第66話
<前書き>
祝、10万字突破&応援数1000超え!
も、文字数に関しては微妙な段階での突破になってしまいましたが、、、それよりも応援についてです!
沢山の
これからも皆様に楽しんで読んで頂けるよう、頑張って書き続けていきますね!
あと、最近は十束の攻めが激しすぎますが、セーフで、、、セーフですよね⁉
「最近はお前の攻めが激しすぎる。」
「急にどうしましたか。」
もう習慣となった一緒の登校をしていると、突然先輩が言ってきた
「いや、、、なんか急にそう思ったと言うか、思わされたと言うか、、、」
「なにそれ怖いです、、、ま、私はそうは思いませんけどね。 寧ろ最近は穏やかになってしまっている気がします。」
「俺たちはずっと、このままの関係でいような!」
「暗に『これ以上攻めてくんな』と言ってますよね? ならもっと攻めてあげますよ。 カッコいい先輩も好きですけど、慌ててるカワイイ先輩も好きなので。」
「、、、お前さぁ、そういうことをすんなり言えるところがずるいぞ。」
「ブーメラン刺さってますよ。」
「えっ?」
「え? もしかして自覚してなかったんですか⁉」
「いや、身に覚えが無いんだが、、、」
何を言ってるんですかこの先輩は
今まで散々私をドキドキさせてきたというのに、、、
「ほら来ました天然タラシ! そーいうとこですよ‼」
「はぁ⁉ お前が可愛すぎるのがいけねぇんだろうが!」
「そ・れ・で・す!」
言い合いの最中にドキッとさせてくるの心臓に悪いです
先輩もようやく気付いたのか、段々と顔を赤くさせていった
「、、、確かに。 その、悪かった、急に大声出して。 それに、、、」
やっと自覚したみたいですね
「今までも結構そんな感じでしたよ。 無意識に惚気てる様子でした。」
「マ、マジか、、、ちょっと待って急に恥ずかしくなってきたんだけど。」
「今更変えたところでですよ。」
「うっわ〜、、、」
「通学路でしゃがみ込むのはあれですので、今までの自分を恥ずかしく思うのは教室でしてくださいね?」
「悶てる彼氏にアメをください。」
「今日は私の家に来てください。 自室で思いっきり甘やかしてあげます。」
「誘ってんのか?」
「誘ってますけど?」
「、、、」
さて、先輩の返答は
「まぁ、お邪魔するくらいなら別にいいかな。 というか、お前の母親に交際開始のことって伝えたのか? 九重や万丈には話したってことは聞いたんだが。」
ギクッ
「え〜と、それはですね、、、」
「まだ話してないんだな?」
「、、、はい。」
だって恥ずかしいじゃないですか、身内に男性と付き合い始めたって報告するの!
それにあの母と姉なら絶対にウザ絡みしてくるもん
「ご報告ついでに行くのも悪くないかもな。」
「わぉ、先輩が急に肉食に。 これはシャワーの準備をしておいた方がよろしいですかな?」
「単に遊びに行くだけだよ。 ご報告して、お前の部屋で少し休ませてもらったら直ぐ帰るさ。」
くっ、先輩を華麗に誘えるところだったのに、、、まぁでも先輩が来るというのなら、先にお母さんへ連絡しておいた方が良いね
とまぁこんな感じで、学校が終わり現在はマイホームへ帰宅途中with先輩
「これでお前の家に行くのは2回目か。 さくらは割とウチに来てるんだがな。」
「それは先輩がヘタれてるだけですから、、、まぁ行く回数が多いのは否定しませんけど。」
そう、私は初めて先輩の家に来たときから何回も訪れている
勿論お母さんには帰宅が遅れる連絡をして、和恵さんと一緒に料理を作ったり、それを食卓に上げてもらって先輩と晩御飯を食べたりしている
良妻になるためには、お母様に認めてもらうことと、たゆまぬ努力が必要なのだ
「でも先輩が来られる回数が少ないのは、単に先輩のヘタレのせいですけどね!」
「ぐっ、痛いところを、、、でも分かっちゃいるんだよ。 向こうも俺を受けいてくれそうな雰囲気なのも知ってる。」
「なら恐れることは何もありません! それに万が一身内が反対したなら、、、」
「反対したなら?」
「縁を切ってでも先輩を連れ去ります。」
「重い。 あとカッコいい。」
「ま、流石にそれは言いすぎですが、それぐらいの覚悟と想いで居ますよ。 私、先輩が大好きなので。」
「知ってる。 俺もさくらが大好きだよ。」
あ、またこの人無自覚で言ってるな、、、指摘してあげない方が良いか
「先輩が好きって言ってくれると、とても嬉しいです。 ありがとうございます。」
「あんまり言い過ぎると軽くなっちゃいそうだから、怖いところではあるな。」
「ならその度にどんどん愛を重くしていってくださいね♡ あ、勿論私も愛を重くしていきますよ。 先輩が逃げられないように、、、ね?」
「ヤンデレさんか?」
「うるさいです。」
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