@fognojsoijfd38sk

第1話

 星はたぶん落ちるようにできていて、だからこそ星の光が遠くまで届くのだろう。

みたことない世界は不安で、くじけそうになるけど、そんなものしるか。

 

 辺りはすっかり暗くなって、ライトなしではなにも見えない。

わたしの数歩先をいく君は、すこし急いでいるよう。

 

 ようやく丘の頂上に着くと、君に手を引かれた。

星、星が空からおちていく。 

 だれの言葉も気に留めずに、向かう方向へひたすら。

 星がかける音はどんな色をしているだろうか。

 不思議と怖くはなかった。

 

 

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