第68話 クリスマスイブ 先生ケーキ、ベッドでどうぞ

 おへその下、お腹をやさしく押して、撫でられて、外側からの刺激だけで、いってしまった。 お腹の中はまだじわじわ気持ち良くて、多分、顔もとろんとしてる。

 唇の端から零れたよだれを、先生は舐め取る。

「いっちゃったわね。 お腹の外から」

「先生…… 私、変態?」

「そうでしょ。 一生懸命気持ち良くなろうとして、真面目な変態さんよ」

 えへへ。 真面目です。 変態です。

「先生、ほめて」

「お利口さん。 夕陽は、頑張り屋さん。 世界一、良い子。 この世で一番、好き」

「えへ……。 私も、一番好き」

 私は起き上がって、先生の首に腕を回してキスをする。 お互いに、ぺちゃぺちゃ、唾液を交換する音を立てて。



 先生は、唇をくっ付けながら、聞く。

「ねえ、ホイップクリームって、まだあるの?」

「あるよ。 また、する?」

「ちょっとだけ、貸して頂戴」

 冷蔵庫から、ホイップクリームを持ってくる。 うちにはハンドミキサーないから、手で、気合いで作ったホイップクリーム。 こんな事に使われるとは、思わなかったよね。 牛、ごめん。

 ホイップクリームを渡すと、先生は、つるつるのあそこにクリームを乗せて、見せてくれる。

「じゃーん。 ケーキよ。 なんてね」

「せ……先生! 好きっ」

 やだ、もう、と言いながら、先生は私の頭を撫でてくれる。 あそこにむしゃぶりつく、私の頭を。

「おいし…… 先生、おいしい、かわいい」

「ねえ、クリームが残らないようにしてね……」

「んっ。 残んないように、ぜんぶ……ちゃんと舐めてあげる」

 つるつるの、えっちすぎるあそこ。 クリームなんてとっくになくなってて、私は、やらしいそこを、舐める。

 先生のそこは全部見えるから、よく分かる。 

 先生がのけぞって感じる度、入り口のところ、ぷっくりしてく気がする。 気持ちいいあれは、もちろん、大きくなるし。

「あ、あ、夕陽、気持ちいい。 いいの。 舌で、入り口、おっきく舐めて……」

 言われた通りに、する。 舌をいっぱいに伸ばして、べろ……って、下から上に。 そしたら、上から、下に。

 先生、黙っちゃった。 見上げると、先生は、人差し指を噛んで、声を我慢してる。

 その姿はめちゃくちゃかわいいけど、声、聞きたい。 私は脚の間から抜け出して、先生の耳たぶを軽く噛む。

「おりえちゃん。 黙っちゃ、だめ」

「ふうっ……。 だって、恥ずかしいもの……」

「学校で指いれてくる人が、何言ってんの。 二人きりで、恥ずかしいこと、何もないでしょ」

「恥ずかしいわよ……。 こんな、年下の子に舐められて……」

 むっ。 急にそうやって、年のことを言う。 私がしてあげる時は、私、大人のつもりなのに。

 先生の、おおきく、かたくなってるあれを、きゅっと摘む。

「あんっ」

「年、関係ないから。 きもちいい、って、いっぱい言って」

 先生が、私に教えたみたいに。 言って。

「あの、怒らないで、きいて……」

「なに? 怒んないよ」

「う、うるさくすると、お隣さんとか… 大丈夫かしら……」

「あっ……」

 それは… そうかも…。 うちは、先生のマンションみたいに、静かじゃない……。

「な、何よう。 先に、言ってよ」

「だって、夕陽がすごいから……」



「むぐ。 むぅ」

「えへへ。 これで、大丈夫。 先生、また、しよ」

 仰向けになる先生の薄い、きれいな唇に、先生から貰った白いハンカチをかませる。 私は、先生にまたがって、見下ろす。

「クリーム、つけちゃお」

 先生のちくびに、クリームを乗せる。 溶ける前に、すぐ舐める。 そしてそのまま、そこを吸う。

「ん、んっ」

 強く吸うと、先生から、くぐもった声が聞こえる。 

「んん、くぅん」

 軽く歯を当てて噛むと、甘えたような、喉を鳴らす声が聞こえる。 これ、好きなんだよね。 私と同じ。 子犬みたいで、すごくかわいい。

 逆のおっぱいにも、同じように。 ちくびに歯を当ててる間、空いてる方のちくびは、指でやさしくこねてあげる。 先生は目を閉じて、眉をぎゅっと寄せて、気持ちよさそうに見える。

