閑話1 世界と神々と・・・・
『ほっほっほっ、今回のあれはかなり危ない状態だったの。
長らくあちらの
『まぁ、これも約定の範囲内じゃし、あちらに干渉することも叶わんから致し方ない事ではあるがの。』
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古来より、地球のある世界とそれ以外の世界では「ある
他と比べ、地球のある世界は魔法や魔力というリソースを極限まで減らし、代わりに、生命発生に多くを費やした。そのおかげで次々に生命が誕生してくる。
そして生命が多く生まれてくることによって、他の世界よりも多くの
そんな中、増えすぎた生命の弊害として
一方、魔法や魔力にもリソースを割いた世界は生命が生まれにくくなり、結果として
命が生まれにくい他の世界にとっては、たとえ
そこで、地球のある世界とそれ以外の世界において互いに約定を結んだ。
・地球のある世界からは、
・
結果、リソースの提供を受けた地球のある世界ではさらに多くの生命が誕生して溢れ、ますます
どちらの世界が、良いか悪いなどという事ではなく。
ただ、そういった状況があるだけ。
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『さて、次の世界の神々にこの場を譲るとするかの。
長く居座っておったら文句を言われてしまいそうじゃ。
皆の衆! もどるぞい!!』
がやがやと神々が転生の間を後にして出ていく。
『100年ぶりなれど、さすがに多く渡しすぎたかの。
衣服や
そのことも伝えるのも忘れてしまったが、まぁ良いじゃろ。
次に呼ぶことができるのは、200年後ぐらいかの?』
最後まで残っていた小さな女神に呼びかけた。
『そうじゃ、
おぬしがまた力をつければ、200年より前に呼べるかもしれんの。』
にっこり笑って、コクコクと頷く小さな女神であった。
そして2柱は虚空に開いた穴に入り消えた。
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