第5話 帰り道にて
前回のあらすじ
親友と帰ろうとしたら教室の前に姉がいた以上
「どうしてサラ先輩がいるの!?」
隣で驚いているのは桜、声がでかい
桜の声に反応して姉さんがこっちを向いて笑顔でこっちに来た、やばいかわいすぎる。
そんな心境を知る訳のない姉は「こんにちは」と隣にいる桜に挨拶をしていた。桜も「こんちゃ!」と挨拶をしていた。
「なんでここにいるの?」と姉に疑問をぶつけると
姉は「せっかく同じ高校なんだし一緒に帰らない?」と可愛いことを平然と言ってくる、本当に心臓に悪い。
「私が先に誘ったのにー」と不機嫌そうな顔をして私の腕に引っ付く桜に姉は少し不機嫌そうな顔で「私がいたらダメかしら?」と桜と睨み合う。
「3人で帰らない?」と私が提案すると
「春香が言うなら」「はるちゃんが言うなら」
と二人が睨み合いながらもOKをもらった。
正直なところ、桜がいないと帰り道どころではなくなってしまうから桜には感謝してる。
桜の家は私の家の2つ隣で親同士も仲が良く、
中学生になってからは減ったがよく一緒にご飯を食べたりもした。
そして帰り道、なぜか私の左手を握り上機嫌な姉と
右腕に引っ付く桜に挟まれながら帰ることになった
姉に左手を握られてるだけで顔が熱くなってしまう
すると右側から桜が「顔赤いけど大丈夫?」と聞いてくる。
その言葉に反応した姉がこちらを向いて「あら、本当に顔が赤いじゃない熱はないみたいだけど」と
おでこを合わせてから姉。
姉の顔が近すぎてさらに自分の顔が赤くなり、意識が飛びそうになら私を桜が「大丈夫?」と顔を右の方に向かさせながら手のひらで体温を測ってくれる
助かった、死ぬかと思った。
「大丈夫私は元気だから」と言うと姉は「何かあったら言ってね」と優しい言葉をかけてくれる。
その声をかけてる相手が自分に好意を寄せてるとも知らずに。
そんなやりとりをしながらも無事に家に着いた。
何故か終始、姉と桜は睨み合っていた。
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後書き
更新遅れて本当に申し訳ありませんでした!!
高校受験の方があってしばらく書かずにいました。
まだ全て終わったわけでは無いのでこの次のお話が出るまでかなり時間がかかるかもしれませんが待っていただけると幸いです。
また次のお話で会いましょう。さらば!
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