見えない敵ってゲームだと作り辛そうだよねあれ


ホ型世界で唐突に何者かの奇襲を受けた日の1日後、つまり翌日の朝。私は昨日の襲撃者を探す為、昨日からずーっと私を襲った人物を探していた。とりあえず昨日襲われた場所で立っているが、やはり痕跡一つ見当たらない。まぁそりゃあそうだ。幾ら数の暴力で探せるとはいえ、そう簡単に見つかる程相手も馬鹿ではないだろう。馬鹿なのだとしたら、あんな姿も音も気配も何も捉えられない力を作れるものかよ。


あれはどう考えても、慎重な人間だからこそ作り上げられるモノ。ありとあらゆる感知をすり抜ける想定でもしてなきゃ不可能だ。だって魔力感知すらすり抜けたんだぜ?まぁ元々ホ型世界に魔力持ちの人間はほぼ居ないが………だとしても、攻撃の瞬間に私の魔力の残滓くらいは付着している筈なのだ。


しかし、それすら感知できない。となればもう、あれはあらゆる感知をすり抜けるようになっているとしか思えない。


「恐らく、襲撃者は戦闘遊戯の参加者………」


今の所、私の中で推測はこれだけだ。ホ型世界には魔力がほぼ存在していない。となれば後は文明的に考えて科学分野によるモノとしか考えられず、しかしあらゆる感知をすり抜けるなど、ナノマシンによる改造によって身体能力やら魔術(と偽っているだけのナノマシンのプログラムっぽい)やらを使える人間しか居ないだろう。もしかしたら私のようなユニークスキル保有者の可能性はゼロではないが………そんな所まで考えていたら疲れるだけだ。まぁ一応考慮はしているが。


兎に角、敵は戦闘遊戯をしている人間だろう。それはほぼ確定と言って良い。となれば次は、一体どの人物が私を襲撃したのかを調べれば良いわけである。ふふ、戦闘遊戯の参加者を調べるだけで良いなら、後はもう数の暴力でどうとでもなるな!まぁもし違ってもこの惑星の全人類虱潰しにすりゃ良いだけだし、最終手段だが過程をスキップして情報を手に入れても良い。やりようは幾らでもあるんだよなぁ………


「権能でゴリ押しするのが最適解………まぁそれはそうですわよね」


毎度言っていると思うが、権能ってのはガチで万能だし、自分の権能の内なら全能にすら匹敵する。多少の得意不得意はあるが、これは決して不得意なモノが使えないという訳ではないし、得意なモノが使いやすいとかいうのではない。純粋に、権能のそういう使い方が最も適している、というだけだ。分かりづらいと思うので例を出そうと思う。


例えば、私が得意なのは悪魔の権能の中でも、特に"創造"に関する事を得意としている。しかしこれは、私がクリエイター的な適性があるからとか、私当人の性質に合わせたモノでは決して無い。私が悪魔を創造する事を得意としているのは、私に悪魔を生み出した逸話があるからである。そう、逸話。逸話なのだ。これが私の逸話なのである。


んー、そうだな。逸話というのは"神話"と言い換えても良いだろう。私は悪魔を無から生み出した過去がある。レイカという、本来生まれる筈のなかった子を生み出した逸話がある。だから・・・、私は悪魔を創造する事を得意としているのだ。それが私というそんざいを形成する神話の一部だから。


そうだなぁ。ほら、神様が由来のキャラクターって色々居るでしょ?太陽神とか雷神とか。でもさ、よく考えて?その神様達ってどうして太陽神とか雷神とかって呼ばれてるの?太陽神ならそりゃあ、太陽に関係する逸話があるから太陽神って呼ばれてるんでしょうけど。もしくは、太陽の存在そのものを擬人化した存在だからそう呼ばれてて、逸話はこれまでの太陽そのものが担ってるとか………まぁつまり、権能を上手く使えるのには、使えるだけの逸話があるって事だ。


勿論、私が作り上げた技術形態としての権能は自分の魂に刻まれた性質を具現化する手法なので、別に過去の逸話なんてゼロでも使えなくはないが………自分の魂に刻まれた性質だぜ?多少なりとも自分の性質の影響ってのは受けるもんだ。私はほら、イ型世界でもガチャで悪魔のキャラクターは排出され易かったよ?元ネタが72柱の悪魔とかのゲームだとマジで好きなキャラしか当たった事ないし。


ソフィアは私と違って生まれながらに権能を扱えたけれど、ソフィアの元になった逸話は吸血鬼の逸話だ。血液を持つ存在に対しての絶対的な支配権は、吸血された対象を支配する吸血鬼としての逸話からだろうし、吸血による回復、治療、強化、解析も吸血行為そのものの逸話が元になってるだろうし、血液を持つ存在へと概念的な特攻も、吸血鬼が捕食者で人間が被捕食者として扱われたが故のものだろう。


「まぁ………まずはうちの子で調べましょう。それが1番確実な気がしますわね」


ちなみに、逸話は権能を手に入れてからでも蓄積している。当たり前だ。神話の中に登場した神々だって神の状態で色々な偉業を成し遂げたりしてるでしょ?うちの子の中ならヘカテーとか凄いよ。神の力じゃ殺せない巨人を松明で殴り燃やしてるし。んで、そんな事をした逸話があるからヘカテーは神の力に対する耐性を無視出来る能力持ちの悪魔なんすよね。これ普通に凄いからね??


