兄弟・姉妹間の仲が良い家と悪い家の違いって何だろう………環境?


マスターであるシャルティナちゃんと妹様であるマリエットちゃんに割と雑な扱いを受けつつお仕事をした日から2日後の8月8日。昼の仕事が終わって部屋でゴロゴロしていると、小さな足音が二つ。その足音は私の部屋の前で止まり、そしてノック。


『アオイさん、居ますかー?』


『アオイお姉ちゃん居るー?』


「あー………はい、いまーす………」


私が気怠げに返事をすると部屋の扉が開き、マスターと妹様が部屋の中に入ってくる。2人の服装は店の制服ではなく、恐らく2人の私服であろう白いワンピースの上に紺色の、フレアジャンパースカートだっけ?みたいなやつを着ている。うむ、制服姿でもう既に可愛らしいのに更に可愛らしい服装をしてくるとか。控えめに言って最高かな?


「アオイさん、お邪魔します」


「アオイお姉ちゃん、お邪魔するね」


「んー………」


私が適当に返事をすると、マスターの表情が渋い顔になった。


「………この人が本当に、あのテアなの………?」


「テアですよー………あー………」


「テアお姉ちゃん、人間の時はダメダメ」


「そうですねー………」


「………でも魔力の繋がりは感じるしなぁ………」


「そらそうでしょー………」


だってキングプロテア・スカーレットは私だもの。


「私達を助けてくれた時はあんなにかっこよかったのに………」


「一応変装だからねー。口調も性格も種族も姿そのものも変えまくった方が、本当の姿なんて全く分からないでしょー?」


「分からないけど………なんか、凄い複雑」


「アオイお姉ちゃんとテアお姉ちゃん、別人みたい」


「それでいいよー、それで。同一存在ではあるけれど、全くの別人だと思っていればそれでオーケー。その方が私の変装がバレにくくなるからさー」


自分1人だけでは信憑性が少なくても、他人を介してしまえば信憑性は底上げされる。マスターと妹様が松浦葵とキングプロテア・スカーレットの2人は別人って思っていれば、他者から見ても2人が同一存在であるという方程式は生まれない。1+1の計算式のイコールはいつでも2だけれど、独立した1同士が偶然側にあった所でプラスもマイナスも何もなければ計算にはならないのだから。そもそもの話、イコールという計算式が発生しなければ数字はただの数字に過ぎないのと同じである。


………いやまぁ、正直に言うなら私の側にいる人間関係も変身後に切り替える方が良いんだけどね?アリスの隣にいるアオイ=アリスの隣にいるキングプロテアという方程式が成り立つ可能性とか全然あるので。だからまぁ、悪魔状態の時にアリスと一緒に居るのってあんまり良くないんだけどね………そこまで徹底するのは流石に面倒だからやらない。というかそこで気が付かれるならなんかもう良くない?バラしても。それで何か不利益を被ったら終わりだけどな。


「お母さん、ただいまー!」


「!!、!!」


「あ、おかえり、レイカちゃん」


「レイカちゃん、おかえりっ!」


「おおー!マリーちゃんにシャルちゃん!ただいま!」


冒険者のお仕事である護衛依頼からやっと帰還した黒髪美少女の我が娘が、白髪と銀髪の美少女二人組なマイマスターと妹とはしゃぎ合う姿………うむ、そそりますね。小さな女の子同士の素晴らしき絡み合い………この光景はきっと何かしらの映像記録にしたら売れるだろう。主に幼女愛好家(優しめな表現)の人々に。MV風の映像記録より定点カメラ風の映像記録の方が売れそうなのはなんででしょうね………完全に偏見だけど。


「フェイちゃんも、おかえり!」


「うん、おかえり」


「!!、!!」


「フェイが2人ともただいまだって!」


マスターと妹様はフェイの姿が見える。しかし2人は加護持ちなのでもなければ、アリスのように何か特別なユニークスキルを有しているという訳でもない。ただマスターは私と契約して魔力の繋がりを得た事により、妹様は私の第二アップデートで生まれた魔力の繋がりにより、フェイの姿、即ち妖精の姿が認識出来るそうである。ただしあまり鮮明に見えると言うわけではなく、何か人型のモヤが浮いている、みたいな風に見えるんだそう。なんか割と前に服をあげてたような気がするのだが、なんか体の一部として取り込んでしまったのか服も見えなくなっているらしい。なんかその辺の話良く聞いてなかったので嘘かもしれない。私の耳はゴミかな?


