義理の妹を二番目の彼女にした~エロい妹を彼女にしたら理性崩壊。その上一番好きだった女の子や普通の女友達までグイグイ来ておっぱいを鷲掴みにしたりビキニのパンツを下ろしたり……お兄ちゃん、しよ♪~
第28話 妹ちゃん、お風呂で洗いっこを所望する
第28話 妹ちゃん、お風呂で洗いっこを所望する
「こ、これ以上は無理だから!」
「ちぇッ」
アリーさんの誘惑に逃げればいいだけということにようやく気がついて、俺は逃げだした。
部室の鍵は__今はどうでもいいだろう。このままだと俺が社会的に死にそうだし、何より陽葵を追いかけたい。
「はあ、はあ、陽葵ぃ!」
俺は家へ帰るなり大きな声で陽葵を呼んだ。
「な〜に? お兄ちゃん?」
意外にもいつもの声色で普通な返事が返って来た。
家に上がり、リビングに向かうと制服にエプロンをつけた陽葵がキッチンで料理をしていた。
「ひ、陽葵__あれは違うんだ。お、俺、脅されてて__ほ、ほんとなんだ!」
「うん? なんのこと? 何、お兄ちゃん、何かやましいことあるの?」
「い、いやそういう訳じゃ__」
ヤバい。思わず嘘を言ってしまった。正直に言うべきだったか?
だけど、正直に言ったら、言ったらで怖いんだけど。
それに、あの時ドアを閉めたのは陽葵じゃなかったのか?
それはそれでヤバいような気がする。
「お兄ちゃん。今日はお兄ちゃんの大好きなカレーだよ。たくさん食べていいよ」
「ありがとう! 陽葵のカレーは美味いからな」
「カレー位で褒められても嬉しくないな」
「いや、陽葵が作ってくれたら、俺、何でも美味しくなると思う!」
「もー、お兄ちゃんって、上手になったね」
いや、本気で言ってるんだけどな。
こんな可愛い女の子の手料理を美味く感じない男おるか?
そんな感じで普段通りの日常が過ぎた。
陽葵に見られた訳じゃないと知り、安堵する一方、じゃあ誰に見られたかと不安になる。
「俺、しまいにマジで殺されるんじゃないか?」
陽葵との関係だって、知れたら陽葵のファンに袋叩きにあいそうだ。
あくまでブラコンということで、許されてるんだ。
彼氏彼女の関係だと知れたら、ただで済むとは思えない。
そんなことを思いながらお風呂で身体を洗ってると。
「__お、お兄ちゃん」
「ち、ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと、待てぇーーーー!!」
突然お風呂のドアを開けたのは全裸の陽葵だった。
「いや、いくらなんでも突然お風呂に突入するとかはダメだろ? な? 陽葵?」
「ダメなお兄ちゃんね。天津風さんの下着姿見て、あんなにデレデレして__私__殺意が湧いたよ。この責任はお兄ちゃんにとってもらうからね♪」
「せ、責任って? どうやってとるの?」
すると陽葵はニヘ〜と笑う。
「お兄ちゃんを悶々とさせてあげる♪ お風呂で身体を洗いっこしよ♪」
「い、いや! ちょ、ちょっと待てぇい!」
「待たないもん♪」
そういうと陽葵はひらりと俺の後ろからぎゅっと俺を抱きしめた。
「ヤバイ、めちゃめちゃやわらか————————い、てぇっ!?」
「大きな声出さない、お兄ちゃん!」
更に俺をぎゅっとしてくる陽葵。柔らかい双丘と身体の感触が気持ち良すぎる。
「じゃ♪ 洗いっこしよ♪」
「う、うん」
いいのか? 本当に? これただのご褒美なんじゃ?
「あれ? お兄ちゃん? 何かなこれは? もう、ほんとにダメなお兄ちゃんね__ぷぷッ、こんなになって♪」
「し、仕方ないだろ! わかった。わかったから洗いっこしよ!」
「うん、先ずは陽葵がお兄ちゃんの背中を流してあげる♪」
そう言って俺の背中を流してくれる陽葵。
ああ、これはこれで気持ちがいい。
背中の柔らかい感触は無くなったが__失礼。時々柔らかいのが当たる__。
「今度は俺が流してあげるよ」
「うん、お願いね、お兄ちゃん♪」
陽葵の背中を流す。こんなに小柄なのかと驚く。
なんて華奢なんだろう。陽葵は華奢で今にも折れてしまいそうだった。
俺はこの子を一生守る。そう誓った。
「ふふふふッ。お兄ちゃん、背中だけじゃなくて前もお願い♪」
「ま、前ぇ!!」
背中の前って、ゴクリ。思わず生唾を飲んでしまった。
「あれ? 今、生唾飲んだでしょう? 何を興奮してるのかな? お兄ちゃんは。ほんとダメなお兄ちゃんね。妹の胸を洗うと思って、そんなに興奮するなんて、ふふふふふッ」
陽葵が意地悪な声で笑う__これはあれだよな。本人がいいと言っている訳だから。
「ひ、ひゃあ! わわわわわわッ! ちょ、ちょ、ちょ、お兄ちゃん!」
「だって陽葵が背中だけじゃなくて前もいいって言ったもん」
「そ、そんな恥ずかしいよぉ! 冗談に決まってるよぉ!」
「ごめんな陽葵__俺な__我慢できない♪」
「ひぃやああああああああああああ!」
陽葵の絶唱がお風呂中にこだました。
いや__なんだ。陽葵の身体が真っ赤になった。多分、俺も真っ赤だと思う。
ムニムニムニ。
俺の手が胸ばかり洗っていたのは不可抗力だろう。
「__お兄ちゃんの意地悪」
陽葵をたっぷり堪能した俺は泣き目の妹を見て思う。
「一生守るからな」
「え? 今何て言ったの?」
「なんでもない」
「もー。お兄ちゃんは__」
処すのを止めたら、陽葵は笑顔になって来た。
すると。
「わ、私__身体がぽかぽかして来た」
恥ずかしそうに言う。
いや、俺もぽかぽかしてる。
そりゃ若い男女がお風呂で二人っきりでイチャイチャしてたらぽかぽかなる。
でも、俺は陽葵をベッドに連れて行こうと言う衝動より、この愛しい女の子ともっとほっこりしたかった。
「湯船に入ろ、陽葵」
「うん、お兄ちゃん♪」
二人で湯船に入る。
「__俺たち1年前まで他人だったのにな」
「わ、私、もうこんなことまでされてる」
モジモジする陽葵。
そして俺の顔を妹が凝視すると、突然言い出した。
「でもお兄ちゃん、本当に昔のことを覚えてないの?」
何故か切なそうな__そんな顔で俺を見ていた。
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