エピローグ

終戦、そしてその後

覇王との戦争が終戦してから5ヶ月が経ち、7月12日となった。


アルポート王国の王妃室ではユーグリッドとキョウナンがベッドに座っており、生まれたばかりの赤子がお七夜を控えている。その子は今キョウナンの腕の中に抱かれており、すやすやと眠っていた。


「おキョウ、具合のほうはどうだ? どこかまだ痛むところはあるか?」


「いいえユーグリッド様、おキョウはこの通り健やかにございます。なんともございません。今日の式典にも無事出席できると思います」


その妻の安否の確認を終えると、ユーグリッドはほっと一息つく。


「そうか。それは良かった。今日は俺たちの初めての子が生まれたお七夜の日。お前にも玉座の式典には出てもらわねば格好がつかぬからな。この子もきっと優しい母親と一緒のほうが喜ぶぞ」


ユーグリッドは屈託のない笑顔を見せる。その無邪気な顔はどこまでも我が子の誕生を祝う父親の喜びに溢れていた。


キョウナンも生まれたばかりの我が子をおくるみにくるんで優しく揺らし、嬉しそうに夫に笑い返す。


夫婦の間には和やかな雰囲気は流れ、まるでこの世で一番幸福な時間を過ごしているかのようだった。


「ところでユーグリッド様。もうこの子の名前はお決めになりましたか? おキョウは男の子が生まれた時はユーグリッド様が、女の子が生まれた時はおキョウが名をつけると仰せつかっております。この子は元気な男の子。ユーグリッド様に是非とも素敵な名前をつけてほしゅうございます」


「ああ、もうその子の名前は決まっている。おキョウ、お前は字が上手い。俺の代わりに命名紙に名前を書いてくれないか? 俺はあまり字が上手くなくてな」


「ええ、わかりました。では筆を取って参ります」


そこでキョウナンはユーグリッドに子を差し出す。


ユーグリッドは大事そうに赤子を預かったが、途端にその子は泣き始めてしまう。


「ああっ! 泣いてしまった!! おキョウ、どうしたらいい!? 俺は子供をあやすのは、初めてなのだ!」


「ええ、落ち着いてくださいまし、ユーグリッド様。何か歌を歌うのでございます。その子が落ち着けるような、ゆっくりとした音調の歌を歌ってくださいまし」


「ああ、わかった、おキョウ。では何か楽しそうな曲を歌おう」


ユーグリッドはかつて朝廷にいた頃に聞いた童謡を思い出して歌う。だがそれは調子外れでけたたましく、とても安らげるものではない。ますます子は泣き声を上げてしまった。


それを見て取ると、仕方なくキョウナンはまた夫から子を受け取り、鈴の音のような優しい音色の歌を歌いだす。するとその子は忽ち涙を止め、すやすやと眠りについた。


キョウナンはそれを見遣るとほっと一息つき、再び子を夫に預ける。


「ユーグリッド様、子をあやす時は、もっと緊張を解いて自分も穏やかな気持ちにならなくてはなりません。子とは親の心を映し出す鏡のようなもの。親が不安になれば子も不安になってしまうのです」


キョウナンからお小言を言われてしまうと、ユーグリッドはがっくりと肩を落としてしまう。やはり自分はまだまだ父親としては未熟なようだ。


それに比べてキョウナンは初めて自分の子を授かったばかりだというのに、とても頼りがいがあり上手に子の世話をしていた。


「では、ユーグリッド様。改めて聞かせてほしゅうございます。この子には何と名前をおつけになるのでしょうか?」


キョウナンはベッドに座ったまま淑やかに尋ねる。


ユーグリッドは子を抱きかかえながら、その無垢で安らかな顔をじっと見つめながら答えた。


「・・・・・・この子は、ヨーグだ」


「ヨーグ? ヨーグでございますか?」


「ああ、亡き海城王ヨーグラスのような立派な男の子になれるようにと願ってつけた名だ。誠実で、強くて、そしてアルポート王国を善政に治めた父のようになってほしいと同じ音をこの子に授けた。この子の名前はヨーグ、いずれ俺の跡を継いで王となるアルポート王国の希望の星だ」


ユーグリッドは嬉しそうに父の名を我が子に受け継がせる意志を示す。王はかつて己の手で父を殺した咎に苛まれていた念を吹っ切っていたのだ。


その夫の晴れ晴れとした横顔を見て取ると、キョウナンも得心してニッコリと笑って頷いた。


「ええ、とても良うございます。この子の名前はヨーグ。私たち夫婦の新しい家族です。きっとユーグリッド様のお望みの通り、立派な男子に育ってくれるでしょう。この子にはおキョウも幸せになってほしゅうございます」


