第82話 二時試験が終わって

 試験官の、終了です、の声が響く。

 私たち受験生は、これで一旦、解放される。

 伸びをする子。 卓に突っ伏す子。 腕や肩をぐるぐる回して、ほぐす子。

 私は鉛筆と消しゴムを筆箱にしまって、いっぱい出た消しかすをゴミ箱に捨てに行って、重たいリュックを手に持って、試験会場の教室を出た。



 一応、門を出てから、メールする。 まずは、先生に。 それから、ママに。 ケイにも。

 みんなからすぐに、それぞれに返信が来る。 ママからは、絵文字がいっぱいの。 ケイからは、動くスタンプが。 それから先生は、いつもの感じ、文字だけで、がんばりましたね、大好きよって。

 試験の日程が、がんばった私に気を利かせた…というわけじゃ、絶対ないけど(多分毎年そうなんだろうけど)、今日は金曜日。 明日は学校、休み。 先生とは、もう、お泊まりの約束をしてる。 ずーっとずっと、お泊まり、お預けだったんだもん。 今日は一旦家に帰って、着替えて、先生のマンションにお泊まりするんだ。



 駅前の高層マンション、ぴかぴかのエントランス。 番号を教えてもらってるから、私はずんずん入っていく。 先生の住む、すてきなお城の部屋まで。

 エレベーターでその階まで行くと、先生はもう、扉を開けてこっちを見ていた。 待ってたの? かわいい!

 私はぶんぶん手を振って、走る。 先生は口をぱくぱくして、「走らないで」って言っている、たぶん。

「おりえちゃん!」

 玄関の外で、ぴょんと抱き付く。

「あらあら、まあ、入って」

 抱きついたまま、玄関の中へ。 鍵を、閉める。

 頭をくりくりこすりつける。 先生、大好きな、私だけの先生。

「終わったよ、試験、全部終わっちゃった」

 先生は、頭を撫でてくれる。

「頑張ったわね。 ほんとうに、お疲れ様。 よく、頑張ったわ」

 両手をほっぺたにやって、キスしてくれる。 すぐに、唇を離す。

「ね、もっと、ちゅーして」

「外から来たら、手洗い、うがいよ。 試験が終わっても、風邪なんかひかないで」

「はぁい」

 そうでした。



「お夕飯、先にしましょう。 お腹、空いたでしょ」

「ええっ……。 ちゅー……。」

 私は、先生に向かって腕を伸ばす。 先生はその両手をつかまえて、ちょっとだけ困った顔をする。

「実は、もう、来ちゃったの。 出前の、うなぎ」

 先生は、ダイニングテーブルを指差す。 うなぎ! うなぎ大好き!

「うなぎなら、しょうがないね! いっぱいするから、食べて、精をつけよう」

「ま。 どこで覚えたの、そんな言葉」



「ごちそうさまです。 お……おなか、いっぱい」

 私の知ってる、チェーンの牛丼屋さんのうなぎより、すごかった……。 ご飯の量は少なくしてもらったのよ、って先生は言ってたけど。 満足感が、すごい。 うな重、うなぎの焼いたやつ?、お吸い物、なんだかお漬物も、高級な味がした。 こんなの覚えたら、帰ってこられなくなってしまう……。

「美味しかった?」

「うん。 すっごく」

「ふふ。 かわいい、かわいい」

 えへへ。 私は先生にぎゅっとされてから、お重やお皿を片付ける。

「かわいい上に、良い子。 本当、あなたのママはすごいわ」

「ママ? すごい? えへへ、言っとく」

 先生は、いつもママの事をほめてくれる。 そういうもんかな? でも、いつも嬉しい。 自分が褒められるのと同じくらい、嬉しい。

「ね、先生。 今日は、お風呂も一緒がいいな」

 ぺったりして、甘える。 今日は、甘えていい日のはず。

「そうね。 一緒に、きれいになりましょうか」



「えへ…… きもちい……」

 浴槽で充分あったまってから、洗いっこする。 ほんとはもうそれぞれに洗ったから、とっくにきれいになってるけど。

「私も、気持ちいいわ」

 先生は浴槽に腰掛けて、私は先生にまたがって、二人でちくびをくっ付け合う。 二人ともおっぱいが大きくないから、身体をぴったりくっ付けて。 ボディソープの泡で、ぬるぬるにして。

「先生、ちくび、たってる……」

「あなたもね。 どっちもたってて、気持ちいいわね」

「えっち……」

 二人とも、びんびんにたたせてる。 えっちな、ちくびを。

「きもちいよう。 おっぱい、きもちい…」

 私なんて、胸、ぺたんこなのに。 なのに、こんなに気持ちいい……。

「ね、先生。 先生もおっぱい、好き?」

「好きに決まってるでしょ。 夕陽の、かわいいおっぱい」

「ちっちゃくて、ごめん……」

 先生は、ばかね、と言って、唇にキスしてくれる。

 何度か、軽く触れ合わせる。 そしたら、舌が入ってくる。 私も、舌を入れる。 入りたい。 先生のお口から、なかに入りたい……。

 しばらく、お互いを味わう。 興奮して、息が早くなって、頭、くらくらする。 

「ね、夕陽。 おもちゃで、遊びましょ……」

 わ。 先生から、誘ってくれるの? その、先生のあそこに挿れていい、細長いやつで……。



「あ、ああっ、いいっ、いいの」

「おりえちゃん、えっちだね…… すごく、えっち。 そんなにおっきな声、出して……」

「んっ、だって、だって」

 お風呂場で先生を立たせて、お尻を突き出させて。 私は、後ろからおもちゃを挿れてあげてる。 振動、いちばん強くして。 左手は、左のちくびをくにくに、こねる。 先生は壁に手をついて、すごくいやらしい声を上げる。

「はぁん、いい……。 夕陽、いっぱいして……」

「えっち……。 おりえちゃん、変態。 私におもちゃずぼずぼされて喜ぶ、変態だよ」

 言いながら、私もすっごく、気持ちいい。 あそこはもう、ぐちょぐちょになっている。 私も今すぐ、いじりたい。

「ね、もう、出したいでしょ。 ご飯の後も、一緒にお白湯、飲んだもんね。 おしっこ、出ちゃうんでしょ」

 出し入れを速くしながら、言ってあげる。 耳まで真っ赤にして、感じまくってる先生に。

「だめ、だめ、言わないで……。 出ないもの、今日は、しないもの……」

「うそばっかり。 私に、見せたいんでしょ。 だから、お風呂でえっちするんでしょ」

 おもちゃをあそこからずるりと抜く。 先生は、あん、と言って、お尻を振る。

 私は先生が手でしてくれるみたいに、おもちゃを、お腹の下の方に押し当てる。

「今日は、お腹でいけるかな……。 このへん? ね、おしっこ、して見せて」

 先生は私のこと、いかせてくれるもんね。 お腹の外から、魔法の手で。 私はまだ上手じゃないから、おもちゃで、外から刺激する。

 先生は壁に手をついたまま、首をくっとのけぞらせる。 気持ちいい時、いく前、先生はそうやって、教えてくれる。 鳴き声って呼びたいような、声を出す。

「ああっ、あっ、ひっ、だめっ! いやぁっ!」

 先生はぶるぶるっと全身を震わせる。 そして、した。 声をあげて、いきながら、私に見せつけるみたいに。

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