第4話

「おはよう!ご主人様♡」


彼ピ、どお?可愛い?そっか!よかった♪これでキモイとか言われたら私大泣きしてたよ~。ん?いつもと髪型が違う?そうそう!昨日通話しながらメイドのこと色々と調べてたんだ!そしたらツーサイドアップが多かったから変えてみたんだ♪


(ぎゅむっ!)


朝から彼ピの腕を独占しちゃった♪


(すりすり)


うん、落ち着く。なにが落ち着くのかって?こっちのことだから気にしなくてもいいよ♪じゃあこのまま学校に行こー!



ん?彼ピ、コンビニに寄るの?コンビニでコーヒーとお菓子を買うの?コーヒーは自販機でよくない?お菓子は私が持ってるから大丈夫だよ。……それとも何?目当ての女性の店員がいるの?


違う?なら自販機でもいいよね?ほら、向かいの。……やっぱダメ。嫌な予感がする。彼ピ。学校で買わない?……ありがと。コーヒー奢るよ。


え?自分のお金で買う?彼ピ怒ってるの?私がワガママすぎたから?……違うの?じゃあ何で?奢られるのが好きじゃないだけ?ほんとに?……よかった。でも、今回だけは奢らせてほしいな。朝から私のワガママを聞いてくれたお礼に。持ちつ持たれつでいいと思うけどなって?いやいや、私が彼ピに一方的に持ってもらってるじゃん!もう!


あっ!そう言えば。今日は購買に行かないでね?お昼ご飯作ってきたから!なんで今のタイミングかって?……いいじゃん別に。言いたかったんだからさ。


ほら早く!信号が赤になっちゃうよ!


~学校の自販機前~


何買う?高いのでもいいよ?え?これ昨日飲んだやつだよね?高いのじゃなくていいの?ペットボトルだから?なるほど。こだわりあるんだね。


(ガコンッ!)


ねえ、提案なんだけどさ。私、作ってこようか?コーヒー。私の余ってるマイボトルに。そこまではさすがにいいって?私の負担が増えるから?増えないよ。彼ピに関することは全部負担じゃないよ。だって楽しいから。


楽しくてもダメ?うん、わかった。でも、気が変わったらいつでも言ってね?その時は私とおそろのマイボトルに入れて持ってくるから。


~教室~


あれ?今日はラノベ読まないの?私のことは気にせずに読んでもいいよ?今日は余韻に浸る日?なにそれwwおもしろwwそんなことやってるのは彼ピだけじゃないかな?まあ、個人の楽しみ方だからこれ以上言わないけどさ。


私も読めばわかるって?私の場合、活字を見ると寝るよ?数秒で。だから余韻に浸る以前の問題だよ?もちろん高校入試と高校の国語のテストの点数はヤバいよ!大きな声で言うことじゃない?てへっ♪


あっ!今思ったんだけどさ、彼ピに教えてもらえばよくね?国語のテスト点数いいよね?よしっ!テスト近くなったら勉強デートだ!勉強は1人でやる派?ふーん、彼ピは私が留年していいんだ。やるって?初めから言ってよ。もう。


やるからにはびしばしやる……?イチャイチャはするよね?頑張りと状況によってはありって?じゃあめちゃくちゃ頑張る!死んでも頑張る!あっ。死んだら頑張れないかww


勉強する場所はもちろん教室!いいよね?ラノベでは私の家でやるのがセオリー?ダメでーす。お家デートは高校卒業後に解禁でーす。残念でしたー。

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