「んー………もっかい襲撃してくれないかしら………」


ぶっちゃけあの認識出来ない敵、戦っててめっちゃ楽しいんだよな………目で見えない、匂いを嗅げない、触れても感触がない、音も聞こえないのは当然で、生物相手なら普段から感じられる体温の熱も、そこにあるなら存在する筈の空気の流れも、微弱ながらも発している筈の電波も、存在そのものを保証している気配も、果ては時空間把握すら出来る権能展開内部ですら………マジで何も感じなかったんだよ、あの敵。


あの敵は弱かった。少なくとも、身体能力は悪魔としての私以下だ。けれどあの敵は、私のあらゆる感覚を潜り抜けて来ていた。私の権能による探知も出来なかった。それは驚くべき事ではあるけれど、ぶっちゃけやろうと思えばあの場でも敵の姿は認識出来ただろう。悪魔の権能ならただあの場を埋め尽くす量の悪魔を生み出すだけで拘束できるし、器用の権能なら過程をスキップして強引に情報を手に入れればそれで済む。


けれど、私はあの時にその手段を選ばなかった。そこまでの脅威には感じなかったからだ。実際、そこまでの脅威でもなかったし。まぁあれ完全に悪魔としての本能に従って動いただけなんだけど。むしろ勘で認識不可能な相手の攻撃を回避出来る私って凄くね?ガチで勘頼りだから次も回避出来るのか分からないっていうスリルが良いよね………当たったところで肉体が傷付くだけだったとは思うけど。


個人的には権能レベルであぁいう認識不可をして欲しいかな。だってそっちの方が絶対に楽しい。私の本能や勘すら効かない相手と殺し合い………くふっ、くふふふふっ!絶対そんなの楽しいじゃんね!敵が死んだのかどうかすら分からないからまず初手で逃げ出せないように四方を封じてからのオーバーキルが基本になりそうだけど、それでも包囲網を抜けられたらおしまいだしなぁ。過程のスキップしても情報なんか手に入らなさそうだし………ふふふふふふ。考えるだけで楽しくなって来ちゃう。


「多分、ナノマシンによる技術………なのでしょうけれど………」


一体どんな仕組みなのだろう。多分ナノマシンによる技術だから、やろうと思えばうちの子で幾らでも代用出来ると思うんだけどな。どうせなら技術だけ引っ張って来たいんだけど………でもなぁ、流石にナノマシンの管理は異星人共がやってるから、無闇矢鱈に技術を盗んでるとバレる可能性が………いやまぁ、別にバレてもどうせ異星人とか2秒で全部制圧出来るし問題は無いんだけど………そんなんやったら面白くないんだよな。


だって、それじゃ戦闘じゃなくて蹂躙じゃん。私がしたいのは互いに力を振るって争う戦闘であって、一方的に嬲るだけの蹂躙なんてお呼びじゃないんだよな。マジで誰か権能に目覚めて私と戦ってくれないかなぁ〜。イモータルとかは戦闘訓練って言って私と割と高頻度で戦ってくれるんだけど、でも当のイモータルは数で押すだけで完封出来ちゃうから………まぁ本人の技量がかなり高いから、イモータルとの権能封印しての格闘戦はちょっとしたオヤツ感覚で良くやるけど。


というかあれか。イモータルが権能レベルの何かを身に付ければ良いのか。どうせイモータルは不老不死だし、多分いつの間にか権能レベルの何かに目覚めてたりするだろう。それで数の暴力がどうこうできるかは分からないが。


………今思ったんだけど、イモータルの権能って何になるのかな。やっぱり不老不死?魔法少女の魔法って個々人の性質そのものだし………でもなぁ。イモータルってもう既に不老不死なんだよな………これ以上不老不死になってどうするんだろう。というかこれ以上の不老不死って………何?不老不死がノーコストになるとか?でもなぁ。ぶっちゃけ今でさえノーコストみたいなもんなんだよな。意味があまり無い。意味が皆無とは言わないが、わざわざする必要あるかなぁ………分からん。


