。

 駄文、お読みくださりありがとうございました^^;




 ではまた~ノシ



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