組織
第1話 社内紛争
あの後。社内では過激派と通常派に分裂した。
理由はこの前の大規模衝突でやり過ぎたバカが発端で、殺人容疑で逮捕。
結果は言うまでもなく死刑…になるはずだった。
その時出てきた過激派によりゴレーブは脱獄。
そして社内では2つに別れて紛争が起きて、私は今砂漠を歩いている。
オアシスを求めて約半日。
過激派が使用した空間転移によりランダムで転移した。
しかも狙いは時空断絶。転移する場所が違う場合、対象は転移空間内の部分しか転移せず、バラバラになって死亡するとゆう物だ。ちなみにだが使った奴は死刑。または現場射殺しなければならない。
ゴレーブよりも酷いのだ。多分今頃国際指名手配されてんるじゃない?
空間断絶を制御したので死者は居ないと思うが。まさかこんな事になるとは…この小説ってハチャメチャ日常系小説だったはずなんだけどどうしてこうなった?(作者の本心)
とりあえず水を探そう。今は魔力無し。食べ物、水無しで危ないからな。出来ればオアシス見つけて人と出会いたいのだが…まさかサハラ砂漠とかは言わないよな。
転移魔法は使い方次第によっては距離=魔力量の法則が効かなくなるからな…
他の人達は大丈夫だろうか…てゆうか今アトラスに見つかったら負けるな。確実に。
「ハァ…クソ!」
山登りを登っているがこんなにもキツイとはな。
魔法が無ければただの少女か…
変身さえ出来れば今よりはマシになるはずだが魔力が無い。万事休すか…
「ん?あれは…」
遠くで砂煙が巻き上がった。
影…人型。
日本製じゃないな…アフリカ製?
いや、それにしては砂漠に適応している。
ならどこの国のだ…
速いな…山を背に戦ってるにしてもあそこまでの動きは…抜けた。
今度は逆転したな…焦ってる。あんなに撃ったらすぐに弾切れするだろうに…言わんこっちゃない。
チェックメイト…
「いや、ここからだな…」
剣を掴んで折った…システムか…
「危な!?」
弾がすぐ近くに着弾して砂煙に飲まれた。
これ以上は危ないので斜面を滑って隠れる事にした。
多分だが、あのシステム持ちが勝つ。
賭けても良い…ヒューマントレースシステムより機敏な動きだったからな。
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