「そうだお母さん!ちょっと悪魔の姿になって!」


「え、まぁいいけど………」


悪魔変転デーモン・トランスを発動して素早く姿を変え、服装も即座にメイド服っぽい店の制服からゴスロリの美しいドレスに変更される。


「ん、これでいいのかしら?」


「それでいいよ!じゃあこれ着て!」


そう言ったレイカが私に見せたのは一着の水着。クロスホルタービキニとかいうタイプの、前身頃から続く布とか紐とかを首の前で交差させた後、首の後ろで結んだりひっかけたりして固定するビキニタイプの水着だとかなんとかいうやつ。黒を基調として赤と金が縁に使われており、首で結ぶのは紐のタイプのものらしい。全体的な布面積はそこまで狭い訳でもなく、しかし広過ぎるという訳でもない適度な大きさだ。


で、なに?これを、着る?マジで言ってんの??


「………これ、着なきゃ駄目かしら」


「絶対似合うから!」


「まぁ、良いけれど………一応、娘のお願いですもの」


レイカが私に対してこんな風にお願いしてくるのってあんまり無いし、まぁ偶にはね。そもそも、あんまり着たくないなーっていう私の感情しか存在しないから断る理由も無いし。


「やったー!ありがとうお母さん!」


「どういたしまして」


とりあえず、レイカから受け取った水着をMICCミックに収納し、現在着ているゴスロリドレスとしゅぱって入れ替えて着替える。傍目から見たら服装が即座に変わるように見えるだろう。よっぽど動体視力が高くなければ私が裸になった瞬間など目視する事は無理だろうし、それでも尚見られる可能性があるというならドレスの下に水着を着用してからドレスを収納する方法を取るので。逆も然りだ。いやまぁここ室内だし、監視系の魔法が遠隔発動してる気配も魔力の反応も無ければ、虫や小動物のような室内に侵入できる使い魔みたいなのもUWASウワスの反応的にゼロの筈なので、あまりにも常識外な隠れ方や紛れ方をしていないならレイカとフェイとマスターと妹様以外に見られる余地は無いと思うけども。


「うわっ。もう、テアのその謎の早着替えはなんなんですか?」


「凄い!カッコいい!テアお姉ちゃん!私もやりたい!」


「この早着替えはただの魔法ですの。ですから、今からでも魔法の勉強をちゃんとやれば、大人になった頃には片手間にでも出来ると思いますわ」


「それ、魔法だったんだ………」


「むしろマスターは何だと思ったたんですの?」


「テアなら目にも止まらない速さで着替えるとかもできるかなー、って」


「それは流石に無理ですわね………」


それだけの速度で早着替えする、というのはどう考えても無理だ。最低でも私の発揮できる秒速300mというスピードの中で着替えようとしても耐えられる高耐久性のある服が必要である。良くて服の破損、悪くて服の残骸が周辺へグレネードのように飛び散って割と悲惨な状態になる可能性すら否めない。誰がそんな得にもならないマジックみたいな事をやるというのか。そんなんしたら私が全裸になってしまうのもいただけない。普通に恥ずかしい。


「それにしても………お母さん、似合ってるね………うん、良い。私の目利きは間違いじゃなかったんだね!今度みんなで海とか行こう!」


「まぁいいですけれど………」


海かぁ。海の生き物はなぁ、基本的にデカいんだよなぁ。地上だと巨大な生物は自重に耐えられなくなるからそこまで巨大化しないんだけど、海は海自体に浮力があるから割と巨大化するんだよなぁ。しかもこの世界魔法とか魔力とか普通に存在してるから尚更………なんかほら、ない?ゲームとかでも海の方のモンスターの方がデカイの。島みたいな大きさのクジラとか亀とか、巨大なイカとかタコとか、めっちゃ長くてデカいドラゴンとか………陸はさ、基本的にデカくなっても見つけやすそうじゃない?だからこの世界の人々も討伐したりなんとかしたり出来ると思うのよ。でもさ、海って横だけじゃなくて上下もめちゃくちゃに広いから………無駄に巨大化してそうだよね。ヤバそう。


いやね?私の攻撃魔法を使えば倒せはするよ?むしろあの過剰威力な攻撃魔法で倒せなかったらどうにもならねぇよ。ただね、ちょっと考えてみようか。まず落雷サンダーフォールだけど、あれ海とかの水場付近で使ったら普通に感電の可能性がありそうだから海で使いたくないよね。ただでさえ人間は水が多くて感電しやすくて、そこに加えて更に感電しやすい海水とか。ただの殺人コンボ何だよなぁ。それから光線フォトンレーザーだけど、こっちに至っては海上から海面に向かって撃ったら海底直撃して海底火山とか生まれそうじゃね?普段は冒険者ギルドの地下室で撃ってるからいまいち実感が湧かないけどさ、あそこの防御能力って、色々な条件があるとはいえ、あらゆる国の中でも上位に入るくらい凄いらしいから………まぁ私の魔法1発で沈むけど、むしろ本来なら魔法破壊しつつ直撃しやがる魔法をあれだけの被害で抑えられてるのはあの地下室だからなんだよ。マジで凄いのよ。普通に地下篭って魔法使ったら射線の先が全部消し飛ぶだけだろうし。


