第175話 空気タンク魔法と、毒排出魔法と、毒魔法

 毒対策として、空気タンクみたいな物を作るとして。

 それと、毒排出だろう。

 全方位のバリアも必要だな。

 空気タンクと合わせれば密閉しても、窒息しない。


#include <stdio.h>

#include <stdlib.h>

#include <conio.h>

extern MAGIC *air_tank_make(float mana);

extern int mclose(MAGIC *mp);

void main(void)

{

 MAGIC *mp; /*魔法定義*/

 mp=air_tank_make(5.0); /*空気貯蔵庫を作る*/

 while(1){ /*無限ループ*/

  if(kbhit()) break; /*何か入力されたら止める*/

 }

 mclose(mp); /*魔法終わり処理*/

}


 空気タンクはこんな物で良いだろう。

 次は毒排出だ。


#include <stdio.h>

#include <stdlib.h>

#include <conio.h>

extern void toxin_discharge(FILE *fp);

void main(void)

{

 FILE *fp; /*ファイルポインタ*/

 fp=fopen("カニキクカ.body","r+"); /*体を読み書きモードで開く*/

 while(1){ /*無限ループ*/

  toxin_discharge(fp); /*毒素排出*/

  if(kbhit()) break; /*何か入力されたら止める*/

 }

}


 こんな感じだな。

 何か体に良さそうな魔法だ。

 気休めのような気もする。

 大丈夫かな。

 まさか毒を飲んで実験するわけにもいかない。

 もしも、時としておこう。


 そして、毒を使った攻撃だ。


extern MAGIC *magic_make(char *target_obj,int target_size,int image);

extern void mclose(MAGIC *mp);

extern void magic_trans(MAGIC *mp);


char intestinal_bacteria[100]; /*腸内細菌*/


int identification(void)

{


 FILE *fp; /*ファイルポインタ ファイルを読み込む時の情報が入る*/

 char str[200]; /*読み込むバッファ*/


 system("dir > temp"); /*情報をtempに送る*/

 fp=fopen("temp","r"); /*tempファイルを開く*/

 fgets(str,200,fp); /*神秘魔法名を読み込み*/

 fclose(fp); /*ファイルを閉じる*/

 system("del temp"); /*仮データを消す*/


 if(strcmp(str, "カニキクカ")==0) returen(1); /*俺本人なので1を返す*/

 return(0); /*俺じゃない*/

}

void main(void)

{

 MAGIC *mp; /*魔法定義*/

 int i;

 if(identification()==1){ /*本人確認*/

  mp=magic_make(intestinal_bacteria,sizeof(intestinal_bacteria),IMAGEUNDEFINED); /*腸内細菌を魔法に*/

  for(i=0;i<100;i++){

   intestinal_bacteria[i]=POISON; /*腸内細菌を毒に*/

  }

  magic_trans(mp); /*現象に変換*/

  mclose(mp); /*魔法を終わる*/

 }

}


 この魔法の肝は、魔法の法則が関係している。

 まず他人の体には許可なく干渉できない。

 だが、細菌はその人の体ではない。

 細菌の魔力は微弱な為、他の人にも干渉できる。

 つまり、体内の細菌が毒に変わるのだ。


 汚い話だが、魔法を肛門から侵入させる。

 そして魔法を炸裂されるのだ。


 こんな魔法を作って良かったのだろうか。

 この魔法は、モンスターで試せるが、モンスターと言えども実験動物にするには忍びない。

 実戦で試すしかないな。


 冒頭に本人確認を付けた。

 魔道具に作りたいからだ。

 でも物騒だから、俺にしか使えなくした。


 来月からは模擬実戦の授業が始まる。

 モンスターとの対戦ではなく、人との戦いを想定している。

 森でのサバイバルゲームもどきだな。

 実際そんな感じだ。

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