第4話:属性大事、超大事。そして双方向性。
どの属性の読者に自分の作品テーマを突き刺すか?
読んでもらいたいのか?
これが全てなのでは?
ただ漠然と「ラノベを読んでいる人」「若い人」という感覚で書いていたらちょっとだけ慎重に考えた方がいいのかなぁ?
それだと間口が広すぎますね、多分。似たような作品群に埋もれちゃう可能性高し。
自分が何を書きたい。これは変えられませんよね?
(これない人はそれ決めてからの方が良いと思います)
それを何かと混ぜ合わせる。
これは出来るかと。
戦車オタクが戦車書きたい。
当たり前。でもそのまま書いたら……。
という事です。
で、よく例に出されるのが、×少女でガールズアンドパンツァー。擬人化戦闘艦で艦これ。
だからラノベに近づけるとか、なにか自分で好きなものの中で主流寄りの「書けそうなもの」を取り入れるのはどうでしょ?
最初は手探りでした。なにせ書くのなんか真面目に考えた事無いww
私の場合は、【佐藤大輔物の戦国作品】を「自分が読みたかった!」だから書いた。
でも、これ書いてどれだけファンが出来るか?
それは出来るでしょう。
でも間口が狭すぎる。
「佐藤大輔」(注1)を知らない人が多すぎ。
だから少しメジャーに近づけてマンガ「センゴク」(注2)的なリアルなバトルがあります、という感じにしていきました。
だからそれ用の設定を考えました。
でもまだハード過ぎる。ハードルも高い。
だから主人公のキャラ設定の変更。
前々から思っていた疑問。
いきなり戦国に行って生きていられるの?
活躍できるの?
という問題点を解決するために「ゆるキャラの謎」を作りました。これは評価が分かれるところですが。自分で許せる最大限の譲歩でした。
ではこれを読む人ってどんな属性の人?
最初は雲をつかむような感じでしたが、「なろう」様の感想欄にぼちぼちと書き込みがありました。あちらは意図的に隠さない限り「年代・性別」が分かります。
また何を読まれているかが分かります。
その中で「年代」に着目しました。
あれ? 40~60代ばっかじゃん? たまに30代がちらほら。
やっとここでわかったのです。「これ。自分が好きなこと書いていいんだ」と。作者は60手前のじーさんです。その年代のギャグやネタを思いっきり書いて「なろう」様の仕様である「まえがき」と「あとがき」で読者様に「絡んでいった」のです。
小説の双方向化。
この事実があって初めて前回の「司馬遼太郎説」が生きてきたのです。この世代の歴史好きで「あれ」読んでいない人いないでしょ? と。
これがうまく行ったのかなぁ。
結論。
どんな読者に読ませたいか。自分の書きたいものをブームなどに寄せていく。微修正は「双方向性」で読者に親近感を持たせることと、リアクションを観察する。
もし
「ためになった」
「おもしろい!」
「へぇえ。そうなんだ」
と少しでも思われたなら、たった1つでもいいので★ください~♪
できれば【首取り物語】本編に★ただけると創作意欲がもりもりです。
よろしくお願いいたします。
注1)佐藤大輔。IF戦記ブームの草分けで開拓者。ボードシミュレーションゲーム「レッドサンブラッククロス」を皮切りに様々な「歴史改変をした笑」。
注2)センゴク。宮下秀樹著作の戦国マンガ。仙石権兵衛という弱いけど最後まで生き抜いた武将を描いた超リアルマンガ。決して千石撫子ではない!
訂正というか追記。
グーグルアナリティクスの解析では、カクヨム読者の70%程度は35歳以下。
私みたいな爺さんは殆どいませんでした(笑
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