「シャルちゃんとマリーちゃんも一緒に海行こ!」


「うん!レイカちゃんと一緒に行く!」


「海、海かぁ。危険じゃない?」


「いざとなったらレイカとフェイの2人が何とかしますわよ」


むしろ何とかしてくれ。


「テアは?」


「………現場に行ってから考えますわ」


「それ絶対考えてないやつだよ!」


今のところは殴る蹴るしか思いつかないですね………












レイカに水着を着させられた日から3日後の8月11日。よくよく考えたのだが、レイカの手渡してきた水着ってあれキングプロテア用のやつだよなぁ、って。そうなるとミナとか店長さんとかと出かけるってなると使えないのだ。あの悪魔の姿は一応変装であって、無闇矢鱈に人前に出すものじゃない。特に知り合いに見せるようなものでもない。むしろ私=キングプロテアという事を知っている人は少ない方が良いのだ。だってさ?身内が洗脳されたり催眠受けたり魅了されたりして精神支配されたり拷問されたり尋問されたりして、その時に私とキングプロテアが同一人物って知ってたら話しちゃうじゃん。知らないなら知らないって言えるけど、知ってるとそうは言えないんだから。だからあんまり変装後の姿を見せるのは良くないんだけどね………


今のところ、私=キングプロテアという事を知っているのはアリス、レイカ、フェイ、マスター、妹様の5人だけ。正直これ以上私の変装について知っている人物を増やしたくはない。いざとなったら私の本体は悪魔の方だって事にするけども、それだけじゃどうにもならない事態とか普通にあるからな………そん時はそん時だけども。


「うむ、これでよし」


今日の私は放射線属性について詳しく調査をしていた。何せ使えるようにはなったが、一体どのような特性を持ち合わせているのかが深く分からなかったので。そうして調査した事によって発見した事柄はいくつかある。


まず一つ目、放射線属性は基本属性に分類されるという事。生み出して操作する魔法だから、恐らく間違いでは無いだろう。他の基本属性も大抵そんなもんなので。次に二つ目、放射線属性の性質が『崩壊』である事。色々と試していたらそういう感じの現象が起こったので多分こんな感じの性質だと思われる。今のところはこれくらいしか分かっていないが、この世界基準でつい1ヶ月くらい前に思いついた身としては素晴らしい成果なのではないだろうか?普通に褒めて欲しいなぁ………アリス辺りに。


「さて………」


今日やる事が無くなってしまった。いずれ放射線属性も使用した複合魔法を作ってみようとは思ってはいるけれど、今のところ特に何かアイデアがある訳でも無いので後回しにしておく。そんな簡単にアイデアが思い付いたら世の中はもっと素敵なものになっているに違いない。いやまぁ最低最悪な世の中になってる可能性も全然ゼロでもなければむしろ高確率だとは思うけど。


だって人間という存在は善も悪も兼ね備えた、矛盾ばっかりな愚かで矮小な種族だもの。その性質が善だろうが悪だろうが、実際に取る行動の善悪は性質とかけ離れたりするのだ。だから性善説とか性悪説とか言ったところで、きっとどちらも正しいのだから意味が無い。基本的に善なる存在だろうと悪行を成す人間もいれば、基本的に悪なる存在だろうと善行を成す人間も居る。だからきっと、人間社会の善悪なんてどちらにも簡単に傾くんだろう。だって、元から人間が形作るモノなのだから。


閑話休題。とにかく私は今暇なのだ。何か暇を潰せるようなものがあったりしないだろうか………本は紙媒体も電子媒体もどちらも一通り読みたいものは読み終わったので大抵が続き待ち、ゲームの方はスタミナ使い切ったりもう今日は飽きたりしてるので出来ない。スタミナとかいう概念の無い対人ゲームもあるにはあるが、私の性格的にそんなに連続してやれないので………つまりですね、何度も同じゲームしてると飽きるんですよ。忍耐力が皆無なもんで。


「ひーまー………」


暇だ。暇にも程がある。しかしこうして嘆いていても暇は潰せない。あまりにも退屈過ぎて世界を滅ぼす事に楽しみを見出してしまいそう………それか箸が転がっただけでクスッときそう。退屈は人を殺すとは良く言ったものだと思う。確かに私もそう思うからだ。昔の人が言った(筈)の言葉はなんだか真理のような気がしてくるからいけないが、言いたいことを理解できるし納得できるものも多くある。退屈は確かに人を殺し得るだろう。