そしてキョウナンはベッドから立ち上がると、抽斗から習字道具の一式を取り出す。丁寧な仕草で硯に墨をり、そのまま筆につける。そして白い色紙にほっそりとした動作で筆を走らせると、達筆な字で”ヨーグ”の名前が綴られた。その隣には今日の7月12日の日付と父と母の名前も書き連ねられる。


「ユーグリッド様、出来上がりました。どうぞご覧になってください」


キョウナンが色紙を差し出すと、早速ユーグリッドは感嘆の声を上げる。


「おおっ! 見事な字だ! 流石おキョウだな! これで命名式も華々しいものになろう! ヨーグもきっと喜ぶはずだ!」


ユーグリッドが手放しで妻を褒め称えると、キョウナンもまたニコリと笑う。もはやキョウナンも、夫が妻である自分のことが大好きであることを十分に知っていたのだ。キョウナンが何かする度にユーグリッドは子供のようにはしゃいで喜ぶ。そんな日常の光景に、キョウナンはすっかり幸せな思いに包まれていたのだった。


「さて、そろそろ正午の約束の時間だ。玉座で諸侯たちが式を待っている。おキョウ、俺たちもそろそろ行こう!」


ユーグリッドは色紙をくるみ携え、妻に手をそっと差し伸べる。


キョウナンも夫の優しい手を取り和やかに微笑んだ。


「ええ、ユーグリッド様。行きましょう。私たち家族の未来へと」


そしてユーグリッドとキョウナンは家族の幸せを願いながら部屋を後にした。




しばらくして、やがて正午の時間になると、王の御子の誕生を祝う祝典が行われた。アルポート王国の全諸侯が玉座の間に集合し、皆鮮やかな晴れ着を着ている。


玉座にはユーグリッドがゆったりと座っており、その右隣には白い礼装を整えたキョウナンが気品に満ちて椅子に座っている。


そして玉座の左隣には義理の父であるソキンがヨーグを大事そうに抱えて立っている。その右手には長い杖が持たれており、真っ直ぐに地面を付いていた。


「これより、アルポート王国国王、ユーグリッド・レグラス様の御子の命名式を執り行う。皆、静粛に!」


諸侯たちは畏まった様子で立ち並び、一歩進み出たソキンへと注目する。


杖を付きながら歩く王家の重鎮は、柔和な顔をしながら粛々と式典を進めていく。


その重鎮の祝辞が述べられる中、諸侯たちの誰もが希望を胸に膨らませていた。アルポート王国は覇王軍を倒したことで平和が訪れ、諸侯たちも領民たちも穏やかな日々を送っている。諸侯たちは皆何の心配事を抱くこともなく、王の御子が生まれたことを心の底から喜んでいた。その新たなアルポート王国のお世継ぎの誕生に祝福を送っている。


そしてソキンは孫を抱きながら、穏やかに祝辞の挨拶を終えた。


「では、ユーグリッド様。この新たなアルポート王国の王家の一族、レグラス家の嫡男にご命名を」


「ああ、わかった」


ユーグリッドは玉座から立ち上がると進み出て、持って来ていた色紙を諸侯たちの前に広げる。


「この子の名前はヨーグ。ヨーグ・レグラスだ。亡き俺の父上、海城王ヨーグラスのような立派な王になってほしいと願いを込めてつけた名だ。以後諸侯たちよ、この新たな王の跡継ぎに忠誠を立て、永久とこしえに仕えんことをここに誓いを立てよ」


ユーグリッドの新たな勅命に、諸侯たちは万雷の拍手を送って受け応える。皆そのアルポート王国国王の新たな子息の誕生を慶賀していた。こうして、お七夜の祝典は無事に終わりを告げ、玉座の間から諸侯たちが解散した。




しばらくして後、ソキンはユーグリッドとともに王室に赴いていた。ソキンは杖を付いたまま孫を抱いており、嬉しそうに柔和な笑顔を向けている。


「おお、ヨーグ様! 何と可愛らしい御姿をしているのだ! このソキンめもあなた様の見目麗しさには完全に心を奪われてしまっておりますぞ! ああ、こんな玉のような御子がこの世に存在していらっしゃったとは・・・・・・私めは今まで全く気づきませんでしたぞ!」


ソキンは隣の椅子に座る王などそっちのけで、皺だらけの頬でヨーグの顔に頬摺りする。もはやそこにはかつて名声欲に溺れた強欲な老将の面影はなく、ただ一介のアルポート王国の文官の臣下としての、そして孫を溺愛する祖父としての姿だけがあった。覇王との決戦の終わりを境にしてソキンは腰を壊し、もはや二度と戦場に出ることができない体となってしまった。


だが、もはやソキンは自分の人生に満足しきっており、十分に生を謳歌している。偉大なるレグラス家の王族となり、猛将デンガハクの首を討ち取り、そして可愛い孫の顔を見ることが出来たのだ。もはや万人が羨むほどの名声と幸福をソキンは手にしていたのだった。


