異世界で俺だけがプログラマー~転生して蘇った前世の知識は魔王級。家族には捨てられたけど、世界法則には気に入られた気がする。帰って来てくれと言われても、もう遅い。プログラム的呪文で最強無双~
第418話 石取りゲームと、プログラムと、感想
第418話 石取りゲームと、プログラムと、感想
次に作るのは、石取りゲームかな。
import random # ランダムモジュールを入れる
def onethree(s): # 数が1から3までかチェック
if s == "1": # 数が1かチェック
return 0
if s == "2": # 数が2かチェック
return 0
if s == "3": # 数が3かチェック
return 0
return 1 # 数が1から3までではない
def answerinput(max):
s=input("1から"+str(max)+"の数字を入力して下さい:") # 数の入力
while onethree(s) or int(s)>max: # 数が無効だとループ
s=input("1から"+str(max)+"の数字を入力して下さい:") # 数の入力
return int(s) # 入力された数を返す
def com(max):
if random.randint(1,1000) % 6==0: # 手加減
c=random.randint(1,3) # ランダムに石を取る
if c>max: # 石の残りより多くは取れない
c=max
return c # 終わり
c=(max+3) % 4 # 必勝法
if c==0: # 負けパターン
c=random.randint(1,3)
if c>max: # 石の残りより多くは取れない
c=max
return c # 終わり
x=random.randint(50,100) # 50から100までの数字
print("石が"+str(x)+"個あります") # 石の数表示
print("1つから3つ取れます。最後のひとつを取った方が負けです") # ルールの説明
while 1: # 無限ループ
if x>3: # 石が3以上残ってる時に取れる数は3まで
a=answerinput(3)
else : # 石が3以下の時は取れる数は石の数まで
a=answerinput(x)
x=x-a # 石を取る
print("石が"+str(x)+"個あります") # 石の残り
if x==0 : # 0個なら負け
print("あなたの負け")
break # ループを抜ける
a=com(x)
x=x-a # 石を取る
print("石を"+str(a)+"個取りました") # 取った石の表示
print("石が"+str(x)+"個あります") # 残りの石の表示
if x==0 : # 負け
print("私の負けです")
break # ループを抜ける
石が50個から100個まである。
交互に取るんだが1から3つまでしか取れない。
最後の1個を取った方が負け。
そういう遊びだ。
それを魔道具にしてみた。
これをもっと面白くするには、ランダムに色々な台詞を言わせたりするとかかな。
その改良版をヒバに持っていった。
ヒバには好評だった。
取れる石の数も1から3じゃなくて、1から6とかランダムにした。
計算を覚えるのにいい教材らしい。
みんなにやらせることにした。
「楽勝ですわね。簡単な計算です」
レクティは一度も負けなかった。
「ええと、この状況になったら負けってのがあるから、ええのその前の負けってのがこれで」
マイラは必勝法の表を作り始めた。
この数を取ったら負けっていうのがあるから間違いではない。
「マイラさん、規則性を考えたら良いですよ」
「分かってる。3つまでだと4個置きに必勝法の数字が表れる」
「これ負けるとムカつくわね」
リニアは負けが込んでいる。
「うん、リニアには勝った」
「表に頼っているじゃない。五十歩百歩よ」
「だから規則性が」
「こんなの出来たって偉くないわ」
「賭けで必勝法があるのは知っておかないと、ケツの毛をむしられる。スラムの鉄則」
「私負けませんよ」
「セレンは数学得意だからな」
セレンはほとんど負けない。
たまに計算間違いするのはご愛嬌だが。
スラムに石取りゲームが流行った。
石さえあればできるゲームだからな。
イカサマしたり、必勝法を秘匿したりして色々だが、楽しめてくれるようで何よりだ。
石取りゲームの魔道具は金持ちの教材に
そろそろ、人身売買組織を潰さないと。
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