氷斗とアマギツネの会話ログ2



某日 0:34


アマギツネ「そういえば氷斗さんってお名前に由来があるんですか?」


氷斗「由来ですか?」


アマギツネ「そうそう、なんか冬っぽい名前だから冬に何か関係あったりするんですか?」


氷斗「冬っぽい名前? アマギツネさんにはそう見えるんですか。なるほどなるほど、単純ですね」


アマギツネ「単純で悪かったな……それで、結局どうやって名前を決めたんです?」


氷斗「え? 普通に本名ですけど?」


アマギツネ「は?」


氷斗「え?」


アマギツネ「バカなんですか?」


氷斗「さぁね」


アマギツネ「……」


氷斗「話題変えましょか。天音さんってなんか好きなものありますか?」


アマギツネ「……」


氷斗「答えてくださいよ、ねぇ」


アマギツネ「氷斗さん、その事私以外に言っちゃダメですよ」


氷斗「なんで?」


アマギツネ「いや、普通に考えてネットの名前本名にするのおかしくないですか? 個人情報ですよ?」


氷斗「個人情報でもなんでもどうやって悪用するんですか? だって有名人でもないのに僕の情報欲しがるやつだなんてただの変人でしょうよ」


アマギツネ「あのねぇ……どんなことでも警戒するに越したことはないんです。どこで何が問題になるかわからないんですから」


氷斗「あ、説教入りそうなら僕はもう落ちます。そういうのいいんで」


アマギツネ「説教じゃないわ!!」


氷斗「いや、どちらにせよ眠いんでもう寝ます。おやすみなさい」


アマギツネ「ちょっと待てや……」


アマギツネ「これ本当に寝たな……まあいいや、おやすみなさい氷斗さん」

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