「ソキンよ。ヨーグを可愛がるのはお主の勝手だが、まだお主にはやってもらわねばならぬ大きな仕事が残っている。それはアルポート王国の大将軍の後継ぎの件だ。アルポート王国がいくら平和になったからと言って、このまま軍事統括者の位を空位にしておくわけにはいかぬ。お主は誰か大将軍の職を任せられるような後任の者をもう見つけられたのか?」


ユーグリッドはその蕩けそうなほど顔を和らげている義理の父に、注意するように要件を述べる。


ソキンは主君の言葉にすぐさまキリッとした目つきになり、そしてハキハキと王の質問に答えたのだった。


「ええ、その件につきましてはもう既に手を回しております。大将軍の後任にはユーグリッド様直属の配下であるダイラスを任命しようかと存じ上げます。彼の者は謹厳実直な性格であり、諸侯たちからの信頼も厚い。そして武の名門の生まれであり、アルポート王国防衛戦でも多大な功績を残した名将でございます。彼以上の適任者はいないものだと考えられます」


ソキンが恭しくダイラスの人物像を評価すると、ユーグリッドも頷き納得の仕草を見せる。


「そうか、ダイラスか。確かにあいつならきっと上手く大将軍の職も務めてくれるだろう。このアルポート王国の軍事もダイラスに任せれば、きっとこの国を長年に渡って安泰にしてくれるだろう。俺もお主の意見に賛成だ。いずれ正式にダイラスを大将軍に任命することにしよう」


そのアルポート王国の堅苦しい政治の話が終わると、ソキンはすぐさま自分が抱いているヨーグに目を遣る。


ヨーグは既に目を覚ましており、手足をぐずらせてバタバタと動かしている。


「おおヨーグ様、どうなされましたか? おまんまですか? それともおしめですか? このソキンめがあなた様のお世話をさせて頂きますぞ!」


ソキンはすっかり顔を腑抜けさせて、ヨーグの手をニギニギと揉んだりする。


そのほとんど隠居を決め込んだ老人に対して、ユーグリッドはやれやれと溜め息をつく。


「ではなソキンよ。しばらくヨーグの相手をしてやってくれ。それとおキョウにも顔ぐらいは出しておけよ。あいつはヨーグを生んだばかりでまだ具合も万全ではないのだからな。父親であるお主が顔を見せれば元気も出よう」


「ええ、ええ、わかりましたユーグリッド様。ヨーグ様のことは私めにおまかせあれ。ああ、ヨーグ様、じいじが今おしめを変えて差し上げますぞ!」


すっかり孫バカになってしまったソキンに呆れ果て、ユーグリッドは自分の王室を後にする。まだユーグリッドには暇な老人と違って、王としての仕事がたくさん残っていたのだ。




そして次にユーグリッドは政務室へと向かった。


「ああ~、クッソぉッ、もう5ヶ月も経ったってのに戦争の事務処理が全然終わらねぇ。国債の手形もまた発行せにゃならんなぁ。ああ~クソぉッ!! 結局俺がアルポートの借金返す羽目になんのかよ!」


グチグチと大きなぼやき声が扉から聞こえてくる。ユーグリッドはそのうるさい独り言が響く政務室に向かって声をかける。


「リョーガイ、入るぞ」


それが言い終わる前から政務室にズカズカと入室すると、机の上には頭をポリポリと掻きむしってしかめっ面を作っている宰相リョーガイがいた。


リョーガイは乱雑な机の上から顔を上げると、めんどくさそうに主君の顔を見遣る。


「ああ~、陛下ですかぁ? あいにくですけど、俺は今忙しいんです。どっかの王さんが、覇王の10万の軍と戦争なんてイカれた真似やってのけちまったから、かなりウチの財政もヤバいんですわぁ。生き残った兵への報奨金、大多数の死傷者遺族への弔慰金、新たな兵士を召し抱えるための徴兵金、その他諸々によってアホみたいに金がかかるんですわぁ」


リョーガイはまた幾十枚もの紙面に羽筆ぺんを走らせ、あれやこれやと高速で業務をこなしていく。それでもなおも愚痴が止まらない。


「ああ~、全く隠居したソキンやテンテイイが羨ましいってもんですよ。おかげでこのアルポート王国の内政も穴だらけってもんですわぁ。あ~あ、全くこの国が持ってるのもぜ~んぶ俺のおかげですよ。誰か俺のことを少しは敬ってくれてもいいんじゃないですかぁ?」


