30話 清川先生との語らい




 期末テストまであと数日という大事な日、私は清川先生に呼び出しを受けた。


 やっぱりアレの事だよね?


 でも……清川先生は、酔ってはいたけど、私が好きって言っていたのよねぇ?


 私が呼ばれたのは、生活指導室。

 性活指導の間違いじゃないかしら?


「失礼します」


 ノックをして、生活指導室に入ると……清川先生が椅子に座っていた。


 可愛い……一瞬、小学生かと思うほど清川先生は可愛かった。


「入って頂戴?カレンちゃん♡」


「はい……」


 私は、一応後ろ手にカギをかけておいた。何が起きるか分からないからだ。


「呼ばれた理由は、分かっているかしら?」


 清川先生は、何時に無く真剣な顔をしていた。


「修学旅行の……あの事でしょうか?」


 私が、清川先生に修学旅行で清川先生とエッチした事ではないかと聞くと、違う答えが返って来た。


「カレンちゃん?貴方には不純異性交遊の疑いがかかっています」


 えええええ!?そっち?


「えっと……清川先生?私は、異性交遊などしませんよ?だって私は……」


「カレンちゃん?」


 私は、清川先生に近づくと……清川先生にキスしてあげた。


「ちゅ♡……先生みたいな可愛い女の子が大好きなんです♡」


 清川先生は、顔を真っ赤にして体を硬直させていた。


「え?」


「知ってますよ?清川先生?私が好きなんでしょう?」


「な……なんで……それを?」


「覚えていないんですか?先生……バスの中で私に告白してましたよ?」


 清川先生可愛かったなぁ……。カレンしゃん♡しゅきぃ♡なんて言っちゃって。


「ええ?そ、そうなんですか?私……どうしよう……」


 清川先生は、焦ったように下を向いて頭を抱えていた。だから、私は清川先生を安心させるように抱きしめてあげた。


「清川先生♡大丈夫ですよ?私も先生の事が大好きです♡私達の事は秘密にしまよう?私には保護者もいませんし……訴えられることはありません」


 私は清川先生を抱きしめながら、清川先生の可愛い頭をやさしく撫でてあげた。


「それに……私は異世界の人間です。こちらの法律は関係ありません」


 私の言葉に清川先生は安心したのか……私に体を預けて来た。


「カレンちゃん♡私は、貴方が好きです!大好きなんです♡……こんな先生でごめんなさい!でも……好きなんです!もう……この気持ちに嘘はつけないの!」


 そう言うと、清川先生は私を抱きしめて、熱烈なキスをしてきた。


「あむ♡……んん♡……んちゅ♡……ちゅ♡……ちゅぱ♡……れろ♡……ぺろ♡」


 舌が絡む大人のキス……。清川先生の舌が私の舌を絡めとる。


「んはぁ♡」


 私のスイッチは、完全にオンになってしまった。こうなっては、もう止まらない。


 私は清川先生の耳元で愛を囁いた。


「清川先生♡大好きです♡」


「カレンちゃん♡もう!しゅき♡だいしゅきぃ♡」


 清川先生の小さな手が、私の大きな胸を揉みしだいた。


「清川先生?私のおっぱいが好きなの?いいよ♡好きにして?」


 清川先生は、私と同じロリ体形で胸が無いように見える。でもよく見るとちゃんと可愛い胸をしているの。


 もう完全にこの部屋は、性活指導室になっていた。


 私の制服は胸の上まではだけて、大きなブラはホックを外されていた。

「ちゅ♡……んはぁ♡……ああん♡」


 清川先生の舌が、私の胸を刺激してきた。


「んあ♡……せん……せい♡……ああ♡……すごい♡」


 先生は、私の弱い所を正確に刺激してくるので、凄く気持ちいい。


 修学旅行で、私にイかされたお返しかしら?これではこっちが持たない。


 私は、お返しに先生の小さな胸を露わにして、可愛がってあげた。


「んあ♡……ああ♡……あふん♡……んああ♡……」


 小さくても先生の感度は十分だった。


「んん♡生徒相手に……こんなにしちゃって……」


 先生は、どこからか毛布を取り出して床に敷いた。

 最初からその気だったの?どうも用意が良すぎる気がする。


 いいわ。最後までしてあげる♡


「先生♡」

「カレンちゃん♡」


 私は清川先生に目で合図をすると、毛布の上で清川先生と絡みあった。



◇◇



 結局、清川先生とは最後までしてしまった。まさか私が清川先生に負けるとは思わなかった。でもすぐに巻き返したので、お互い満足のいく結果に終わったと思う。


 次は絶対にリベンジしてやるんだから。


「カレンちゃん♡大好き♡」


「清川先生……学校は危険ですから、今度は違う場所でお願いしますね♡」


 生活指導室なんて危険すぎる場所なのよ?バレたらどうするの?


「うん……ごめんなさいカレンちゃん……」


 先生は乱れた服を直しながら俯いてしまった。


「私、清川先生には学校を辞めて欲しくないんです……」


 私が先生を気遣った事を言うと、清川先生は私を抱きしめて感謝の言葉を紡いだ。


「ありがとう……カレンちゃん♡」


「清川先生♡」


「それじゃ……カレンちゃんのお家に行ってもいい?」


「え?」


 私は、その言葉に硬直してしまった。私の家には、私の彼女が5人も住んでいるのだ。


「異世界から来ているのよね?今は、どこに住んでいるのかしら?良かったら家に来る?」


「えっと、有り難いお言葉ですが……実は……」


 私は、清川先生に白状した。実は……彼女5人と住んでいますって。


「ええええええええええええ!!?ご、5人!?5人もいるの?」


「はい……すみません……」


 ついに、先生にバレちゃった。どうしよう?







あとがき


ここまでお読みくださりありがとうございました。

執筆の励みになりますので、続きが読みたい。

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