「あ…… 下、いじってるでしょ」

 先生、首をふりふり、横に振る。

「うそ。 脚開いて、指、いれてたでしょ」

 指、濡れてるもん。 私は先生の濡れた人差し指の味、確かめる。

 意地悪、言っちゃお。

「あそこの味、するよ。 おりえちゃんは、夕陽が舐めるより、自分の指がいいの?」

 先生は目を開けて、首をぶんぶん振る。 私は、先生が持ってきた、細長いおもちゃを手に取る。

「自分の指なら……こっちのほうが、いいんじゃない?」

 私は、先生の指が一番好きだけどね。

 咥えてたハンカチを取って、先生が抗議する。

「だ、だめ。 持ってきたけど、それ、使うなら、お風呂よ。 ここでは……だめ」

「大丈夫、クリスマスだから。 気にしない、気にしない。 ほら、声出ちゃうから、ハンカチ」

 また、ハンカチをかませる。


 おもちゃのスイッチを入れる。 ふるえるそれを、膝を立てる先生の、気持ちいいあれに、当てる。

「ん…… く…… んん」

 気持ちいいんだよね。 知ってるよ。 しばらくそこに当てたら、かたくなったあれ、歯で上の方にくっ、とむいてあげる。

 びくん、と腰が浮く。 ぴん、と存在感を見せつけるあれに、またおもちゃを当てる。

「おりえちゃん…… 腰、動いてるよ。 やらしすぎ」

「んん……」


 先生のおもちゃセットの中に入ってる、にゅるにゅるになるジェルを、先生のあそこに塗る。

「ジェル、いらなかったかな。 おりえちゃん、めちゃめちゃ濡れてる」

 先生は、恥ずかしそうに小さく首を振る。 恥ずかしがる先生は、ほんとに、たまらなくかわいい。

 にゅるっと、おもちゃはなかに入っていく。 奥の方まで、飲み込む。 

 何回か、指、いれさせてもらったけど。 先生のなかは、とろとろなのに、ふわふわで、動かそうとするとぎゅっとしてきて、ほんと、気持ちいい……。

「私も、おもちゃになりたいな……」

「んんっ」

 ばか。 って言ってるな。 どうせ、ばかだもん。

「動かしちゃお」

 くい、くいっ、て短く突く。 先生はその度、ん、んんっ、て、気持ちいいのを伝える。

 何度かそうすると、腰をもじもじさせる。 顔を上げて、何か言いたそうにする。 私は右手でおもちゃを動かして、左手で、先生の手首を抑える。

「だめ。 ここで、していいよ」

「ん! んんっ!」

 涙目になって、首をぶんぶん振る。

「いいから。 出そうなんでしょ。 掛け布団だけ、気を付けて。 床に置いちゃおっかな。 我慢しないで、ベッドでしていいよ」

「んんっ!」

 首を振る先生を無視して、おもちゃを動かす。 私は先生の耳元で、言ってあげる。

「ね、クリスマスだから、特別。 して。 夕陽のベッドで」

「んんーっ……!」



「うっ……。 ご、ごめんなさい……。 あんな……。 気持ち良さに負けて……。 大人……いいえ、人間失格よ……」

 また、泣きそうになってる。 ちょっとだけ、罪悪感が。 早めに、教えてあげないと。

「あのね、先生」

「いや! 先生って、呼ばないで。 まともな先生は、生徒のベッドにおもらしなんてしない……」

 先生、出会った時から、まともじゃないよ。 気付いてないのかな?

「おりえちゃん。 大丈夫、シーツの下、ほら」

 クリームが垂れて、おもらしもされた、かわいそうなシーツをめくる。

「じゃーん。 ちゃんと、防水シーツを敷いていたのです。 だから、マットレスは大丈夫。 びっくりした?」

「夕陽…… あなた…… 変態ね! ばか! そんな準備万端、偉くもなんともなくてよ!」

 えへへ。 ばかでーす。 

 顔を真っ赤にして怒る、先生。 外からは、新聞屋さんのバイクの音が聞こえる。

「ねえ、もっかい、しよ。 今度は、くっ付けっこしよ。 先生のあれ、おっきいから、気持ちいいの」

「お、おっきいとか、言わないの! ほんと、何でこんなにいやらしい子になったのかしら。 全く、勉強熱心ね」

「えへへ。 先生が、そうしたんだよ」

 外は、まだ暗い。 ママが帰ってくるまで、もっともっと、えっちなことをする……。

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