例えば、だ。物を壊すことも物を動かすことも出来ない家に閉じ込められたとする。そこから抜け出すことは決して出来ないが、その中なら空腹感も睡眠欲も怪我も病気も何一つ存在しない。その代わりに何も出来ない………みたいな空間があるとして。もしそんな家の中に閉じ込められたら?その家の中では文字通り何も出来ないのだ。気が狂って死ぬことだって出来ない。物を壊し続けることも出来ない。己を喰らうことすら出来ない。出来るのは、ただその空間と家の中に存在するだけ。こんな極限空間に閉じ込められたとして、人間はどうなるか?きっと、退屈で心が死ぬだろう。狂い果ててしまうだろう。そしてその末に廃人と化すだろう。だからこそ、退屈は人をも殺せるのだと私は思っている。


しかし、そんな極端な状況などはそう簡単に存在しないのが現実だ。だからと言って退屈で死なないのかと問われたら、それもきっと違うだろう。本当の意味で狂い果てて廃人と化しはしないだろうが、ある程度正気を失ってしまう事なら普通に考えられる。そうしてその末で、狂い果てて死に至るのだ。退屈が、人を殺すのだ。退屈という病が直接人を殺すのではなく、退屈という現象が偶然にも人を殺すのだ。


「………駄目だ、この魔法はボツ………」


今ちょっとエグい魔法を思いついたがボツにする。あまりにも非人道的だと思ったからだ。まず前提として、人間の脳は感情という複雑な物事を演算する事すら可能な最強の演算機である事は知っているだろうか。少なくともその辺にあるパソコンよりは演算能力は高いだろうと私も思っている。まぁとにかく、人間の脳は高性能な演算機であると言う事だ。そして私はその事実を知って、一つ思い付いた魔法があるのだ。それは、対象と強制的に魔力的な繋がりを発生させ、人間の脳のみを膨大な演算機として魔力的に連結。そうして魔法の餌食になった人々の人数が増えれば増えるほど演算能力が上がっていく………っていう、非人道的な魔法をふと思い付いた。更に言うなら、魔法の餌食になった人は意識を失って植物状態になり、魔法の支配下から逃れたとしても演算機として食い潰し続ければ続けるほどに人格などへ影響すらあるかしれないという、あまりに非人道的なデメリットがあるのでボツにする。というか、他者に依存しすぎる魔法は魔法として欠陥品に過ぎるだろう。他人が居なければ使えない魔法は、ちょっと不安定過ぎて嫌。


私はゲームにおいて、確率発動のモノより常時発動のモノの方が好きだ。それは現実でも変わらない。確率系の運が絡むタイプのモノはダイスの女神クソビッチの気分によって使えたり使えなかったり不安定だから嫌いだが、常時発動系は確率発動系より効果自体は弱い事が多いものの、非常に安定しているから好きである。追加で言うなら、私はアクティブスキルみたいな能動発動のモノより、パッシブスキルみたいな受動発動のモノが好きだったりする。それは私のアップデート系の魔法を見れば分かるかもしれない。なんか効果内容がパッシブスキルっぽいのだ。まずはスマホの容量を増やす第一アップデート、次に自動防御の第二アップデート、自動毒物検知の第三者アップデート、ときて時間表示の第四アップデート、スマホ画面投影の第五アップデート、更には自動暗視と自動遮光の第六アップデート、スマホの充電量を増やす第七アップデート、転倒防止の第八アップデート、そして最後に魔力保管の第九アップデート。


これらのアップデート系の魔法は基本的に常時発動だ。私の意思によって任意での発動も可能だが、私が特に何をしていなくても勝手に発動し続ける魔法なのだから、私としては便利なパッシブスキルのようなモノであると認識している。というか多分、無意識的にゲームとかのパッシブスキルをイメージして作った可能性がある。そう考えると、MICCミックUWASウワスは任意発動が基本なのでパッシブスキルではないものの、効果的に考えるならゲームで言うところのインベントリとマップなのでゲームを元に作ったと言っても過言ではない。


「んー、ゲーム………」


今私が居るこの世界は魔法が存在している。そして、ゲームの理論を魔法で再現する事すら可能だ。だからこそ、私はゲーム内で便利そうなものがあった時、積極的に魔法にして再現しようとする。完成形が見えていてもそこに辿り着く理論が無ければ上手い具合に作れないので、その辺りの再現がちょっとばかし面倒ではあるが、完成した時の便利さは桁違いだろう。だから便利系の魔法を作るのやめられないんだよなぁ。ただ、個人の能力を数値化するタイプのよくあるステータスみたいな魔法だけは、能力の数値化の作業が確実に面倒なのが目に見えてるから絶対に作らない。誰かが作ってくれるなら嬉しいけど、流石に一人で作るのは無理。


私はその日、結局いつもと同じように外には出ずに過ごしたのでした。愚かですね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る