「………権能………ねぇ………イモータルにも『SRO』をやって貰うとかが良いのかしら………」


実は最近気が付いたのだが、『SRO』を遊ぶ為のヘッドセット型悪魔をイ型世界以外の異世界で使っても、何の支障もなくA型世界へと赴くことが出来るらしい。ソフィアが魔法少女との戦闘訓練後に休憩って言ってニ型世界で使って問題無かったらしくて、それを機にうちの子が調べたんだけど、別にどの世界の何処に居ようが全然繋がったそうだ。


いやまぁ、システムの安全性を上げる為に時空間が断絶されようが絶対にA型世界へと繋がる仕組みにしたのは私だが、だからってここまで無法な性能をしているとは思わなかったんだよ。どっちかってーとこの機能は『SRO』のプレイ中に時空間断絶系の権能に目覚めた人の精神が断絶されないようにする為のセーフティだったからさ。まさか世界越しに起動出来るとは思ってなかった。だって異世界で売る気とかマジで皆無だったし………何ならゲームそのものの売り上げとか微塵も気にしてないし………唯一気にしてるのは、ゲーム内で権能に至った人が居るかどうかくらいだよ。


ちなみに、今のところゲーム内で発見された(勿論運営側の私とソフィアは除く)権能保有者は2人だけである。以前にも紹介した記憶がある『粘土』の権能持ち大学生の優也君と、割と最近覚醒したもう1人だけである。


その割と最近権能に目覚めた人物の名前は、赤羽 瑠奈あかばね るなちゃん。こちらは優也くんとは違って現役の女子高校生(1年生)で、なんとびっくり地下アイドルなのだとか。今年の春にグループを結成したまだまだ駆け出しなアイドルとしての自分を研鑽する為、現実の1日がゲーム内の10日という『SRO』内部世界の仕様を利用して、僅かな時間でもアイドルとしての訓練に明け暮れていたら………いつの間にか、権能に至っていたらしい。


優也くんもそうなのだが、アイドルである瑠奈ちゃんも負けず劣らずのエゴイストなんだよな。自己中心的とも言う。けれど、そのエゴは徒に他者を貶めるようなモノではなく、ただ己だけを見つめて目指す地点まで歩くだけのモノだ。そして勿論、私もソフィアもその内に入っている。これは別に褒めている訳でも罵倒している訳でもないが、私らは全員が全員、自分の意思を曲げないエゴイストだ。


ぶっちゃけ、私ら権能保有者に対してやーい自己中とかって罵倒してもそこまで否定はしないだろう。私は少なくともしない。だって言ってることは間違ってないし。むしろ自己中心的でエゴイストじゃないと権能なんてモノ、使える訳がない。


「イモータルはわたくしが異世界人なのは知ってますし………問題になりそうなのは、A型世界で魔法少女としての力を発揮出来るかどうか、くらいかしら………?」


でもまぁ、ぶっちゃけ出来そうではある。魔法少女としての機能は権能と同じように魂に由来するモノだし、そもそもの話現実の能力は持ち込める仕様になってるし。となれば割と何とでもなるだろう。少なくともイモータルなら自力で何とか出来ると思うし、そもそもA型世界は私がゲームと言い張っているだけの異世界である。外から見たらただの肉塊にしか見えない悪魔の球体の内側に構築された、本物の宇宙そのものなのだ。そんな世界なので、イモータルも問題無く魔法少女の力を扱えるだろう。多分。


「思考が逸れましたわね………今はとりあえず、謎の襲撃者を探して………どうせなら、イモータルにも『SRO』を紹介だけしておきましょうか。イモータルはゲームも良くやりますし………一応、ゲームの存在を他の人に伝えることは禁止にしておいて………」


まずは、謎の襲撃者を探し出して戦う。その時にその襲撃者からナノマシン技術を多少なりとも引き出し、もしも足りなければもう諦めて異星人共から直接知識を吸い出す事にする。全面戦争も考慮に入れておくが、ぶっちゃけ本気で争えば敵ではないので問題は皆無なんだよなぁ。


次に、『SRO』が異世界越しでも起動できるのか、うちの子を使ってちゃんと検証、確認しておく。これに成功した場合、イモータルへ興味があるならと『SRO』をプレイする為のヘッドセットを渡しておく。イモータルへ渡す方はついでなので、達成されなくても良い事とする。


後は………そうだなぁ。ここまで何度か異世界転移をしてきて思ったんだが、多分今の異世界転移の方法だと、恐らくはイ型世界と似たような世界にしか行けないんだよな。事実、今まで訪れてきたハ型、ニ型、ホ型、どの世界をとっても似たような社会、似たような惑星、似たような大陸、似たような人種………どこまで行っても、イ型世界に似ている世界ばかりだ。


