第7話:1年半前に考えていたプロット







 こんにちは。そしてこんばんは!


 今日の内容はものすごく個人的な具体例なので、読み飛ばして大丈夫かと。でも★1300に至る前の作品プロットってこんなにシンプルだったんだ、と分かっていただきたいと思って書きます。


 今でこそ多彩なキャラが出て来て動き回っていますが、本当は「上泉伊勢守が主人公」で北条の軍勢を追い払うなんてどうだろう? という単純な考えでした。その中に銀河英雄伝説の大好きな設定であるバーミリオン星域会戦で「ハイネセンの指導者が停戦命令を出したので、目の前にラインハルトの旗艦を捕えてあと一歩で完勝するところで命令厳守するヤン」。これを剣聖にやらせたかった。大胡へ逃げてきたので匿っていた筈の憲政の命令。

 ただこれだけです。


 だから短編ですよ。1万字くらいの。

 だって初心者が書くのだからこの程度でしょ?

 それがこんなになってしまったww


 書くことがどんどん沸いて来たんです。大胡に勝たせるのにはどうすればいい? 必要最小限の条件は何だろう? 最低でも鉄砲必要だよね。1554年で鉄砲? 無理だよ、高すぎ。じゃあ作っちゃえば? 鍛冶師必要。でもそんなにホイホイ人材釣れないでしょ?

 じゃあ、近くに瓦産業があるからその職人さん引っこ抜いて……

 でも技術力足りない。銭もない。無理だぁあああ~~~。と。


 内政が必要。

 だったら剣聖に内政やらせる? それもまた変。剣の道一筋の人が内政できるわけない。やったら「剣聖」でなくなる、練習できなくて弱くなる。



 こんな風にして結局、剣聖を主人公にするのは諦めました。とどめは「剣捌きをカッコよく表現できる自信がなかった!」


 戦場のシーンを書きたくて始めたのにそこで躓いては本末転倒。ということで大胡付近の正史に残る武将を探して、あ、此奴使えるんじゃね? と「名前も分からない大胡に婿入りしたらしい人物」を転生者(仮)にして設定しました。


 その人物は厩橋長野家の血筋だったことは分かっています。だからその設定になっています。これが銭を稼ぐのに都合がいい「大きな天災」が1540年にあったので1535年に生まれたことにしました。だからこの歳に生まれるためには上杉憲政が若すぎるために3年早く生まれてもらった!!


 先物商売するのに元手必要だから関東管領に出させちゃおうと(>_<)


 

 か、可愛そうなお松様……




 



 もし

「ためになった」

「おもしろい!」

「へぇえ。そうなんだ」

 と少しでも思われたなら、たった1つでもいいので★ください~♪

 できれば【首取り物語】本編に★ただけると創作意欲がもりもりです。

 よろしくお願いいたします。

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