まるで七枚の、それぞれあざやかな幻燈のような、不思議で、綺麗で、せつない景色。それらが終わればただ白い光、白いスクリーン。そこに君の残像は映るのだろうか。目をつぶれば、またあの木立のなかの君が映るのだろうか。