第91話:コホート研究。トレンドは30年周期だと思う。





 皆さま、こんにちはそしてこんばんは。



 今日第2弾。


 20年位前。

 まだ体が動く時期、スポーツジムに10年間くらい通っていました。シックスパックだったw。


 そしてこのままじゃ体が弱る一方だと思った数年前。若い頃の気になって自己流にやり始めたら半年で肩の腱板損傷で手術!


 皆さまもお気を付け下さいまし~。

 人間は年を取る生きものなのです。

(歳取らない生き物って……モンスターかよ!)




 では真面目なお話を。


 先程の続きなのですが、

【Web小説のパイを大きくする方法】


 もういい加減レッドオーシャンはやめた方がいいんじゃないの? Web小説の配信サイト様。

 カクヨム様も含めて、若者ばかり取り込もうとしている。最近は奥様層に手を入れ始めたけど。

 もっと美味しい餌がいまっせ。



 ここでさっきのシックスパック……じゃない、スポーツジムの話とつながるのです。

 昔取った杵柄ではなく、

【昔好きだった小説】

 これを硬いものだけしか見ていませんか?

 SF(たとえばハヤカワ様等)はわかります。やっていますよね。


 でもここで社会学的な見地から言えば

【トレンドは30年周期】

 であるという事。

 これはコホート(世代を同じくした集団)の次の世代への移行が30年だからです。今までは大体30歳で子供を産んで育てる。これが30年周期の原理です。


 先のスポーツジムのトレーナーさんがマネージャーに言われたこと。「これから大量の退職者が出るからこのシニア層を取り込めるかがスポーツジムの今後を左右する」と。


 これ今では当たり前ですよね。

 次から次へとシニア向け、中年向けのジムが出来ている。これが20数年前のトレンドの開始でした。


 最近よく聞きますが、今の若者はバブル期のモノに新鮮味を覚えると。これがWeb作品ではまだ足りないのは、その面白みを知らないからだと思うのです。だって作品数が圧倒的に少ない。


 これ増やしたらいいんじゃないんですか?

 そのためにも「30年前に流行った作品ジャンルが今無料で読めますよ」をPRする。誰に? 勿論、それが大好きだった世代、50代以降の人です。


 結構そういう人、PCの前に座っていますよ。「退職してPCの前でお地蔵さんになる男性」というのを聞いた方もいると思いますが。


 その人たち。

 金持っていませんか?

 その人たちを取り込めるかどうかが今後のWeb小説を左右すると思うんですよ。20年以上前のスポーツジムのように。


 30年前と言ったら1992年。

 時はバブル絶頂期。

 その頃はやった作品は?

 それを「書かせればいい」。

 書く人いなければ読む人いませんよ、そりゃ。それやれば作品が増える。熟年層でPV稼いで作品を目立たせる。すると若い人の目にも止まる。作家さんが雨後の筍のようにそのトレンドのものを書き始める。


 需給関係をマッチングさせなくちゃ。

 これがマーケティングなのでは?



 男性ならば結構マッチョな小説や作品が好まれていた気がする。

「Noと言える日本」とか。

 女性ならば「マディソン郡の橋」みたいなやつ?

 ベストセラーだけじゃないから。

 IF小説も凄かったですよ、売れ行き。


 この辺りはカドカワさんいっぱいデータ持っているでしょうから、探ってみればよいのでは?

 社会学的な常識ですよ30年サイクルは。


 兎に角、今お金を持っている人の興味を引くWeb小説がなさすぎるのが問題。それを増やしていけば新しい属性の方々を呼び込める。

 そうしないと既に飽和状態で窒息してしまいます。作家も出版社も。


 お年寄りは眼が悪いのです。

 だからそのためにもイラストが必要。それらのユニバーサル規格、Web作品のバリアフリーを進めないと。



 某同志のバブル期の作品みたいなのを増やしていく方向で誘導してみればよいのでは?

 あれを【書籍化しよう!】

 それも1冊だけ。5000部w

 しかし大々的にCM打つ。

 YouTubeを結構見ているんじゃないんですか?

 これならコホート狙い撃てますよ。



 ああ。

 なんだか本気で稟議書形式で要望出したくなってきた。

 でもこんなの相手にされないだろうなぁ。

 局長クラスが頭を縦に振らない限りテストも無理でしょうね。だからこその稟議書。この前公式さまが色々と未来の事書いていましたが、【未来は過去の結果として存在する】のですよ。

 だから過去を見なくちゃ。


 過去はデータの宝庫です。



 なんだか、力が入ってエッセイではなく評論になっちゃいました~

 次回からまたお気楽なエッセイに戻るとしようかな。

(できればだけど。てきと~)




 ではまた~ノシ



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