第93話 卒業式の夜 二回目
「先生、先生、きもちい……」
「私もよ、一緒……」
あそこをぴったりくっ付けて、お互い、もっとくっ付こうとする。 大好きなの。 もっともっと、近付きたい。 一緒に気持ち良くなって、一緒にえっちな声、聞かせ合いたい。 聞かせて、ほしい。
「あ、あっ、ああ……」
「はぁん……」
先生は首を反らせて、身体を震わせる。 私のだらしないあそこは、少しだけ、気持ち良さで水分を吹き出させてしまった。
「また、出ちゃった……。 ごめんなさい……」
「謝らないのよ。 気持ち良かった?」
もう、先生も私も、どこをどのくらい刺激すればいいか、だんだん分かってきてる。
先生に指でいっぱいよくしてもらって、頭もあそこもきもちくなって、ふやふやになって、そのままくっ付け合うと、もう、出ちゃう……。
だから片付けも、自分でします。 どこに何があるのか、分かってるので。 これから、住むので。 えへへ。
「はちゃめちゃ、よかった」
「私もよ」
私は一旦、裸の上に紺色のガウンを羽織る。
先生は、シーツとその下の防水マットを替えて、お風呂場に洗いに行く私の後を、付いてくる。 子どもみたい。 かわいい。
「ね、また、したいわ……」
マゼンダのガウンを裸に羽織った、先生。 人差し指を咥えて、私を見てる。 かわいい……!
「待ってて。 終わってからね」
お風呂の残り湯で軽く洗ってから、洗濯機に入れちゃえばいいかな。 汚してしまったシーツ達を浴槽に引っ掛けて、そんな事を考えていたら、後ろから、私のちくびに、えっちな指が伸びてきた。
「ちょ、ちょっと、まだだよ!」
「どうして。 今したいのよ、今」
そう言いながら、先生は私の敏感なちくびを引っ張る。 私はお風呂場の鏡の前で、後ろから抱かれて立たされる。
「やっ! だめっ」
「ねえ、ここでおっぱいよくしたら…… かわいい夕陽は、また、吹いちゃうかしら」
後ろから、耳に舌を差し込まれる。
この声、だめ。 耳を舐められて、先生の低い、吐息まじりの声がそこから入ってきたら、脳がとろとろになっちゃうの。
「おっぱい、意地悪しちゃおうかな……」
もう、してるくせに……。
右のちくび、くにくに捏ねられて。 左手の爪で、また、私の気持ち良いあれを刺激する。
「うぅん、あん、いいよぅ……」
私のあそこから、声帯を通して、甘えたような声が出る。 もう、気持ちいいの、されるがまま。 よだれも、出ちゃう。
「いやらしい声。 興奮させてくれる……」
先生も、息が荒くなっている。 先生も私みたいに、きっと気持ちいい。 先生は、してる時が一番気持ちいい人……。
私は、空いてる左のちくびを自分で弄る。 痛いくらいに、ぎゅっとひねる。 あそこに、響く。 自分でしても、おっぱい、いい。
「夕陽、見て。 とってもいやらしい子が、鏡に映っていてよ」
顔を上げると、いた。 キスして欲しそうにくちを開けてよだれを垂らして、うるうるのとろんとした目をして、自分のおっぱい触って、後ろからも触られてる、えっちな女の子が……。
「や、やだっ、恥ずかしい」
「ふふふ。 よく見て。 とっても可愛いわ。 ほら、やだって言うくせに、悦んでる」
耳の上の方、唇ではむはむしながら、先生は意地悪を言う。 耳も、気持ちいい。 胸も、あそこも、全部。
「きもちいよぅ……。 先生、えっち……」
「えっちは、お互い様。 感じてる夕陽は、世界一かわいい」
また、指が入ってきた。 さっき、ベッドでいったばかりなのに。 いったばかりだから、とっても、いきやすくなってる。
「あっ、あん、いいっ、好きっ」
お風呂場で、私の声が響く。 先生は、その細くて長い指を二本、私のなかに挿し込む。
「せ、先生、好きっ。 いっぱい、いっぱい動かして……」
先生は返事をする代わりに、後ろから私の首元を噛む。 噛んだところ、強く吸われる。 いっぱい、跡、つけて欲しい。 先生が私のこと、可愛がってくれる跡を。
そして、気持ちいいのが、たまらなくなる。 勢いよく、また、出ちゃう……。
「いく、いっちゃう、先生っ……!」
「また、出たわね」
「先生……。 私、不安になってきた」
今回は、ガウンも汚してしまった。 私たちはまた、お揃いのモコモコパジャマに着替えてベッドに入って、向かい合う。
「まぁ。 何が不安なの?」
「何かする度に、先生が襲ってくる……」
私の唇は、とんがる。 えっちは大好きだけど、さっきはただ、シーツを洗いに行っただけなのに……。
「生活に、支障が出るよ」
「それは、困ったわね。 でも、あなただって喜んでたわ」
「それは、そうだけど……。 毎日こんなんじゃ、寝不足なっちゃうし。 色んなことが、進まない」
先生はそこまで聞いて、また、キスをしてくる。 唇を食べる、えっちなやつ。 はむ、はむってして、その後、舌で私のくちの中、舐めまわす。
たまんなくなって、先生の首に、腕を回す。 あそこもまた、うずうずする。 先生と、脚も絡めたい。
「んっ…… ふうっ……。 せ、先生、私の話、聞いてた?」
舌が離れて、よだれが垂れる。 先生は、垂れたよだれを舐めてくれる。 真剣な顔で、私を見る。 顔が、近い。 きれい……。
うっとり見てると、先生は、にこっと笑う。
「ええと、何でしたっけ。 要約すると、『好き好き大好き、織江ちゃん、食事とお手洗い以外はずうっと一緒にくっ付いて、夕陽の身体を好きにして頂戴ね。 でないと、不安』という事かしら」
「ぜ、全然違う!」
「違うの? 難しいわね」
「違うけど……違わない!」
時計をちらっと見る。 まだ、二十三時。 ぜーんぜん、夜はこれから。
「今度は、夕陽が襲っちゃうもんね。 今日は、夜更かしだよ。 覚悟して」
「まあ! 襲われちゃうの、どうしましょう。 織江は、手強くてよ」
二人でくすくす笑って、ぎゅっと抱き合う。 最高だよ。 幸せ。
「先生。 好き。 大好き。 好きすぎて、おかしくなっちゃわないか、不安……」
「まあ。 偶然ね。 私も、同じ事考えてたのよ。 不安を払拭するにはね……」
「知ってる。 キスして、ぎゅーして、いっぱいくっ付くといいんだよ」
「物知りね。 さすが、お姉さん」
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