そもそも今使ってる異世界転移は、元はロ型世界からイ型世界への安全な帰還を求めて作った魔法だ。私という存在に絡まっている"縁"を手繰り寄せ、転移先を極限まで絞るから、誤って向かう先の並行世界に飛ぶ、みたいな事が起きないようにしているんだが………恐らく、その"縁"を頼る転移のせいで、向かう異世界全てがイ型世界と似ているんだろう。


端的に言うなら、今使っている異世界転移の魔法は帰還用の魔法なのだ。正しい場所へ帰る為に作った魔法だから、知らない場所へ向かうのには心底向いていない訳である。まぁそりゃそうだ。自宅の方向へ向かうルートのバスだけに乗って無理矢理にでも目的地へ進もうとしてる、みたいな感じだものな。当然ながら似たような世界ばかりになるだろう。バスに乗ってもほんの少ししか離れられてないんだから。


という事は、私は今後の為にも帰還用ではない異世界転移の方法を作り上げる必要性があるのだが………ちょっと所ではなく難しいんだが??もう既に異世界転移と言えば元から使ってる帰還用の魔法ってイメージが定着しちゃってるから、単純に縁を手繰り寄せて使う転移じゃなくするってのも普通に難しいんですけど………?それに今使ってる帰還用の方のイメージを壊すと安全性が保証されなくなるから、私1人で新しい異世界転移の方法を一から構築する必要があるんですが………??


えぇ………?マジでキツいんだが………?既存のイメージを壊さず、それでいて望みの結果を出せるような、画期的で新しい異世界転移の方法………?そんなんあるなら全然カンニングとかしてでも知りたいんですけど………?!分からないから悩んでるんだよなぁ?!………いやまぁ、今すぐ必要って訳じゃないから良いんだけどね。特にこれと言って時間制限とか無いし。


まぁだからと言って直ぐに何かしらを思い付く訳も無く、思考の海の深い場所へと沈もうとした、その時。


「………あら、もう見つかったんですのね?」


私を襲撃した人物を発見したという報告が、うちの子から入って来た。想定より半日くらい早いな。探し始めたのついさっきだったんだけど………この惑星の人口と同じだけ偵察悪魔の子達を作ったのが良かったのだろうか?まぁ確かに1人が一つだけ確認すればそれでおしまいなのだからって作ったのは私なのだが………相手は認識出来ない相手だぜ?日常生活でも常に認識出来ない可能性ってのはある訳で。


だから想定では、とりあえず人類全員を確認して、それでも尚目標が見つからなかったらもう異星人共のデータベースっぽい所からナノマシンの情報を引き出して認識不可能な仕組みを探ろう………とか思っていたのだが。むぅ、思ったよりも迂闊な相手だなぁ。普段から認識不可能化を使っていたりしないのだろうか………


………いや、そもそも相手に権能の対策を期待してる方がおかしいのか。文字通りの神の権能、そんなモノの対策を真剣に考えている人間が、一体何処に居るというのか。もしかしたら厨二病の中学生とかなら真剣に考えているかもしれないが、基本的に厨二病の人って自分を最強にしがち(当社比)だからなぁ………どうだろう。


ちなみに、権能の使い手と対峙した時且つ、自身が権能の使い手ではない時の対処法としては、自我や自己を保つ事だ、というのがこれまでの実験で分かっている。理屈としては、権能が世界というテクスチャの上から自分の好きな概念という布を被せて好きな世界を構築する技術なので、その被せられた布を突き破る程の強烈で強大な自分自身を持って居れば、とりあえず自分だけを守る事は可能なのである。


まぁこれ、対処してる存在に直接的な干渉が出来ないだけで間接的な干渉なら無限に出来るし、権能に対抗できるレベルの自己があるなら権能が使えるレベルと同等と言っても過言ではないので、使い勝手は良くないというかぶっちゃけ皆無なんだけど………まぁほら、永続的な防御は無理だけれど、瞬間的な直接干渉を防ぐ事は可能だからさ。もしかしたら誰か使うかもしれんし………少なくとも私は使わないけど………だってどうせ権能が使える奴なら自然と防げるし………


あぁいや、思考を戻そう。兎にも角にも襲撃者を見つけたんだから、私のやる事はただ一つ。


「ふふっ………絶対に逃しませんわ………」


自分で言っておいてアレなのだが、なんかヤンデレの女の子みたいな台詞だよねこれ。ただ単純に逃走は許さないってだけなんすけど………つーか、こういう台詞は私が言うんじゃなくって誰かに言われたいんですけど!精神が病んじゃうくらい誰かに愛されるなんて普通に羨ましいんですけど!いやまぁうちの子でそういう性格の子を作れば良いんだけどさぁ………それはさ、違うじゃん。うちの子は私の子供とか孫とかそういう感じだから………


「とりあえず………拉致りましょうか」


襲撃者1名、ご案内でーす。

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