第9話 物語の型
カクヨムコン7の結果が出るまでは、コンテスト以外のネタを更新している月猫です。
一人で黙々と小説の書き方を勉強するのは寂しいので、ここに載せております。
今回は、物語の型というのを勉強しました。
昔に切り抜いていた記事を引っ張り出して読んでみると、小説はどんな書き方をしてもいいと言いながら、物語には型があると書いてあります。
ど、どういうこと? ここで、私の頭は少しパニック。
なんでも、昔ばなしは『物語』であって『小説』ではない。しかし、物語性のない『小説』は面白くないから、物語の型を知っておきましょうということらしい。
そして、物語の原型は「どこかに行って(欠落したものがあり)→帰ってくる(修復される)」だそうです。バリエーションはあれど、基本これ。
浦島太郎のように、竜宮城へ行って戻ってくる。
桃太郎のように、鬼が島へ行って戻ってくる。
欠落→修復の型は、鬼になった妹を人間に戻すという、あの有名なお話ではないでしょうか? あれは、復讐譚でもありますが……
この物語の型なんですが、いっぱいありすぎて私の脳みそを超えています(T_T)
1 サクセスストーリー
有名なお話では『シンデレラ』
サクセスストーリーでは、起承転結の「起」の段階で主人公を一度マイナスに
します。「転」で一度プラスになり、いったん落ちかけ再逆転というのが定番
のパターン。
最初から、主人公が大きなハンディキャップを負わされている場合もあり。
2 巻き込まれ型
主人公は、いたって普通。そして、普通の暮らし。
突然、事件に巻き込まれ奮闘する物語。
映画「逃亡者」がその典型なんだそうです。私、観てないけど……
3 空間限定型(グランドホテル形式)
場所を一つに限定して、主人公がそこに入って出てくるまでを描く。
孤島や山奥の山荘に呼ばれて行き脱出するパターンなど。
4 相棒もの
これは、わかりやすいですね。二人一組で事件解決、あるいは任務遂行。
凸凹コンビで描くと面白い物語。
5 旅もの
「肉親を探す」「失った何かを探す」など……
旅に出て、旅の終わりが物語の終結。
成功のポイントは、旅の目的をはっきりさせる。
どうしてもやるんだ! という強い意志を持たせる。
たどりつけそうで、なかなか到着できない。
こんな感じで、24もあります。
(24全部知りたい方がいたらコメント下さい。次回書きます)
ここまで書いて思いました。
型は知らなくてもいいや……。 とにかく書こう。そして、完結させよう。まずは、そこからだ。
ここで余談であります。
「52ヘルツのクジラたち」を書いた町田そのこさんは、最初はケータイ小説で小説を投稿していたそうです。読者さんの厳しい指導? のもと、小説の書き方が勉強になったと。
どうやら、厳しく指導してくれる読者さんと出会ると、小説の書き方がグンと伸びるようです。
「求む。小説メンター! どなたか私に小説の指導を‼」
本日の月猫の遠吠えでした。
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