第284話 映像記録と、再生と、映像コンテスト

 ふぃー、ゆっくり寝た。

 バグ出し徹夜明けの次の日の昼間をなんとかしのいで、夕方になったら速攻で寝た。

 昼間寝てしまうと昼夜が逆転するから、やむを得ないとはいえ、徹夜明けに1日起きているのはつらかった。


 起きてから考える。

 映像記録便利だなと。

 よし、売り出そう。



#include <stdio.h>

#include <stdlib.h>

#include <conio.h>


extern void time_wait(long time_ms);

cahr view[320*200]; /*視界*/

char magic_stone[320*200*100000000000000]; /*魔石*/


void camera320x200(char *screen)

{

 int i;

 for(i=0;i<320*200;i++){

  *sreen=view[i];

  sreen++;

 }

}

void main(void)

{

 long i; /*カウンター*/


 for(i=0;i<320*200*100000000000000;i++){

  magic_stone[i]='\0'; /*魔石のデータ初期化*/

 }


 i=0; /*カウンターをゼロに*/

 while(i!=100000000000000){ /*魔石の領域が尽きるまで*/

  camera320x200(&magic_stone[i*320*200]); /*映像を魔石に入れる*/

  i++; /*カウンターを一つ増やす*/

  if(kbhit()) break; /*何か入力されたら止める*/

  time_wait(16); /*16ミリ秒待つ*/

 }

}


 映像記録の魔法はこんなだ。

 再生はこうだな。


#include <stdio.h>

#include <stdlib.h>

#include <conio.h>


extern void time_wait(long time_ms);

extern int mclose(MAGIC *mp);

extern MAGIC *magic_make(char *target_obj,int target_size,int image);

extern void magic_trans(MAGIC *mp);


char magic_stone[320*200*100000000000000]; /*魔石*/

void screen320x200(char *screen)

{

 char pic[320*200]; /*絵の領域*/

 MAGIC *mp; /*魔法定義*/

 int i; /*カウンター*/


 mp=magic_make(pic,sizeof(pic),IMAGEHOLOGRAPHY); /*絵を魔法として登録*/


 for(i=0;i<320*200;i++){

  pic[i]=*sreen;

  sreen++;

 }


 magic_trans(mp); /*現象化する*/

 time_wait(16); /*16ミリ秒待つ*/

 mclose(mp); /*魔法終わり処理*/

}

void main(void)

{

 long i; /*カウンター*/


 i=0; /*カウンターをゼロに*/

 while(i!=100000000000000){ /*魔石の領域が尽きるまで*/

  screen320x200(&magic_stone[i*320*200]); /*スクリーンに魔石のデータを入れる*/

  i++; /*カウンターを一つ増やす*/

  if(kbhit()) break; /*何か入力されたら止める*/

 }

}


 もっと詳細な魔法も組めるけどこんなので良いだろう。

 音声がないので、音声も付け加えたバージョンも作る。


「なに?」


 マイラが俺の方を見ている、猫のエレクと遊んでいる手を止めて尋ねた。


「撮ってるから、普段通りに」

「言われたら意識してしまうよ。エレクもそうだろ」

「にゃー」


 盗撮が流行りそうな予感。

 カメラの魔道具は録画の最初に、音と光を発するように改良した。


 これで一安心だな。


「ラチェッタ、笑って。可愛いよ」

「ベーク様ったら」


 おも研がカメラ研になってしまった。


「よし、映像コンテストをやるぞ」

「なかなか良い考えですわ。オルタネイト商会を総動員致しましょう」

「もちろん、豪華賞品出るのよね。さあ、サイリスの動画を撮るわよ」


「私はどうするかな。えへへ、そうだ。あれしかない」

「うーん、いい考えが浮かばないな」

「お兄様、エミッタ姉様の花火を撮りましょう」

「妹よ、ナイスだ」


 こうなると編集機器が欲しくなる。

 映像を圧縮してないから、切り貼りは簡単だ。

 あとはテロップとか飾りだな。

 テロップもなんとか作れるだろう。

 飾りも映像を貼り付けるだけだから簡単だ。


 オルタネイト伯がテレビ放送がほしいとか言い出しそうだ。

 魔法陣は俺の専門外だから知らん。

 でも初期のテレビの構造は驚くほど簡単だから、なんとか作れそうな気もする。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る