嫌われ者のリョーガイは大きな声でぼやく。それは明らかに目の前の主君にお褒めの言葉を求めているのだった。


ユーグリッドはためらうことなく臣下を労う。


「ああ、リョーガイ。お主にはいつも世話になっておる。お主を宰相にして正解だったな。割と真面目に仕事はしてくれるし、要領もとてもいい。相応の俸禄は今後支払うつもりだ」


「ああそうですか、お褒めに預かり光栄でございます。でも陛下が金くれるっつってくださってますけど、俺はもう金にはぜ~んぜん興味がないんですよぉ。何せ俺には500万金両があるんですからねぇ。あ~あ、早くアルポート王国の借金返し終わって、俺もどこかで隠居して遊び回りてぇよ」


そのどこまで本気か嘘かわからない愚痴を吐いて、リョーガイは紙面に判子を連打する。速読に速読を重ね、さっさとこの面倒な業務を切り上げたいと思っていた。


「それでリョーガイ。そのとんでもないことを仕出かした王が、戦争の事後処理のために作った借金100万金両についてだが、それは後どのぐらいで返せそうだ? 借金をそんなに莫大に抱えていては、結局この国には本当の安寧は訪れない。この国の宰相になったからには、お主にも全力で財政の問題を解決してもらわねばならぬ」


ユーグリッドは更にリョーガイの多忙を極めるかのような催促をする。


リョーガイはその主君のこき使いっぷりにぶっすりと顔を不機嫌にして適当に答える。


「あ~、陛下も人使いが荒いですねぇ。このままじゃせっかく覇王との戦いでブチ生き抜いてやったってのに、過労でトチ狂っておっんじまいますよ。まあでも、貸しつけたのは領民相手ですし、覇王の時みたいに切羽詰まって返さなきゃならんってわけでもない。


いざと言う時のための国庫の蓄えも確保しておきながら、月5万ずつの返済ってとこですかね。今アルポートは月に10万の財政収入がありますから、残りの5万で国のあれこれをやりくりしてって感じで。まあ、単純に計算すれば後20ヶ月もあれば完済できますよ」


リョーガイの現実的で実現可能な答えに、ユーグリッドはほっと一安心して息をつく。


「そうか、およそ2年ほどか。それなら俺も枕を高くして寝れそうだ。後はお主を少なくとも2年間、宰相の位で働かせれば借金を返せるというわけだ。アルポート王国が落ち着くまでは、お主に隠居などさせるわけにはいかない。


リョーガイ、アルポート王国の宰相としてこの国の財政を立て直せ。これがお主に下す王の新しい勅命だ」


ユーグリッドの押し付けがましい命令に、リョーガイはぼりぼり頭を搔きながらなおざりに返事する。


「ああ、はいはいわかりましたよ。どうせそれも破ったら死刑だっていういつもの紋切り型でしょ? わかってますよ陛下の考えることなんざ。だからこうしてやりたくもねぇ事務作業必死こいてこなしてんですよ俺は、あ~あ、こんなことなら宰相になんかならなきゃよかった」


リョーガイは当てこするように文句を垂れる。


だが主君はその反意なく従う新宰相の意志がわかると、満足そうに頷く。


「よし、後のことはお主に任せるからな。俺はこれからアルポート農園に行ってテンテイイに俺の世継ぎが生まれたことを報告せねばならぬ。テンテイイの奴とも随分と会っていない」


「やれやれ、覇王に毒食らわしてブッ殺したってのに、まだあんな金にもならねぇ農園に拘ってんですか? それにあの農園はもうテンテイイのものでしょう? 陛下にはあの農園をどうこうする権利なんて何一つありませんよ」


「ああわかっておる。俺も別に米が欲しくて行くわけではない。覇王を倒せた聖地を巡礼しておきたいだけだ」


ユーグリッドが意気込んで物見遊山ものみゆさんの意図を告げると、リョーガイは頬を乱暴に掻いて呆れ返る。


「ったく、陛下も相当身勝手な人ですねぇ。あんたにゃまだ王務の仕事が残ってるってのに。まあでもいいか。王がどっか遊びに行くってのも、アルポート王国がそれだけ平和ってことですからねぇ。俺ももうこの国が面倒事に巻き込まれる事件はごめんですぜ」


かつて反乱を起こそうとしていたリョーガイは国の平和を願い、渋々といった調子で王の外出を容認する。そして王との会話が途切れると、また紙面の山に顔を移した。もはや王がそこにいることすら忘れるほどに仕事に没頭する。


「ああクソぉッ!! ダイラスの奴また軍備の再建費を強請ねだってきやがった! 何回こっちに無茶振りすりゃ気が済むんだよっ! ありゃあソキンにも負けねぇくらい権勢に胡座掻いてやがるぜ!」


リョーガイが愚痴るのを背にしながらユーグリッドは政務室を出る。宰相リョーガイの仕事はまだまだ終わらない。


そしてユーグリッドは旅支度を整えた。

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